れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

オニドコロ(鬼野老)

2020-12-06 07:50:30 | 野の花日記

オニドコロ(鬼野老)
<ヤマノイモ科ヤマノイモ属>
ヤマノイモに似るが、葉っぱが丸く葉が互生するので、
区別できます。
蒴果に3個の翼があります。
それは去年調べて覚えた事なのだが、なぜオニドコロ(鬼野老)
の漢字があてられるのか? 
疑問が残った。


野山に普通に見られ、他の植物などに絡まって伸びる。
葉は長さ5~12センチのハート形で先がとがる。
花は雌雄異株。


上は8月はじめに撮ったもので、
たぶん、雌花だと思います。
雌花は垂れさがり、上部から果実になって行きます。

雄花は薄緑色で小さく、上向きにつく。



果実には3つのひれがあるのが特徴。

似たもののヤマノイモの葉は対生し、零余子がつき、
ヤマノイモの根茎は食べられるが、
オニドコロは食べられない。

オニドコロ(鬼野老)の名は根茎が曲がって、
ひげ根が多い事からの連想による。
オニドコロの根は長寿を願ったとも、所(所領)の安堵を
願ったとも言われ、正月飾りになくてはならないもの
だったようで、古くは土古呂とか,都古侶などと表記されたそうです。

 

 

 

コメント
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