コウゾ(楮)の実
<クワ科コウゾ属>
実はカジ(梶)の木の実と悩んでしまったが、
カジノキの葉のような切れ込みは無かったことと
(梶の木の葉も桑そっくりだったりして変形が多い)
コウゾがヒメコウゾとカジノキの雑種であると書いてあったことで、
コウゾだろうと思った。
写真だと判りにくいが、ヒメコウゾは実が小さい。
若枝は褐色で細く伸びる。落葉高木。
樹皮は非常に強い。
葉は互生し、長さ5~15センチの卵形または卵円形で先は尖り、
基部は丸くて浅い心形。
ふちに鋸歯がある。
表面は少しざらつく。雌雄同株。
6月頃、球形の集合果が赤く熟し、
甘みがあり食べられる。
樹皮の繊維から和紙を作る。
強靭でよく絡み合うので、強い紙を作るのに最適だと言われている。
これからの時代は紙を使う事も少なくなるだろうと思うと、
少し切なくなっても来る。
ヒメコウゾ(姫楮)
<クワ科コウゾ属>
写真では解りづらいが、実がコウゾと比べるととても小さいので、
すぐ解ります。
雨上がりで、実も鳥に食べられているようです。
<おまけ>
散歩の途中の公園の植え込みのシモツケの花に、
ゆったりと飛んでは止ったりしていた。
ミスジチョウ科のホシミスジではないかと思いますが、
間違っていたら教えて下さい。
ゆったり飛んでは、
葉にとまっていましたが、羽が傷んでいますね。
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