れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ミゾソバ(溝蕎麦)

2018-10-19 07:36:14 | 野の花日記

ミゾソバ(溝蕎麦)
<タデ科イヌタデ属>
田の畔や林の縁、河原などやや湿り気のある場所に群生する。


ソバの花に似て溝に生えるので、
ミゾソバの名前がある。
また、葉の形が牛の顔の形に似ているので、
ウシノヒタイと言う別名もある。

葉は互生し、表面に八の字形の斑紋ができることがある。

茎は下部が地面を這い、上部が立ち上がって草丈30~100センチになる。

茎には棘状の毛が下向きに生える。
枝先に10~20個の小さな花が金平糖のように集まって
咲き、色は白から紅色まで変異が大きい。

 

別名ウシノヒタイの元になったミゾソバの葉は、
毛が生えていて触ると柔らかい感じがする。
葉と葉裏の葉脈上には棘がある。

 

 

 

 

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アキチョウジ(秋丁子)

2018-10-18 07:45:20 | 野の花日記

アキチョウジ(秋丁子)
<シソ科ヤマハッカ属>
産地の木陰に生える60~90センチの多年草。

葉は対生し柄があり、狭卵形。
まばらに毛があり先端は尖る。



茎の先や葉のわきから花穂を出し、
細毛のある短い花柄の先に青紫色の唇形花をつける。

花冠は長さ1,7~2センチ。
萼の上唇は3裂し、裂片の先は鈍い。



下唇は2裂する。

和名は秋丁子(アキチョウジ)で、
秋に丁子形の花を開くことに由来する。

今年はたくさん咲いていた。
赤塚植物園にて。




 

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ジョウロホトトギス(上臈杜鵑草)

2018-10-17 07:40:17 | 野の花日記

ジョウロホトトギス(上臈杜鵑草)
<ユリ科ホトトギス属>

 


上臈(ジョウロウ)と言うのは上品な・と言う意味だそうです。
四国の太平洋側の地域に生える種類で、
産地の湿った岩場やや崖に見られる。

 



釣鐘形で明るい黄色で長さ5センチほどの花を、
葉のわきに1~2個咲かせる。

 

 

内側に赤紫色の斑点が多数あり、
質は厚くて蝋を塗ったような光沢がある。

 

葉は幅広く、毛が生えている。
茎は長さ40~100センチ、弓なりに伸びて垂れ下がる。

キイジョウロホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)に似ている。

 

 



 


 

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ナツハゼ(夏黄櫨)

2018-10-16 05:56:13 | 野の花日記

ナツハゼ(夏黄櫨)
<ツツジ科スノキ属>

山地や丘陵に多い。
私の庭が広くて・木を植えてもいいと言われたら、
ナツハゼ(夏黄櫨)を植えたい。
でも、東京だと綺麗に紅葉しないからなぁ。

高さ2~3メートルになり、よく分岐する落葉低木。
葉は卵状楕円形で長さ4~6センチ。
ふちと両面に荒い毛がある。



5~6月、
本年度の枝先に長さ約6センチの総状花序をだし、
淡黄褐色の花を多数開く。
花冠は長さ4~5ミリの鐘形で5浅裂する。
雄しべは10個。苞は披針形。

これは7月のナツハゼの実
液果は径7~9ミリの球形で萼の後が大きく、
黒褐色に熟す。

本当はこんなふうに紅葉して、
ナツハゼの実がなってる風情が大好きだ。

液果は酸味があり食べられる。



 

 

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ゲンノショウコ(現証拠)

2018-10-15 03:22:31 | 野の花日記

ゲンノショウコ(現証拠)
<フウロソウ科フウロソウ属>

下痢止めなどの民間薬として有名。

多摩緑道にて。



高さ30~50センチになる多年草。
葉は掌状。

花は7月から10月、
東日本では白、西日本では赤花が多い・と、
図鑑に書いてあるが、この頃は両方見られるようだ。

弾けた実の形が神輿(みこし)のようになるので、
別名ミコシグサ(神輿草)とも呼ばれる。

弾けた実の形。

 

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センナリホウズキ(千成鬼灯)の花と実

2018-10-14 05:12:53 | 野の花日記

センナリホウズキ(千成鬼灯)の花と実
<ナス科ホウズキ属>


私が初めて知ったのは、
もう無くなってしまったが、近くの緑地で
畑をやっておられた方の荒地によくはえていて、
これがセンナリホウズキだと教えてもらった。



だから・とても懐かしい。
茎ははじめ直立し、のちに横に枝を広げ、
高さ20~60センチ。




葉は互生し卵形で長さ2~6センチ。
花期は8~10月。

花は葉腋に単生し、短い柄があり、
花冠は球形で黄白色で、内面中央に紫色の斑がある。

 

我が家のプランターに咲いてるセンナリホウズキだが、
虫に食われている葉は摘みました。

 

 

 


 

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スズラン(鈴蘭)の実

2018-10-13 05:58:39 | 野の花日記

スズラン(鈴蘭)の実
<ユリ科スズラン属>
山地や高原の草地に生える多年草。
庭によく植えられる。

スズラン(鈴蘭)は君影草とも呼ばれるが、
花が終わって実をつける事は少ない。
花は可憐だが、有毒植物だ。

葉は卵状楕円形で、普通は2枚が鞘状になっている。

液果は球状で赤く熟す。

これはたぶんドイツスズランの実かなぁ・。
家で静かに過ごしているので、
花や木の実に出会えていない。


 

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ヒイラギモクセイ(柊木犀)

2018-10-12 07:53:58 | 野の花日記

ヒイラギモクセイ(柊木犀)
<モクセイ科モクセイ属>
ギンモクセイとヒイラギの雑種で、
庭などによく植えられる。
常緑小高木。

キンモクセイの香りより、
やさしい上品な匂いがします。

樹皮にはコルク質のこぶがある。
葉は対生し、長さ5~12センチの楕円形で先端は尖り、
ふちには棘状の鋸歯が8~10対ある。
あつい革質だが、表面の光沢は少ない。

10月頃、葉のわきや枝の先端に芳香のある白い小さな花を束生する。
花冠は直径8~10ミリで4深裂する。

上はヒイラギ(柊)で、花の裂片がくるりと反り返るので、
違いが解ります。

 




 

 

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ゴンズイ(権萃)

2018-10-11 05:56:12 | 木の実

ゴンズイ(権萃)
<ミツバウツギ科ゴンズイ属>
山地に生え、高さ5~6メートル、
大きいものは8メートルになる落葉小高木。

樹皮は黒緑色で灰褐色の皮目が多く、
縦に不規則な割れ目が入る。

小葉は長さ4~9センチの狭卵形で、ふちには細かい鋸歯がある。
5~6月、枝先に円錐花序を出し、
直径4~5ミリの淡黄緑白色の花を多数開く。

果実は半月状の袋果で赤く熟して裂けると、
光沢のある黒い種子が現れる。

名前の由来は、
棘があるため役立たない魚(ゴンズイ)と、同じで
材がもろく役に立たないことから。
魚のゴンズイはネコも知らんふりして近づかないこと。
樹皮の模様が魚のゴンズイの体表の柄に似ているから。

 

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ミズヒマワリ(水向日葵)

2018-10-10 09:09:17 | 野の花日記

ミズヒマワリ(水向日葵)
<キク科ミズヒマワリ属>
中南米原産の多年生草本。
抽水生水生植物。
河川などの水中や水際に生息する。
私は初めて見ました。
用事で白子川近辺まで足を延ばして、散策中に、
橋の上から群生しているのを見つけました。
名前が解らないので「教えてGOO」に投稿して
教えて頂きました。



高さ50~100センチになる。
葉は卵状披針形で、先が尖り光沢がある。

茎の頂に円錐花序をだし、
白色の小さな球状頭状花を密生してつける。

栄養繁殖で広がり、花が咲き終わると萎れて枯死し、
ほとんど結実しない。

ちぎれた茎や葉から容易に幼植物を再生する。
成長が早く、大きな群落を形成し、
大繁茂して在来種を駆逐したり、
水の流れを妨げる恐れがあるそうだ。


私のデジでは橋の上からだったので、
ここまでしか撮れませんでした。
初めての出会いだったので新鮮でした。

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