れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

オオスカシバに元気をもらう💛ヤブマメ(藪豆)・ツルマメ(蔓豆)・ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)・日記・俳句鑑賞

2023-10-10 11:30:29 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ヤブマメ(藪豆)
 <マメ科ヤブマメ属>
日当たりのよう乾いたところや日陰などにも生えるつる性の1年草。
茎は長く伸びて毛が密に生える。


葉は3出複葉で互生し、小葉は両面に毛がある。
花は淡紫色の蝶形で、豆果は長さ2~3センチある。


ツルマメ(蔓豆)
 <マメ科ダイズ属>
日当たりのよい野原や道端にふつうに生えるつる性の1年草。
蔓は褐色の細い毛が生える。


葉は3出複葉で互生。小葉は披針形茎のわきに紅紫色の蝶形の花を開く。

豆果は2~3センチで中に2~3個の種子が入っている。
今の大豆はこの改良品と言われている。


ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
 <マメ科アズキ属>
つる性の1年草で、黄褐色の粗い毛が目立つ。
葉は互生、3出複葉となる。
小葉は卵形または狭卵形で長さ3~10センチ、浅く3裂、
両面に黄褐色の長い毛がある。


葉のわきから総状花序をだし、淡黄色の花を咲かす。
豆果は線形で毛は無く、長さ4~9センチ、幅4ミリほどで、
6~14個の種子が、入っている。



<日記>
あの長かった暑い夏もここ数日はすっかり秋だ。
動くのにはちょうどいいのに、家で静かにしている。
いつもよりは少し遠出のお散歩ぐらいは楽しむ。
昨日は、最後のオオスカシバが籠の中でまだ白い粉を残したまま
羽化していた。今回は土を入れずにキツチンペーパーをちぎって少し
水気を含ませて茶色の蛹にかけてやったら、とても上手に
羽化した。冷え込みの雨の冷たい朝だ。
少し温まるまで、籠の蓋を開いて雨の降りこまない場所に置いた。

いつも、粉が落ちた後に出会うオオスカシバの羽化だったが、
今回は美しいまま、籠の中に入れて置いたクチナシの枝にとまっていた。


しばらくたっても、そのままなので部屋に入れて、
皿に砂糖水を作って、綿棒で飲ませてみたが・・
うまく飲めたかどうかは確かではない。
急にブンブンと音を立てて、飛び立った!
天井の隅にとまっている。ふわふわの糸でできたハタキで、
そっと捕まえて、玄関のトキリマメの葉に留めた。

やっぱり、生きる”って”素晴らしい!ってこと!
この美しいオオスカシバから教わった。
いい一日だった。

オオスカシバの卵


こんな小さな幼虫だった。

初めは3匹いた


前蛹




蛹から出た後


有難う♪オオスカシバ!

    《俳句鑑賞は冬の季語寒禽(かんきん)》
      冬の鳥などと使う。
      
      画像は鴨だけど・・

     山荘閉ざす寒禽に餌を残し   高野 公一
      公一さんらしい句で、大好きな1句です。

 

コメント (6)
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