れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

冬の日のシオデ(牛尾菜)の実

2020-12-21 08:11:35 | 野の花日記

冬の日のシオデ(牛尾菜)の実
<サルトリイバラ科サルトリイバラ属>
今年は、シオデの実に出会えなかった。
見たくなって、もう枯れてしまっているだろうなぁ~と思いながら、
目黒まで出かけた。
もう、近場じゃないとなかなか行けない。
ありました!瓢箪池の側に、もうすっかり水分の抜けたシオデの実でした。
それでも、愉しかった自然園でのお散歩でした。


春の新芽は山菜として、食べるのだが私はまだ食べたことがない。
アスパラの味と言う事だ。
それなら、この実も食べられそうだ。
今度つまんで試食してみようと思った。


山野に生えるつる植物で、巻きひげを出して絡みつき伸びる。
花は淡黄緑色で小さく、花序は球のような形になる。

去年の11月のシオデの実

8月のシオデの花 雌花?

雌雄異株で、雄花の花被片は細長く、雌花の花被片は小さい楕円形。
雄花だと思います。

シオデはアイヌ語の「シュウオンテ」が転じたものといわれる。
漢字で(牛尾菜)です。
春の山菜の時を見ればとても納得がいきますよ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の日のエノキ(榎)の実と我が家で冬眠中のアカボシゴマダラの幼虫

2020-12-20 07:54:45 | 野の花日記

冬の日のエノキ(榎)の実
<ニレ科エノキ属>
もうしばらく、車で里山にも行ってない。
主人がもう免許返納したいと言った。
あと1年、お願いして(ワンコと一緒に行けないので)
久しぶり、近くの里山まで出かけた。
葦や芒の道なき道を、わんこと主人とかき分けて、川まででた。
あの榎の実でさえもうこんなに枯れている。

それはそれで風情があるかもと。


落葉高木で昔は一里塚によく植えられていた。
そんなこと言っても、今の若い世代には関係ない事だろうなと・。

これはこれで風情があると思う歳なのかも。


枯れても少し色が残っていた実

道なき道も作っていく私達です。

 

今我が家では、来年の春まで冬眠している若い榎の葉にいた
アカボシゴマダラが寝ている。
来年暖かくなって、食草の榎の葉が緑になって生えてきたら
戻してやろうと思っている。

幼木の榎の木の叉を探すと見つかるかもしれません。
探して見てね♪

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オモト(万年青)の実

2020-12-19 08:09:48 | 野の花日記

オモト(万年青)の実
<ユリ科オモト属>
先日、ヤブコウジを取り上げた時に、遊びで1両から億両と言われているものを
掲載してみたが、
もう一度復習してみると、アリドオシ(1両)ヤブコウジ(十両)
カラタチバナ(百両)センリョウ、マンリョウ、億両がミヤマシキミ
なら、オモトは,兆両にしたいといつも思うのは、私だけかしら。

花は穂状花序(柄の無い花が花茎に均等につく)を出し、
淡い黄緑色をした小さな花を円筒状に密生させる。花被片は6枚。

根際から生える葉は長い卵形で大きい。
革質で分厚く艶があり、縁は波打つ。

花後の実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮を持つ果実)で、
赤く熟す。

山地の林の中に生えるとあるが、私の植物図鑑には珍しく載っていなかつた。
万年青、または老母草(万年青)とも書きます。

草の葉の岩にとりあふ老母草哉  鬼貫
妹と同じ眉もち万年青の実   原子順

と言う句もあります。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フヨウ(芙蓉)の実

2020-12-18 07:08:47 | 木の花

フヨウ(芙蓉)の実
<アオイ科フヨウ属>
いつも、どうという事無いと思うのに、
フヨウの実が枯れて、寒そうにしている私が見ると、
結構、力強く種子は暖かそうな毛に包まれて守られていたりして、
ついつい、写真を撮ってしまう。

これから割れるんだね。まだ青い実。


落葉低木で、よく庭やグリーンベルトなどに植えられていたりする。



7~10月頃、淡紅色の花を咲かす。

蒴果は直径約2,5センチの球形で、熟すと5裂する。
ムクゲにも似る1日花。

上は以前に撮つたフヨウの花

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノゲシ(野罌粟)

2020-12-17 07:52:10 | 野の花日記

ノゲシ(野罌粟)
<キク科ノゲシ属>
ハルノノゲシとも言う。
生命力が強いのか、都会の空き地にもしっかりよく見受けられる。
珍しい花でもないので、目にも留めないが、
花の無い時期けなげに咲いてくれていました。


葉の形がケシの仲間に似ていることが名前の由来で、
特に春に咲くノゲシ事からハルノノゲシと呼ばれる。

茎は太く中空で、羽状に切れ込んだ葉が茎を抱くようにつく。
葉の縁には不揃いの刺があるが痛くない。
葉も茎も柔らかく、傷つけると白い乳液が出る。

茎の先に、舌状花でできた直径2センチほどの黄色い頭花をつける。

おまけカモ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオキ(青木)の実とウラギンシジミの越冬

2020-12-16 08:34:04 | 木の実

アオキ(青木)の実
<ミズキ科アオキ属>
月曜日は、だいたいお天気が良ければ、一駅歩いて
公園まで行く。ブログでムラサキツバメの群れて越冬する姿を見せて戴いて、
ここで見られるのかどうかさえ、解らなかったが、私も見て見たくて、
上手くすれば、ここで蝶にすごく詳しい方に出会えれば教えて頂けるかと思った。
足のお悪い方なので、いらっしゃれば顔を覚えていなくても解る。
あ!何というラッキー!
失礼とは思いながら、ムラサキツバメはここで越冬するのか聞いてみた。
あの、シュロチクに先日、数頭群れていたけれど、とそこの場所まで連れて行って下さった。
残念ながら、見られなかった。
ウラギンシジミならいるよと、教えて頂いて写真が撮れました!!
おまけのコーナーで見てね。

山地の林下に普通に生えるが庭木としても植えられている常緑低木。
葉は対生し、長楕円形。先は尖り、基部はくさび形で、縁に粗い鋸歯
がある。質は厚く表面に光沢がある。

葉の汁は解熱効果がある。


春に茎の先の円錐花序に紫褐色の小さな花を多数つける。
花弁は4個、雌雄異株。
上はたぶん雄花だと思う。

果実は長さ1,5~2センチの楕円形で赤く熟し、翌年の春まで残る。

おまけウラギンシジミの越冬中

私一人では見つけられなかったと思います。
蝶に詳しい方に出会えてラッキーでした。

しっかり、脚でつかんで踏ん張っている。


シラカシの葉裏にいました。


来週、行けたら、是非ムラサキシジミの越冬に逢いたいと思うが、
運ですよね。ウラギンシジミで十分嬉しかったです♪
教えて下さった方に感謝!

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤブコウジ(藪柑子)とおまけの金子(きんす)?

2020-12-15 06:54:44 | 木の実

ヤブコウジ(藪柑子)
<ヤブコウジ科ヤブコウジ属>
背丈が低いので、しゃがんで写真を撮る時に、
葉の裏にやっと赤い球形の実を見つけることができる。


山地の木陰によく群生し、高さ10~20センチほど。
葉は3~4個が輪生状にの互生。



果実は直径5~7ミリの球形で赤く熟す。

よく観察会などでは、ヤブコウジを十両とも言うと
教えてくれる。
ここから1両~億両までの話になることが多いです。
1両はアリドウシ、十両はヤブコウジ、百両はカラタチバナ、
千両はセンリョウ、万両はマンリョウ、億両はミヤマシキミ。

おまけ1両~億両まで

1両のアリドウシ(蟻通)
<アカネ科アリドウシ属>

十両のヤブコウジ(藪柑子)
<ヤブコウジ科ヤブコウジ属>

百両のカラタチバナ(唐橘)
<ヤブコウジ科ヤブコウジ属>

千両のセンリョウ(千両)
<センリョウ科センリョウ属>

万両のマンリョウ(万両)
<ヤブコウジ科ヤブコウジ属>


億両のミヤマシキミ(深山樒)
<ミカン科ミヤマシキミ属>

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セイヨウヒイラギ(西洋柊)

2020-12-13 08:49:44 | 木の実

セイヨウヒイラギ(西洋柊)またはクリスマス・ホーリー
<モチノキ科モチノキ属>
クリスマスカードにもよく書かれ、クリスマスリースの装飾用としても、
おなじみの実だが、日本名は西洋柊、
でも、クリスマス、ホーリーの名の方が、似合っている。


鋸歯のある葉が柊の葉に似ているので、この和名がつけられたが、
これはモチノキ科で、葉は互生する。
(柊はモクセイ科で、葉は対生)

葉は光沢があり、葉の縁に鋭い鋸歯がある。
花は白色で芳香がある。

常緑で真冬に目立つ赤い実が楽しいクリスマスを連想させる。




キリスト教ではキリストの足元から生えた植物とされる。
トゲトゲの葉や赤い実がキリストの流した血と苦悩を表すのだそうだ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウヤボウキ(高野箒)とナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)

2020-12-12 07:07:08 | 野の花日記

コウヤボウキ(高野箒)
<キク科コウヤボウキ属>

素人の私には、小低木なのにキク科と言うのがよく解らない。
コウヤボウキは、まぁ林下によく見られる花だ。
ナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)との違いは、
私には枝に花が多くつくのがナガバノコウヤボウキとしか解らない。

奇麗なうすピンク色のコウヤボウキの冠毛。


多分、上はコウヤボウキだと思う。

ナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)
<キク科コウヤボウキ属>

上は2年枝のナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)
ナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)は2年目の枝に花をつける。
花は、束生した葉の中央につく。

残念ながら、花は終わりに近かったです。

1年目の枝には花をつけません。
これは2年枝ですね。


葉のつき方も違うのですが、画像では撮れませんでした。


長葉の名の通り、コウヤボウキに比べて二年目の枝の葉が長く、
葉先がとがっています。
また、鋸歯の数がコウヤボウキより多くあるそうです。
葉に毛が殆どなく、葉脈が目立たないと言う事でした。

確か、3年枝は枯れると教わりました。(間違ったらごめんなさい)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キカラスウリ(黄烏瓜)おまけのカラスウリ(烏瓜)とスズメウリ(雀瓜)

2020-12-11 06:51:15 | 野の花日記

キカラスウリ(黄烏瓜)
<ウリ科カラスウリ属>
私の勘違いで無ければ、キカラスウリを探すのは、
十数年前までは結構大変だった。
今は、カラスウリを探す方が苦労する。


多年生のつる草で、巻きひげは先が2~5本に分かれる。
雌雄異株

上は花。

果実は緑色から黄色になり、10センチほどで
種は柿の種に似ている。


 

ついでカラスウリの花とカラスウリ

 

カラスウリの花(烏瓜)の花

スズメウリ(雀瓜)の花と実


スズメウリ(雀瓜)の花


スズメウリの実

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする