れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ホオノキの花

2011-05-07 05:25:20 | 野の花日記

ホオノキ(朴の木)の花
<モクレン科・モクレン属>
別名(ホウガシワ)

山地に生える落葉高木。
花は枝先に上向きに開くので、下からは見えにくい。

葉は枝先に集まって互生し、倒卵状の長楕円形。

花は、芳香があり黄白色の大輪で花弁は6~7枚ある。
雄蕊は多数あり、花糸は紅色で葯は帯状の白色。
雌蕊は円錐状に多数つく。
萼片は淡緑紅色で3個。

果実は袋果が多数集まった集合果で長さ10~15センチになる。
熟すと裂けて2個の赤い種子を白い糸で吊り下げる。 

(俳句歳時記)夏
朴の花(ほほのはな)
<厚朴の花(ほほのはな)朴散華(ほほさんげ)>

 朴散華即ちしれぬ行方かな    川端茅舎

 朴ひらき大和に花を一つ足す   森 澄雄

 布裁つて一輪の朴にある時間  北原志摩子

 朴咲くとこころの鐘を打ち鳴らす 栗山秀代
  

 

 

 

 

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