れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イチリンソウ

2012-04-18 09:51:33 | 野の花日記

イチリンソウ
<キンポウゲ科・イチリンソウ属>



落葉広葉樹林のなかや山麓の土手などにはえる多年草。
葉は二回三出複葉で、
小葉は羽状に裂ける。
茎葉の間から1本の長い柄を出し、
先端に径4センチほどの白い花をつける。
花びら状の萼片が5~7個あり、
薄紫を帯びることもある。
花弁は無い。
和名は一輪草で、
花をひとつだけ咲かせることによる。

(あ~薄紫のイチリンソウってみたいなぁ~♪)

↓はニリンソウ

 

<俳句歳時記>春
一輪草(いちりんさう)
<一花草(いちげそう)裏紅一花(うらべにいちげ)>

  手にのせて風も小さく一鱗草     きくち つねこ

  うちとけて一輪草の中にゐる     古館 曹人

  いちりん草湧水とあり汝が黒髪    安西 篤

  風音は沼の底より一輪草       加藤 典宏

  一輪草一つといふは潔ぎよし    山崎 ひさお




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ハナミズキ

2012-04-17 06:06:31 | 野の花日記

ハナミズキ(花水木)
<ミズキ科・ミズキ属>
別名(アメリカヤマボウシ)


今年も、
もうハナミズキが咲きだした♪



花弁のように見えるのは総萼片
幹には多量の水分が含まれている。

<俳句歳時記>夏
 花水木(はなみずき)
<水木の花(みずきのはな)>

  真昼間の空を押し上げ花水木     伊藤 敬子

  
鳩を見てをれば妻きて花水木     石田 波郷

  花みづき川は疲れて芥溜む      角川 源義

  水木咲き枝先にすぐ夕蛙        森 澄雄

  

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橡の木の花芽

2012-04-16 07:27:00 | 野の花日記

橡の木の花芽

 写真を撮った時は、
解らなかったが・
もう、花が咲いていたのだ。
これはベニバナトチノキの花

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ヒメウツギ

2012-04-15 05:44:22 | 野の花日記

ヒメウツギ(姫空木)
<ユキノシタ科・ウツギ属>

山地の岩上などに生える落葉高木。
樹皮は短冊状にはがれ、灰褐色になる。
髄は中空で、
葉は対生、長楕円形披針形で先はとがり、
縁に細鋸歯がある。
質はやや薄く、両面に星状毛が散生する。
5~6月
狭い円錐花序をだし、直径1~1,5センチの白い花をつける。
花弁は5個。
雄蕊は10個で花糸に1対の角がある。

<俳句歳時記>春
卯の花(うのはな)
<花卯木(はなうつぎ)山卯木(やまうつぎ)空木の花(うつぎのはな)>

  卯の花やぴりぴり青き山の水     村沢 夏風

   鉄路踰ゆる卯の花月夜ありにけり  藤田 湘子

  空病みて川かなします花うつぎ    岡本 瞳

  夕心旅心めき花卯木          高田 風人子

 


 

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ザイフリボクの花(これはアメリカザイフリボク別名ジューンベリー)

2012-04-14 07:40:22 | 野の花日記

ザイフリボクの花
(これはアメリカザイフリボク別名ジューンベリー)
(采振り木)
別名(シデザクラ)

この頃よく庭木に見られる。
本来のザイフリボクではなくて、
アメリカザイフリボクだ。

赤い実が愛らしいのだ。

 

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イチョウの新芽

2012-04-13 06:08:19 | 野の花日記

イチョウの新芽

なんだか・・愛しい
こんな小さな命・

イチョウの花吹雪に
新宿御苑に逢いに行きたいと思った。

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コブシ(辛夷)の花

2012-04-12 05:37:04 | 野の花日記

コブシ(辛夷)の花
<モクレン科・モクレン属>
別名ヤマアララギ・コブシハジカミ

山野に生える落葉小高木。
葉は広倒卵形で、裏面は淡緑色。

3~5月、
枝先に芳香のある白い花を開く。
花の下に葉が1個つくのが特徴。
花弁は6個で基部は紅色を帯びる。
萼片は3個で小さい。

集合体に瘤が多く長さ5~10センチ。
9~10月に熟すと袋果が裂け、
赤色の種子を白い糸で吊り下げる。

ちなみによく似た花にタムシバがあるが、
花の下に葉が無い。
タムシバは花が少ない


<俳句歳時記>春
辛夷(こぶし)
<田打桜・姫辛夷・花辛夷>

 朝の辛夷あきらかにひとりは船長   森下 草城子

 空蒼し風をこぼしてこぶしの芽     河野 南畦

 辛夷咲く方へ方へと湖の皺          黛 執

 雪渓に散りて色なき辛夷かな       西本 一都


  

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キクザキイチリンソウ(キクザキイチゲ)

2012-04-11 07:18:57 | 野の花日記

キクザキイチリンソウ(キクザキイチゲ)
<キンポウゲ科・イチリンソウ属>

山地の林の中などにはえる多年草。
花茎は高さ10~20センチで、
上部に三枚の苞葉が輪生し、三出複葉。
小葉は羽状に裂ける。

早春の
雪解けにその苞葉の間から
花柄を伸ばして、白や淡紫色のの花を付ける。

日が当たると開いて、
夜や雨の時は閉じている。

  

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カラスノエンドウ

2012-04-08 13:50:18 | 野の花日記

カラスノエンドウ
<マメ科・ソラマメ属>

マメ科の越年草。
山野や路傍に普通に生える。
葉は互生し先端は巻きひげになる。
春、
葉腋に紅紫色の小花を咲かせ、
のち小さい莢をつける。
のちに黒く熟し、中には5~10個の種子がはいっている。

他に似たものにヤハズノエンドウ、
小さなスズメノエンドウなどがある。

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ウグイスカグラ

2012-04-07 04:51:19 | 野の花日記

ウグイスカグラ
<スイカズラ科・スイカズラ属>
別名ウグイスノキ

山野に生え、
よく分岐する落葉低木。
樹皮は縦に裂けてはがれ、灰黒色になる。
葉は対生し、
広楕円形または倒卵形で無毛、
裏は帯緑白色。

花は、
本年度の葉腋から長さ1~2センチの花柄をだし、
淡紅色の花を普通1個まれに2個下垂する。
花冠は長さ1~1,5センチの細い漏斗状で
先端は5裂して平開する。

液果は直径1センチの楕円形で6月に赤く熟す。

赤い実が愛らしい

 

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