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れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ムラサキケマン(紫華鬘)

2013-03-29 05:29:11 | 野の花日記

ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>

平地や山麓の日蔭のやや湿ったところにはえる越年草。
和名は紫華鬘で、
華鬘は仏殿の欄間などの装飾具のこと。
全体がやわらかく
傷つけるとやや悪臭がある。
葉は2~3個羽状にこまかく裂け、
裂片はさらに深く切れ込む。
花は紅紫色、ときに白色。
長さ、1,2~1,8センチの筒状で先は唇形となり、
茎の先にびっしりと総状につく。
果は線状長楕円形で吊り下がる。

↓は白花



<俳句歳時記>春
華鬘草(けまんそう)

華鬘咲く野に一たまり牛の尿   秩父 仁兵衛

華鬘草手に浄土欲る胃の痛み  原子 公平

華鬘草咲けば晩年めきにけり   山崎 ひさを

膝ついて土やはらかし華鬘草   大石 悦子

コメント
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