れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブツルアズキ

2008-09-20 07:35:44 | 野の花日記
ヤブツルアズキ
(マメ科・アズキ属)

つる状の一年草。
葉は、互生し三枚の複葉となる。

図鑑には、黄褐色のあらい毛が目立つ・とあったが・・
気がつかなかった・・。

ただ、細長い豆果で、見分けられた。

黄色い豆科の花が、藪の中でも見つけやすい♪

三浦海岸にて。
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ススキ

2008-09-19 04:40:53 | 野の花日記
ススキ
(イネ科・ススキ属)
すすきは・・
すくすく立つ木(草)から、きているらしい。

古名の尾花は、花穂の形からきている。

「俳句歳時記」
 芒(すすき)
 薄・尾花・花芒・穂芒

 行き行きて路山に入る芒かな      会津八一

 芒野に風では消えぬ村一つ       斉藤一湖

 をりとりてはらりとおもきすすきかな  飯田蛇笏   
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シラヤマギク

2008-09-18 07:19:32 | 野の花日記
シラヤマギク
(キク科・シオン属)

山地や丘陵によく見られる。

もう、いつだったか忘れたくらい前に、
シラヤマギクを庭に植えた。

我が家の土が気に入ったのか・よく増えて毎年楽しみに見ている。

今年は、手入れを怠っているせいか・・
ひょろひょろと、一本のみが見つかった。

それでも、蕾はたくさんつけてくれているので、ほっとしている。

我が家の彼岸花も咲きだした。
雨があがったら、
写真を撮ろうと思う。
コメント (2)
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オナモミ

2008-09-17 05:18:02 | 野の花日記
オナモミ
(キク科・オナモミ属)
幼い頃、よくこの実を投げて、
洋服につけては遊んだ。

イガイガが、よくついて、落ちないのが楽しかった。
東京では、
殆ど見なくなった。

これは、三浦海岸にて撮ったものです。

友人の背中に、
つけてやったら、帰りまで知らずにいたのを、思いだします。

「俳句歳時記」
 耳(おなもみ・をなもみ)
   巻耳(おなもみ)

 をなもみうつ前ゆく大き父の背へ   小間さち子
  
 それぞれの胸にをなもみうすみどり  大島夕子

 
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ミヤコグサ

2008-09-16 04:40:34 | 野の花日記
ミヤコグサ
(マメ科・ミヤコグサ属)

道端や芝生に生える。
本来は初夏に、黄色いマメ科の花を咲かす。
群生している事も在る。

以前はたまに見つけたものだが、
この頃は見つけることが少ない。

これは三浦海外にて。

「俳句歳時記」夏
 都草(みやこぐさ)
   (黄金花(こがねぐさ)・烏帽子草(えぼしぐさ))

    みやこぐさの名もこころよくねころびぬ  大野林火

    溝こえてここより宮址都草        岩鼻十三女

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ヤマブドウ

2008-09-15 05:04:39 | 野の花日記
ヤマブドウ(山葡萄)
(ブドウ科・ブドウ属)

山地に生える落葉つる性植物。
巻きひげを出して他の気に絡みつく。

目立たない小さな黄緑色の花を多数つける。
葉っぱは、互生して丸い互角状の心円形をしている。

果実は、小さな房になり黒く熟すと食べられる。
画像は、三浦半島にて。

「俳句歳時記」
 山葡萄(やまぶだう)
 
 山葡萄からめる木々も見慣れつつ  星野立子

 大つぶに降ってやむ雨山ぶだう   皆吉爽雨

 山葡萄地に枯れ微音伝え来る    大林清子


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ノブドウ

2008-09-14 06:30:38 | 野の花日記
ノブドウ
(ブドウ科・ノブドウ属)
山野によく生える雑草にちかいつる性の多年草。
夏に緑色の小さな目立たない花を咲かせる。
実になると、
虫癭(ブドウタマバエや、ブドウトガリバチの幼虫が果実に寄生する。)
となって、
白・青・藍・紫・ピンクなど彩の美しい食べられない実となる。

毎年、この彩を楽しみに待っています。

「俳句歳時記」
野葡萄(のぶどう・のぶだう)
 蛇葡萄
俳句歳時記には、出ているものと出ていないものがあり、
句は掲載されていなかった。
季寄せに、句を見つけたので載せておく。

  野の葡萄露を持ちゐて野の色に  橋谷田愛子

  野の葡萄ほろびの櫛のいろをもつ 北原志満子 
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吾亦紅(ワレモコウ)

2008-09-13 07:22:48 | 野の花日記
ワレモコウ(吾亦紅)
(バラ科・ワレモコウ属)

山野に、はえる多年草。
枝先に暗紅紫色の円筒状の直立した花穂をつけ、
花弁はなく萼片が無数に集まって
咲いているのが愛らしい。

葉は、縁にあらい鋸歯がある。

秋の野に咲いているのを見つけのが楽しみです。
これは、三浦海岸の剣崎燈台への細い道で見つけたものです。

「俳句歳時記」
 吾亦紅(われもかう)
      吾木紅(われもこう)


  見せばやな草の中なるわれもかう   野坡

  吾亦紅火を焚きて山あたたむる   日比俊一

  吾亦紅摘みてその野に失くしけり  田川信子

  吾亦紅言交さねど母があり     星川木葛子



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ツリガネニンジン

2008-09-12 04:37:41 | 野の花日記
ツリガネニンジン
(キキョウ科・ツリガネニンジン属)

これは、昨日三浦半島に遊びに出かけたとき、
剣崎燈台の道で、見つけたものです。

群生していて、感激。
以前は、
山や里で見つけたものだったが・・
久しぶりに出会えて何よりも嬉しかった。

「俳句歳時記」
 釣鐘人参
  紗参(じゃじん)

 歳時記を4冊調べたけれど・
説明はあっても・
句は掲載されていなかった。

花は愛しいくらいきれいなのだが・・
名前が、使いづらいのだろう・・。
 


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サンショの真っ赤な実

2008-09-11 05:01:29 | 野の花日記
サンショの真っ赤な実

始めは青い実だったのが、今は綺麗な紅色に染まっている。
これがはじけると、なかから黒い種が出てきます。

「俳句歳時記」

山椒の実
(実山椒・はじかみ・蜀椒)

 みんな洟垂れ雁のはなしと山椒の実   野呂田 稔

 故郷は遥かで山椒は小粒です      山本 敬子
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