カンスゲ(寒菅)
<カヤツリグサ科スゲ属>
コロナウイルスの件で、3月の観察会はすべて中止になり、
楽しみにしていたのでとても残念だ。
山地の林の下に生える常緑の多年草。
冬でも艶のあるかたい葉を多数密生しているので、
カンスゲ(寒菅)の名がある。
春に、葉の間から多くの花茎を立て、
先端に1個の雄小穂、その下に黄褐色の長さ葯センチの雌小穂を数個付ける。
幅1センチほどの硬い濃緑色の葉と、
細い花茎が密生し、茶色の雄小穂1個と、黄緑色の雌小穂5個ほどがある。
踏まれそうな場所に生えていたが、
冬でも元気なのがいい。