
イヌノフグリ(犬陰嚢)
<オオバコ科クワガタソウ属>
日本在来の植物で、今は数少ない。
早春に、小さくめだたない花を咲かせる。
目立たないなぁ~。
目を凝らさないと見逃します。
紅紫色の花の直径は1~2ミリほどで、
大きく開くことは無い。
まだ咲いたばかりで、寒いので葉が紫外線防止のため、
赤くなっている。
葉も小さく鋸歯の数が8個以下。
石垣や道端など、他の植物が生えにくい日当たりのよい、
乾いた場所を好む。
石灰岩地などに見られる。
右上の薄緑色の葉はハコベかなぁ。
茎は地をはうように伸びる。
ふぐりは陰嚢の事で、果実が犬の陰嚢の形に似る事から。
ちなみに、日本全国で見られる青い花のオオイヌノフグリは
帰化植物です。
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