れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ノカンゾウ(野甘草)シュウカイドウ(秋海堂)タマスダレ(玉簾)オンブバッタ・サトキマダラとジャノメ蝶・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-09 06:09:47 | 野の花日記と昆虫

ノカンゾウ(野甘草)
 <ススキノ科ワスレグサ属>
花は橙赤から赤褐色まで変化が大きい。
花色には変化が多く、水田の畔や溝の縁、野原など湿り気のある
場所に生える多年草。

花茎は50~70センチで先端に花が10個前後つく。
一重咲きで花被片は6枚あり、
その下の花筒は長さ3~4センチでヤブカンゾウやハナカンゾウより長い。

葉は細長い。




シュウカイドウ(秋海堂)
 <シュウカイドウ科シュウカイドウ属>
淡い紅色の花が下向きに咲く。
雌雄が同じ株に咲き、茎の上に雄花があり、下部に雌花がある。

葉はよく見ると、ゆがんだハート形で面白いのでよく見て下さいね♪
(画像だとよく解らないので、実際にご覧になって下さい)


所謂、ベコニアの一種で、和名の由来は、花が色がバラ科の海棠(かいどう)
に似ていて、秋に開花することから来ている。

タマスダレ(玉簾)
 <ヒガンバナ科タマスダレ属>
白い小さな花を「玉」に、葉が集まってる様子を「簾」に例えた。


群れて咲いていると壮観だ。

              休憩

             

▲ムラサキルエリア

昆虫コーナーは、オンブバツタ


オンブバッタ


樹液にサトキマダラヒカゲと、ジャノメチョウ

私のパソコンに遊びに来たハエトリグモかな?


※今朝のナミアゲハの青虫と蛹

昨日の午後3時には青虫になっていて脱皮殻もあります。


もう、こんなに立派な青虫になってしまいました!


静かに寝ている蛹4日目
(ちょっと触れてみましたが、身動き一つしません)


          俳句秋の季語虫

   虫の声・虫の音(ね)・虫すだく。虫時雨・昼の虫・残る虫
    ・すがれ虫 ・虫売・虫籠

     虫時雨銀河いよいよ撓んだり  松本 たかし 

 

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ツルボ(蔓穂)ルリチュウレンジバチ・ナナホシテントウ・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-08 05:03:29 | 野の花と昆虫


ツルボ(蔓穂)
 <キジカクシ科ツルボ属>
皮をむいたらなめらかな鱗茎から「つるん坊」と呼んだ事から
転嫁したのが、
この名の由来らしい。
毎年、楽しみに見に行くところがあったが、自動車が駄目なので、
今年はHさんの畑?♪に見に行って出会った。
来年からは、ここに見に来ることになりそうだ。


長さ15~25センチの葉は、根生する。
春秋2回葉が出るが、春に出た葉は夏には枯れる。


初秋に、高さ20~40センチの花茎を伸ばし淡紅紫色の小さな花をつける。


 


              休憩

ナナホシテントウ🐞

午後2時過ぎ・・うまく孵化できなかったのかもしれない。


昆虫コーナーブルーが美しかったので調べてみた。

ルリチュウレンジバチ

間違っていたら、訂正願います。(=^・^=)




※今朝のナミアゲハ

大分しっかりしてきて、そんなに食べない。
青虫になるのかもしれない・
。?


早くに蛹化したので心配したが、
脱皮したら、まずまずの形と大きさ、色合いになったので、
一安心。ちょうど、8月6日に蛹化が始まったので、
蛹になって3日目。

      俳句秋の季語秋晴(あきばれ)
   秋の晴(あきのはれ)・秋日和(あきびより)などと使う。

       万歩計万歩指したる秋日和   村野 一雀

 

 

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キカラスウリ(黄烏瓜)カラスウリ(烏瓜)クモ(蜘蛛)ホソヘリカメムシ?今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-07 05:32:21 | 野の花日記と昆虫

キカラスウリ(黄烏瓜)
 <ウリ科カラスウリ属>
つい先だって迄は、キカラスウリを探して歩いてたのが・・
今は逆転している。カラスウリを都会で探す方が難しくなった。
東京に空き地が無くなったからだ。

それにこのキカラスウリの繁殖力の強い事
つる植物で葉には光沢がある。
日没とともに開花する。

5裂した白い花冠の先は細かく糸状に細裂しており、レース状に広がる。
(これは、普通のカラスウリと同じだが、繊細さでは黄烏瓜が劣る🌼
    どこまでも私的意見🌸です。)


昼過ぎでも、レース部分は何とかみられるのが黄烏瓜のいい所かな。


果実は秋になって葉が枯れる頃、
卵のような形で7~10センチになり、
中に多数の黒い種が入っている。


▲カラスウリ(烏瓜)
 <ウリ科カラスウリ属>
これは、花が開く夜7時過ぎに撮ったものだ。
この姿を見るには日が落ちて外が暗くなった頃でないとみられない。

朝、日が昇る頃にはデリーケートな花は散っている。
雌雄異株の蔓性で巻きひげで絡みつく。
日没後に5裂した白いレース状の怪しげな美しい花を開く。
夜に蜜を求める、スズメガの仲間を誘う。



秋の果実は鮮やかで5~7センチ。
名前の由来は、食べられない瓜(植物ではキツネやカラスがつくのは
似てもって非なる”のこと)が由来。


青い実には、白い線が入るのでこの形からウリ坊と呼ばれている。

 昆虫コーナーは🕷蜘蛛(蜘蛛は昆虫ではありません)が 
          と、たぶんホソヘリカメムシ 
himesijimiさ~~ん
間違ってたら指摘宜しくお願い致します。
 蜘蛛の名前は解りません ̄(-_-;) 

私のバカチョンカメラでよく撮った!
マミジロハエトリグモ?かな


ホソヘリカメムシだと思うのだが・・・。

今朝のナミアゲハの幼虫と蛹化2日目


着実に成長しています。
卵から孵って1週間目。
「もう、ちっこちゃんなんて呼ばないで!」
反抗期で、たまに、橙色の角(ツノ)を出して威嚇します♪


昨日の朝、蛹化が始まり、夕方には完全変態して
蛹になっていた。
脱皮殻も残っている。
     (ブルーの籠の蓋の上にあります。)
いつもだと6センチほどに成長してから蛹化が始まるのだが、
この個体は4センチ5ミリほどで小さく蛹化している。
少し小振りに見えるが、蛹はしっかりしている感じなので
小型化して羽化するつもりなのだろう???

      俳句秋の季語中秋(ちゅうしゅう)
  秋半ば(あきなかば)・仲の秋(なかのあき)とも使う。


      秋半ば少年雨を口に受け  中村 清  

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ハシカグサ(麻疹草)マヤラン(摩耶蘭)ヒガンバナ(彼岸花)はもう少し・ルリタテハとヤマトシジミ?今朝のナミアゲハは蛹化・俳句鑑賞

2022-09-06 07:01:53 | 野の花と昆虫

ハシカグサ(麻疹草)
 <アカネ科フタバムグラ属>
私はこういう小さくて地味で目立たない気にも留めないだろう花が大好きだ。
昨日、ちょっとしんどかったけれど・石神井公園までこの小さな地味な花に
会いに出かけた。
う~ん‥写真はいまいち・よ。
でも、出会えて嬉しい”はないちもんめ♪”🌸
こういう雑草と呼ばれる部類の花が・・今は探してもなかなか出会えない。
地味すぎて、目立たないし華やかさが無いの。
それが私は好きだ。
そういう花達が段々なくなっていくのが寂しい。
山野の薄暗い林の下を這う1年草。


葉は2~6センチで対生し、夏が終わる頃、
葉のわきに3~4ミリの4弁花の白花を1個ずつつける。


ハシカグサの名は、葉が渇くと赤褐色に変わる様子が、
ハシカの発疹に似るからと言うのが、名前の由来と言う説がある。



いつもなら、牧野庭園から一駅散歩で歩くのだが、
この頃はとても無理だ。
一駅電車で行く。
石神井公園が、こんなにも自然に溢れているなんて、
この頃やっと気が付いた事だ。
もう、そんなに遠くへも、しょっちゅうは行かれない。
石神井公園近辺で、じっくり探すのもいいかもしれないと思った・・。
もうね・無理は効かないし・車の免許も今年いっぱいで主人は返納する。

仕事を二人で初めて、火曜日がお休みの日は必ずおにぎり持参で出掛けた。
里山はしょっちゅう行った。
結婚したては三千メートル級の北や南アルプスを縦走した。

お休みでも、部屋が狭くて家にいられないことも理由の一つだったわね。
若いと言うのは・それだけで愉しい!
怖い事なんて何もなかった!

ここにきて、年齢を感じる。
それでも友人とは月に一度は高尾山に登る。
近場の植物園などの観察会には必ず参加する。

ワンコと一緒に行けなくなるのが寂しいし、置いて行けない子なので
泊りがけの遠出は無理だろうな・。


ひとつづ、できないことは捨てていく。
身軽になって・穏やかに静かに、できる事だけやって行こう・
無理はもうしない。

ささやかに、愛しむものを愛しんで生きられればそれでいいかな・
なんちゃって!

休憩

年に二度咲くマヤラン


ほら♪
ヒガンバナ(彼岸花)がもうすぐ咲きだしそうだった!

   

昆虫コーナーは、とても美しかったヤマトシジミ?ルリタテハ


ヤマトシジミ?♂でいいのかなぁ。
himesijimiさ~ん
同定宜しくお願い致します ^^) _旦~~


美しい久しぶりに出会ったルリタテハ
翅を閉じていると枯れ葉みたいだけれど、それも写真に撮りたかったが
ボケてしまっていた。
また、今度ね。


え?
これな~に?
実は、ムラサキシジミだったんだけれど、
翅を開く前に飛ばれてしまいました。


数年前の画像から。
いつも縮小して元版は取っておかなかったんです。
(今はきちんととってありますよ。)

今朝のナミアゲハは、蛹化始まる・・

超早い!まだ小さいのに・・蛹化”
9月1日に青虫になって、食欲は旺盛だったのだが、
今朝6日の朝に蛹化が始まっていた。
普通なら6センチほどになってからなのに・・まだ4センチ5ミリほどだったから
まだまだ、食欲旺盛だろうと若葉を摘んできたばかりだったが、

小さいままで蛹化してしまった。
小型で秋になる前に羽化しようと言う事なのだろうか?

ちっ子ちゃんは、もうだいぶ成長して
普通に幼虫になってきた。
ちょっと触れたらもうしっかり怒って2本の橙色の
角を出す。
あのね・私は育ての親なのよ💘

       俳句は秋の季語郭公(かっこう)

        閑古鳥(かんこどり)とも使う。
    あるけばかっこういそげばかっこう 種田 山頭火
   

 

         

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アキノノゲシ(秋野罌粟)ゲンノショウコ(現証拠)クサフジ(草藤)アキノタムラソウ(秋田村草)変な蜘蛛・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-05 04:37:25 | 野の花と昆虫

アキノノゲシ(秋野罌粟)
 <キク科チシャ属>
舌状花が綺麗に並んだクリーム色の花が、アキノノゲシだ。

霧ヶ峰に咲いていた。
草丈は1~2メートル。
茎の上部に楕円形の葉がつき株は羽状に裂けるが変異が多い。


葉は互生し、基部は
ノゲシと異なり茎を抱かない。
茎や葉を傷つけると白い乳液が出る。


茎は枝分かれして、上部に直径2センチほどの花をつける。

日当たりのよい草むらや土手、道端でもよく見られる。




ゲンノショウコ(現証拠)
 <フウロソウ科フウロソウ属>
霧ヶ峰のゲンノショウコはすべて白色でした。
関東では白い花が多いと言うが、この頃東京の植物園などには
両方、咲いています。


昔から、胃腸病の特効薬で、これを飲めばすぐに治まるので、
「現の証拠」と言う名前がついた。
花の直径は1~1,5センチほど。
山野の道端に見られ、茎や葉に毛がある。



葉は手を広げたような形で若いうちは黒紫色の斑点がある。



濃い紅紫色のゲンノショウコ(高尾山にて)




クサフジ(草藤)
 <マメ科ソラマメ属>
日当たりのよい草地や山麓に生える。
葉は互生し8~13対の羽状複葉で、先端は長く伸びて分岐する巻きひげになる。


茎の上部の葉のわきから長さ3~10センチの総状花序を出し、
青紫色で蝶形の花を多数つける。




                休憩
    

    ▲タムラソウ(田村草)
     <キク科タムラソウ属>
 アザミの花なのにいつも不思議に思う。
タマムラソウの転訛。「タマ」は丸い頭花のことで、「ムラ」は、
群れであり、「多くの玉のついた草」と言う意味だそうだ。


昆虫コーナーは🕷蜘蛛ですが、
 よく写ってない上に名前もよく解りません。

オニグモの種類かなぁ~~~?
※himesijimiさ~~~ん💘
教えて下さ~~~い! SOS!

ハナグモの♂だそうです。 ^^) _旦~~

何かの花後の実の上にいます。

※今朝のナミアゲハの幼虫と青虫🐝

ちっこちゃんは、
大分、幼虫らしくなってきました。


青虫はなぜか昆虫籠の上部に登ってきていました。
フンは、大量。今日も元気そうだ!

実は朝、を探したが、どうしても見つからない。
確かに葉の上にはいないので・・
暫くはそのままの状態で置いておくつもりだ・・。

        俳句の季語
   たましひのたとへば秋のほたるかな  飯田 蛇笏

 

 
                       
 

 

 

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ツリフネソウ(釣舟草)キツリフネ(黄釣舟)ヤブマメ(藪豆)ツバメシジミ・今朝のアゲハの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-04 08:01:18 | 野の花と昆虫

ツリフネソウ(釣舟草)
 <ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
花が花柄にぶら下がって咲く様子を、帆掛け船に、または釣舟にたとえた。
花は、紅紫色で、花弁が3枚、萼片が3枚あり、全体で花となる。


後ろの袋状の部分(萼)の先端はくるりと巻いていて、

この内側に蜜がある。


山野のやや湿ったところに生える。
茎は赤みがかり長さ5~13センチ葉が互生する。


キツリフネ(黄釣舟)
 <ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
山地の渓流沿いや湿地に生える。
花の形が帆かけ船を吊り下げたように見えることからこの名がついた。
色は淡黄色。


葉質は薄く粉白緑色をしている。
花は3~4センチのほら貝形で花柄にぶら下がる。


花弁のような袋状の萼片の基部が距に(きょ)なるが、
ツリフネソウのように先は巻かない。


▲ヤブマメ(藪豆)
 <マメ科ヤブマメ属>
林の縁などに生えるつる性植物。
地下に花弁を開かない閉鎖かをつける。
花は、長さ1,5~2センチの蝶形花で、葉腋に数個つく。
上の大きな花弁は紫色、それ以外は白っぽい。


葉は3枚に分かれ、小葉は丸みがあり、葉の両面に毛がある。
茎にも下向きの毛が生える。

 

                休憩

▲イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
 <シソ科イブキジャコウソウ属>


※昆虫コーナーは初めて写真に撮れたツバメシジミ

私の貴重な一枚で、先日やっと撮れたのですが、
観察会の方が仰るには今なら百パーセント写真に撮れると・・・。
撮れてないんです・・
ツバメシジミ
<シジミチョウ科>
後ろ翅に尾状突起があり、裏面は白っぽく赤色部がある。
オスの方が羽根を広げた時、青っぽい。
♂かなぁ???
himesijimi
さん、同定宜しくお願い致します"(-""-)"

※今朝のナミアゲハたち🦋


食用に摘んできた葉に卵がついていました。
2日目ですが、どうでしょうか?
色は白っぽいままです。


卵から孵って4日目。
柔らかい葉をよく食べています。
昨日の籠を昇る行動は何だったのだろう???
テッシュが黄色くなっている部分があつたので、
脱皮したかもしれません。(脱皮痕は見られませんでした。)

立派な青虫になって、フンもたくさんしています。
3センチ5ミリぐらいに成長しました。
青虫になって4日目です。

          俳句は秋の季語良夜(りょうや)
         読書灯付けて良夜の空を飛ぶ 駿河 岳水
                          
   

 

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イケマ(牛皮消)ガガイモ(蘿藦 )ミズタマソウ(水玉草)イチモンジセセリ・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-03 06:49:44 | 野の花と昆虫

イケマ(牛皮消)
 <キョウチクトウ科カモメズル属>
私たちが泊った霧ヶ峰の犬も泊まれるペンション付近や草原でも、
このイケマの花が真っ盛りでした。
そして、なぜか必ずと言っていいほどアカハナカミキリが花の上に載っていました。

イケマは(牛皮消)と書きます。どうしたって、イケマとは読めませんよね。
アイヌ語 で「それの足」を意味する「イ・ケマ」に由来する。
この場合の「それ」は カムイ (神)を婉曲に指した言葉である。.
アイヌ は本種を古くから呪術用、薬用、食用に用いられていた。
(詳細を知りたい方はウィキペデアで検索してください。)


山地や林内の日当たりのよい場所に生えるガガイモ科のつる性植物。
アイヌ語名も「イケマ」と言う。
白く小さな花が丸くまとまって咲きます。


アカハナカミキリは、イケマの花が大好きのようで、
何度も見かけました。


ついでの、アカ花カミキリの幼虫は、イケマの葉裏にうじゃうじゃいました。
これでも、逃げられた後の画像です。


アルカロイドと言う毒が根には含まれるが、焼いたり煮たりして、
食すこともあり、頭痛の薬や打ち身、血止めなど効果があるようです。


イケマのまだ青い実がなっていました。


▲ガガイモ(蘿藦)
 <ガガイモ科ガガイモ属>
今年は、我が家のはめ殺し窓に這わせてみました。
多年生のつる草。
横に這う地下茎で繁茂し、茎は切ると白い乳液が出る。


大切なバラの木に繁茂していますが、
実がなるまでちょっとバラには我慢してもらっています。
葉は対生し長卵状心形で長さ5~10センチ、幅3~6センチある。

葉のわきから長い花柄を出し、淡紫色の花を総状花序に咲かせる。
花冠は5裂し、裂片の先は反り返る。


袋果は長さ8~10センチほどある。
この実がなるのが楽しみです。


冬には枯れた実の中に折りたたまれた綿毛に種がついていて、

風が吹くたびに飛んでいきます。
これが見たくて、今年はガガイモの苗を里山からもらってきて植えました。
(実は・・だんだん里山には行けなくなるからです。)
そう・・出来ることで楽しんでいこうと思っています(#^.^#)
植物園にもよく植えてあるので、利用しましょう。


▲ミズタマソウ(水玉草)
 <アカバナ科ミズタマソウ属>
山野の林下に生える多年草。
和名は白い毛のある果実を水玉に見立てたもの。
茎には毛が生える。
葉は対生し、長さ3~8センチで葉柄を持つ。


花弁は2個で、白または淡紅色。
(私は高尾でも野川でも白色しか見たことが無い)
果実は卵形でかぎ状の白い毛が密生する。

                休憩

 

           小川の丸太橋でひとやすみ


※昆虫コーナーはイチモンジセセリ🦋


翅の開き具合がちょうどいいでしょ?(#^.^#)

  我が家のガガイモにも遊びに来てくれました。

※今朝の我が家のナミアゲハ🦋

青虫になって3日目
食欲ありです💛

ちっこちゃんは、なんだか籠の上に登ります。
その間にシートと新しい若芽の新鮮な葉を入れてあげましょう。

         俳句秋の季語芋(いも)
      里芋・子芋・八つ頭・芋掘る・芋洗ふ
     芋嵐(いもあらし)・芋の秋などと使う。
    芋の葉に日はとどまりて海遠し  角川 源義

 

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アキノウナギツカミ(秋鰻掴)ノコギリソウ(鋸草)ウメバチソウ(梅鉢草)アケビ(木通)の実・アシアカカメムシ・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-02 08:04:53 | 野の花と昆虫

▲アキノウナギツカミ(秋鰻掴)
 <タデ科タデ属>
タデ科は色々あって難しいので、今回は草原で
アキノウナギツカミに出会ったので、掲載するが、
もう少し経ったらタデ科関係をまとめてみたいと思っています。
水辺や湿地に生える1年草。
茎はよく枝分かれして、下部は地に伏し、上部は立ち上がって、
他のものに絡み長く伸びる。

葉は披針形で長さ5~10センチ。
基部はやじり形となる。
私が一番、解り易い方法は茎を葉が抱く事で同定しています。


花は枝先に数個が集まる。
淡紅色のものが多い。
茎に下向きの短い刺があり、「ぬるぬるしたウナギでもつかめる」と言う
例えから名前がついた。

花はママコノシリヌグイにそっくり。
ママコノシリヌグイも茎に鋭い刺があるので間違えやすい。

 


ノコギリソウ(鋸草)
 <キク科ノコギリソウ属>
多年草。
葉は羽状に深裂し、裂片には鋭い鋸歯がある。


花は密な散房花序を作る。
白色で長さ,3,5~4,5ミリある。
和名は葉のギザギザの感じに由来する。


ウメバチソウ(梅鉢草)
 <ユキノシタ科ウメバチソウ属>
帰りの踊り場湿原を散策しているときに、たった1輪だけ見つけた。
ずいぶんご無沙汰した花だった。
山地や山麓の湿り気のある日当たりのよい所に生える多年草。
根生葉は長い柄があり、数枚が固まっている。
葉は円形または腎形で基部は心形となる。

高さ10~40センチのの花茎を直立して1枚の葉と1個の花をつける。
花茎につく葉は柄が無く、茎を抱く。
花は白色で径2~2,5センチ。
梅の花に似ている。和名の梅鉢(うめばち)は梅鉢の紋を連想してつけられた      

        
              休憩
あけび(木通)の実

※昆虫コーナーは、ツマジロカメムシ🐝アシアカカメムシでした(-_-メ)

「カメムシ」の本を開いても、検索をかけても
結構悩んだ。
真ん中のマークがハートに見えて、エサキモンキツノカメムシかと、
思ったり、ブチヒゲカメムシと思ったりした。
でも、たぶん・・ツマジロカメムシでいいと思ったけど、
あ~!初めに引き当てたアシアカカメムシでよかったのか!!
う~~~む・残念
himesijimiさん、いつもお世話になり、有難うございます。 ^^) _旦~~


※himesijimi師匠!同定、宜しくお願い致します。💛

※今朝のナミアゲハの幼虫

昨日、一気に青虫になっった!二日目。
しっかり、模様もできてきて新芽が美味しいらしくて
フンもたくさん出てます。

ちっこちゃんも頑張って若葉がお好みのようです。

       俳句秋の季語で秋
   三秋(さんしゅう)・九秋(きゅうしゅう)・金秋(きんしゅう)
    龍田姫(たつたひめ)などと使います。

      くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 飯田 蛇笏
  

 

 

 

 

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コウリンカ(紅輪花)白いフウロソウ(風露草)ナンバンハコベ(南蛮繫縷)コチャバネセセリの幼虫・今朝のナミアゲハの幼虫・俳句鑑賞

2022-09-01 06:46:40 | 野の花日記と昆虫

コウリンカ(紅輪花)
 <キク科キオン属>
高原の草地などに生える。
茎は直立して枝分かれせず50センチほどになる。


茎の先に径3~4センチの頭花を散房状につける。
濃いオレンジ状の赤色の長い舌状花が目立って美しい。




▲白のフウロソウ(風露草)
 <フウロソウ科フウロソウ属>
帰路の展望台近くで出会う。
霧ヶ峰当たりでは、ゲンノショウコは殆ど白色のものでした。
ゲンノショウコより、花は大きく鮮やかな白色をしていました。


高原では見られなかったものです。

数本咲いていただけでした。


因みに、上がゲンノショウコです。


ナンバンハコベ(南蛮繁縷 
 <ナデシコ科ナンバンハコベ属>
山野に生える多年草。
茎は細く、つるのように伸びて1,5~1,7メートルなり、
多く枝分かれする。


葉は対生し、卵形または卵状長楕円形で長さ2~5センチで、
短毛が生える。


ずいぶん前の縮小して使っていた画像だが、
懐かしいので使用した。

ナンバンハコベの実

                  休憩
  

  

    

    誰にも会わずに一周、楽しんできた。

   
     静かな草原の細い道をひたすら歩いた。


  ※昆虫コーナーは、嫌いな方は少し、要注意の青虫です。

 
たぶん・・イモムシハンドブックで調べたのだけれど・・
間違っていたらご指摘ください。
   コチャバネセセリの幼虫かな?
笹藪漕ぎをしている時に、笹の上に居りました。

  ※今朝のナミアゲハの幼虫🐝

今朝見たら、青虫になっておりました!



もう1匹のちっこちゃんは、まだ幼いけれど、
細かいフンが見られます。

     
        俳句秋の季語零余子(むかご)
       ぬかご・球芽(むかご)などと使う。

   風の来て夜風のこぼす零余子かな  飯田 蛇笏

     自然詠がいい・・10月3日は蛇笏忌
  

 

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