▲ウマノスズクサ(馬鈴草)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
私の山渓のたぶん・・35年以上前の図鑑には、
土手や茶畑によく生える多年草のつる草とある。
一度だけ、里山を歩いていた時に畑のすみに
生えていたのを見たことがある。
先日、園芸品店で一株千二百円で売っていたのを見たけれど・・
買う気にはなれなかった。
和名は果実の様子が馬の首にかける鈴に似ている事による。
茎は長く伸びて周りのものに絡まる。
葉は卵状披針形で長さ4~7センチ、基部は耳状となり、質は厚い。
葉のわきから花柄を出し、花を横向きにつける。
萼はラツパ状で長さ3~4センチ、基部は球状に膨らみ
先端は斜めに切れた形で角状に尖る。
蒴果は球状で基部から6裂し、6本の糸状に裂けた柄で吊り下がる。
(実はこんなに何度もこの花を見ていながら果実を見たことが無いので・
今度こそ果実を見ようと思っている。)
▲以下・嫌いな方は要注意!
ジャコウアゲハの食草でこの花が咲いている頃は幼虫を見つけることが多い。
ジャコウアゲハの幼虫
▲ソクズ(蒴藋)の花と実
<スイカズラ科ニワトコ属>
川沿いなどに根茎を伸ばし群生する1,5メートルほどの多年草。
葉がニワトコに似ているのでクサニワトコとも言う。
古名はクサタズ、あるいは漢名の蒴藋(さくだく)が、変化したもの。
漢方では根や葉を、腫物、リューマチなどに使う。
ソクズの実は、オレンジがかった朱色になるが、色のつき始めは、
緑~黄色~オレンジ~朱色と色々な色が見られる。
色々な色が見れて愉しい。🌸
実のつき方もニワトコに似ています。
※昆虫コーナーは、セスジスズメ
朝、事務所に行ったらバタバタ音がするのでなんだろうと思ったら、
久しぶりのセスジスズメが部屋の中を飛ぶ音だった。
いつ?部屋に入ったのだろう??
※今朝のアカボシゴマダラの幼虫とアゲハの蛹
食欲旺盛💛
今日も元気でたくさん榎の葉を食べます♪
今日も変わらず触れるとイヤイヤします。
孵化にはもう少し時間がかかるかしら?
蛹の色が変わってくると孵化が解りますね。
俳句は秋の季語後の月(のちのつき)
十三夜(じゅうさんや)とも使う。
旧暦九月十三日の月、十五夜から1カ月あとになるので、
「後の月」(のちの月)と呼ぶ。
十三日目の少し欠けた月を愛でた。
十三夜古い写真にみんなゐる 照屋 眞理子