れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

セリバオオレン(芹葉黄連)

2020-02-19 06:54:19 | 野の花日記

セリバオオレン(芹葉黄連)
<キンポウゲ科オウレン属>

やっと、赤塚植物園のセリバオウレンに出会えた。
もう、実になりかけていたほど、
今年は暖冬なのだと思った。

山地に生える多年草。
根生葉は2回3出複葉で多数の小葉がある。

早春、高さ7センチほどの花茎を出し、
柄のある径1センチほどの白い花を開く。

萼片は5~7個で披針形。

花弁は5~6個あるが、線状で萼片より短い。

和名は葉が芹(セリ)の葉によく似ていることによります。

山地の落葉樹林内のやや湿った場所で見られ、
高さ20センチほどになる常緑多年草。

もうすでに種ができています。

 

小葉はさらに2~3裂し、質は厚い。

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オオバジャノヒゲ(大葉蛇鬚)

2020-02-17 06:57:04 | 野の花日記

オオバジャノヒゲ(大葉蛇鬚)
<ユリ科ジャノヒゲ属>
別名リュウノヒゲ(龍髭)

蛇の髭(ひげ)と
言うが、蛇には髭が無い。
細い葉の形が想像上の龍の髭にたとえたのが名前の由来。

山地の林内に生える多年草。
這う枝を出して増え、群生する。



葉の長さは10~20センチ。
白や淡紫色の花が下向きに咲く。

よく弾む青く美しい種子。

花の時期より、青い種子に目を奪われることの方が多い。

 

 

 

 

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ヒマラヤユキノシタ(緬甸雪ノ下)

2020-02-16 07:45:53 | 野の花日記

ヒマラヤユキノシタ(緬甸雪ノ下)
<ユキノシタ科ベルゲニア属>
耐寒性に強い常緑多年草。
地面に匍匐しながら伸びた太い根茎から光沢のある大きな葉を出します。

明治時代に渡来
葉はロゼッタ状で一年中緑色。

葉の間から褐色の花茎を伸ばし、
先端に桃色の集散花序をつけ、グループに分かれた小花を数個ずつまとめて咲かせます。

葉は花に比べて大きいので、
観葉植物ともされる。


今日は野の花がないので、
園芸品種でした。

 

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オクノカンスゲ(奥寒菅)

2020-02-15 07:54:31 | 野の花日記

オクノカンスゲ(奥寒菅)
<カヤツリグサ科スゲ属>
山地の林下に生える高さ15~40センチの多年草。

和名はカンスゲに似て、東北地方に多いことによる。

葉はカンスゲより少しやわらかく艶がある。

裏面に2本の筋があり、断面はM 字形。
茎の先の雄小穂はやや太く、下部に2~4個の雌小穂をつけ、
果胞は外側に反り返る。

果実は果胞に密着する。
柱頭は3個。

 

 

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シモバシラ(霜柱)の霜柱

2020-02-14 07:27:13 | 野の花日記

シモバシラ(霜柱)の霜柱
<シソ科シモバシラ属>
今年は出遅れて、見事なシモバシラに出会えませんでした。

冬になると、枯れたシモバシラの根から茎へ
地中の水分が吸い上げられて凍り、
白い氷の霜柱が出てきます。
日中になり気温が上がると溶けてしまいます。




シモバシラ(霜柱)のほかに、上はカシワバハグマの霜柱です。


これは去年の赤塚植物園での
シモバシラ(霜柱)の霜柱で見事です。



早朝の冷え込みの強い、
風のない、雨の降らない日に出かけると見事なシモバシラに出会えます。

今年のシモバシラとの出会いでした。

シモバシラ(霜柱)は、秋の初めに山地の木陰で、
つけまつげのような白い花を咲かせます。

 



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ムラサキシキブ(紫式部)の冬芽

2020-02-13 07:08:59 | 冬芽

ムラサキシキブ(紫式部)の冬芽
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>

まだ、実が残っている冬芽は、解り易い。
ムラサキシキブの果実は枝の上側(空側)にでるが、
ヤブムラサキは下側(地面側)に出ます。


冬芽は裸芽で、2枚の葉が向き合う。
粉のような短毛が覆う。

果柄が残った枝は細い。
冬芽には柄がある。



葉痕は半円形~円形で小さい。
維管束痕は1個で突出する。
枝はほぼ無毛。
紫色の果実や果柄が残ることが多い。

丘陵や山地の林内や林縁に生える。

 

 

 

 

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ザイフリボク(采振木)の冬芽

2020-02-12 08:31:46 | 冬芽

ザイフリボク(采振木)の冬芽
<バラ科ザイフリボク属>
丘陵や山地の雑木林の縁の明るい場所に生える。


冬芽もだいぶ膨らんできて芽鱗の縁から長い白毛がはみ出している状態。
日本三大美芽の一つと言われています。(ネジキ・コクサギ・ザイフリボク)

本来の冬芽は細長い。
赤くつやがあり冬芽は美しい。



芽鱗の間から白毛が伸びます。



長い枝は皮目は多い。
葉痕は細く隆起する。

 

 

 

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アブラチャン(油瀝青)の冬芽

2020-02-11 05:44:52 | 冬芽

アブラチャン(油瀝青)の冬芽
<クスノキ科クロモジ属>

葉芽は長い水滴形で赤く、つやがある。

私はついつい花芽の丸い芽ばかり撮っていました。

つんつんしてる葉芽は細長い。
側芽は枝に密着しています。

花芽は葉芽の横につき、球形で柄がある。

枝は細く茶系の色をしていて無毛。

 

 

 

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ヤマルリソウ(山瑠璃草)

2020-02-10 06:26:33 | 野の花

ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<ムラサキ科ルリソウ属>
湿り気のあるところに生える多年草。

高尾山に行った。
花は無くて冬芽を楽しんできた。
まさか、ヤマルリソウに出会えるなんて思いもよらなかった。

寒いからか葉は紫色にやけていた。


根元の葉は大きく倒披針形でロゼッタ状。



茎の高さは10~20センチで、花がたくさん咲きだすと、
ななめに倒れる。



上は去年の4月23日のヤマルリソウ。
全体に確かに毛が多い。

淡青紫色の花をつけます。
上も去年の4月末の高尾山にて。

結構、長い時期楽しめます。

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フクジュソウ(福寿草)

2020-02-09 09:38:17 | 野の花日記

フクジュソウ(福寿草)
<キンポウゲ科フクジュソウ属>
正月用の鉢植えなどにされ、
福告ぐ花と呼ばれたこともある。

花の直径は3~4センチ。
黄色い花がパラボラアンテナのように開く。
花の中心に太陽熱を集めるようになっている。



暖かさと花色の黄色で寒い早春に活動する昆虫を誘う。

朝、開いた花も夕方には閉じるが、
天気が悪く寒い日には開かない。



従来は一属一種とされていてが、
分類が見直されている。

 

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