▲ヤブマメ(藪豆)
<マメ科ヤブマメ属>
日当たりのよう乾いたところや日陰などにも生えるつる性の1年草。
茎は長く伸びて毛が密に生える。
葉は3出複葉で互生し、小葉は両面に毛がある。
花は淡紫色の蝶形で、豆果は長さ2~3センチある。
▲ツルマメ(蔓豆)
<マメ科ダイズ属>
日当たりのよい野原や道端にふつうに生えるつる性の1年草。
蔓は褐色の細い毛が生える。
葉は3出複葉で互生。小葉は披針形茎のわきに紅紫色の蝶形の花を開く。
豆果は2~3センチで中に2~3個の種子が入っている。
今の大豆はこの改良品と言われている。
▲ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
<マメ科アズキ属>
つる性の1年草で、黄褐色の粗い毛が目立つ。
葉は互生、3出複葉となる。
小葉は卵形または狭卵形で長さ3~10センチ、浅く3裂、
両面に黄褐色の長い毛がある。
葉のわきから総状花序をだし、淡黄色の花を咲かす。
豆果は線形で毛は無く、長さ4~9センチ、幅4ミリほどで、
6~14個の種子が、入っている。
<日記>
あの長かった暑い夏もここ数日はすっかり秋だ。
動くのにはちょうどいいのに、家で静かにしている。
いつもよりは少し遠出のお散歩ぐらいは楽しむ。
昨日は、最後のオオスカシバが籠の中でまだ白い粉を残したまま
羽化していた。今回は土を入れずにキツチンペーパーをちぎって少し
水気を含ませて茶色の蛹にかけてやったら、とても上手に
羽化した。冷え込みの雨の冷たい朝だ。
少し温まるまで、籠の蓋を開いて雨の降りこまない場所に置いた。
いつも、粉が落ちた後に出会うオオスカシバの羽化だったが、
今回は美しいまま、籠の中に入れて置いたクチナシの枝にとまっていた。
しばらくたっても、そのままなので部屋に入れて、
皿に砂糖水を作って、綿棒で飲ませてみたが・・
うまく飲めたかどうかは確かではない。
急にブンブンと音を立てて、飛び立った!
天井の隅にとまっている。ふわふわの糸でできたハタキで、
そっと捕まえて、玄関のトキリマメの葉に留めた。
やっぱり、生きる”って”素晴らしい!ってこと!
この美しいオオスカシバから教わった。
いい一日だった。
オオスカシバの卵
こんな小さな幼虫だった。
初めは3匹いた
前蛹
蛹から出た後
有難う♪オオスカシバ!
《俳句鑑賞は冬の季語寒禽(かんきん)》
冬の鳥などと使う。
画像は鴨だけど・・
山荘閉ざす寒禽に餌を残し 高野 公一
公一さんらしい句で、大好きな1句です。