ミゾソバ(溝蕎麦)
<タデ科イヌタデ属>
田の畔や林の縁、河原などやや湿り気のある場所に群生する。
ソバの花に似て溝に生えるので、
ミゾソバの名前がある。
また、葉の形が牛の顔の形に似ているので、
ウシノヒタイと言う別名もある。
葉は互生し、表面に八の字形の斑紋ができることがある。
茎は下部が地面を這い、上部が立ち上がって草丈30~100センチになる。
茎には棘状の毛が下向きに生える。
枝先に10~20個の小さな花が金平糖のように集まって
咲き、色は白から紅色まで変異が大きい。
別名ウシノヒタイの元になったミゾソバの葉は、
毛が生えていて触ると柔らかい感じがする。
葉と葉裏の葉脈上には棘がある。