れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

テイカカズラ(定家葛)の実

2020-12-10 06:10:14 | 木の実

テイカカズラ(定家葛)の実
<キョウチクトウ科テイカカズラ属>
水色で印をつけたものが、テイカカズラ(定家葛)の実。
もう、殆ど実が風で飛んでしまい鞘だけが残った画像ですが。
藤原定家のお話が思い出されるので、
取り上げてみました。

式市内親王を愛した藤原定家は、亡くなった彼女のお墓に
定家葛となって絡みついたと言うお話で、
浄土の内親王はテイカカズラ(定家葛)除去を願ったと言う伝説が
能の「定家」に基づいてあるそうです。

テイカカズラ(定家葛)の花は垣根や林内によく見るので、
知っている人も多いと思いますが、これが実を見つけるのが
とても大変で、なかなか見つかりません。(私は)
ついでの話ですが、
キョウチクトウ科なので茎や葉を切ると有毒の乳液が出ます。
キョウチクトウの花はよく見ても、キョウチクトウの実を見つけるのは
また、大変です。(やはり、テイカカズラの実に似ます。)


まだ割れていないテイカカズラの実です。


鞘の先っちょに少し種子のついた綿毛が見えますか?

おまけは、紅葉の奇麗なメグスリノキ(目薬木)

 

 


灰色の樹皮を煎じて洗眼薬にするのでこの名がある。
別名チョウジャノキは、この洗眼薬で大儲けして長者になったとか?


 

 

 

 

コメント
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