れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヒトリシズカ

2013-03-28 11:19:09 | 野の花日記

ヒトリシズカ
<センリョウ科センリョウ属>

山地の林下や日の当たる草地に生える多年草
茎は数本から多数が直立。
数個の節にりん片葉を対生する。
茎の先に4枚の葉が輪生状に対生し、
白色で長さ1~3センチの穂状花序を1個立てる。
和名の一人静は子の姿による。
別名の吉野静は、吉野山の舞う静御前の姿にみたてたもの。
花弁は無く、
雄蕊の花糸3個が白く、長さ3ミリあり
水平に出る。


<俳句歳時記>春
一人静(ひとりしずか)
[吉野静・眉掃草(まゆはきそう)]

一人静ひるの鶏鳴かすれたり     鍵和田 袖子

聖処女の一人静の姿かな       平井 照敏

雨降るや一人静を花の名に      有働  亮

一人静花の先なる犬の匂ひ      金子 普

一人静ゼノン静止の内に立つ     加藤 郁乎

 

コメント
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