れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イボクサ(揖保草)アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)クロハバチ・クサギカメムシ・俳句鑑賞

2022-09-20 07:46:11 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

イボクサ(揖保草)
 <ツユクサ科イボクサ属>
数年前に見た場所に今年は、生えていた。
暫く、イボクサに出会えなかったので、嬉しかった。
水田や湿地に生える1年草。
茎は下部で枝分かれして横に這う。


葉は狭披針形。
茎の先や葉のわきに細い柄を出し、淡紅色の花を開く。


和名はこの草をイボにつけると取れることに寄る。

また、来年も同じ場所で出会いたいものです。





▲アメリカタカサブロウ(亜米利加高三郎)
 <キク科タカサブロウ属>
日本では80年代に解つた帰化植物。
葉は幅8~18ミリ、長さ60~100ミリで、
主に新しく造成された水田や道端に多い。


そう果は幅,1,9ミリ、長さ2,4ミリで周りに翼は無い。


普通のタカサブロウの方が花は大きい。
総苞片の幅が広い。アメリカタカサブロウには翼がないので、
横幅の無い菱形をしている。(う~んまだよく解りません)

                   休憩
        
        暑い日は緑の多い公園で。



昆虫コーナーは、嫌いな方は要注意かも。


イボタノキが穴だらけ・・
クロハバチが葉裏に沢山いました。


おまけにクサギカメムシまで🐝


※今朝のナミアゲハの蛹も特に変わりは無く
 蛹は、5日目に入りました。


      俳句は秋の季語秋の風
  秋の風・秋風(しゅうふう)・白風(はくふう)
 色なき風・爽籟(そうらい)などと使う。

  あかあかと日はつれなくも秋の風 松尾 芭蕉

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アズマヤマアザミ(東山薊)アマチャヅル(甘茶蔓)の実イヌトウバナ(犬塔花)サシガメ?今朝のナミアゲハ4日目・俳句鑑賞

2022-09-19 05:07:57 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

アズマヤマアザミ(東山薊)
 <キク科アザミ属>
高さ2メートルにもなる多年草。

私が高尾山に行った時には(13日)まだ、
蕾の方が多く花は殆ど咲いているものは少なかった。
茎葉は長さ25~40センチ、深く羽状に裂ける。



根生葉は花時には無い。
頭花は多数穂状につく。総苞は筒状でタイアザミよりずっと細く、
やや粘着する。


花は、葉腋に2~3個つき、下向きか斜め上向きにつく。



アマチャヅル(甘茶蔓)
<ウリ科アマチャヅル属>
葉に甘味があるので、この名がある。
(葉はヤブガラシにそっくりなので間違えそうだが、
葉の質は柔らかそうだ。)
葉は狭卵楕円形か狭卵形で、両面にまばらに白毛がはえる。
花は5ミリほどで私は未だに見たことが無い。



果実は8ミリほどで始めは青いが、後に黒く熟す。


大分前に撮ったもので黒く熟す。


イヌトウバナ(犬塔花)
 <シソ科トウバナ属>
山地の木陰に生える20~50センチの多年草。
葉は狭卵形または卵形で長さ2~5センチ。
葉質は薄く鋸歯があり、両側に毛が生えている。


枝先の花穂に白色、またはやや薄紅色の唇形の花をつける。

休憩


私は初め、マタタビの実かと思ったが、もしかしたらサルナシかもしれません。
今では、猫に食べてもらうしかないので確認でき兼ねました。🐈


※昆虫シリーズは調べてホソヘリカメムシと思うのですが。🐝


ホソヘリカメムシ
  体は細長く、後脚の腿(もも)の節に刺があるので同定した。


ツマグロオオヨコバイ

※今朝のナミアゲハの蛹4日目

写真を撮るのに蓋を逆さまにしているが、
本当はお尻の先っぽと、両脇に1本づつの糸で
留めてあり、逆さまにぶら下がつています。
蛹4日目です。(手がかからない分、淋しいような・)


      俳句秋の季語野分(のわけ)
  野分(のわき)・野分立つ・野分中・野分あと
  などと使う。
   あをあをと滝うらがへる野分かな 角川 春樹

 

 

 

 

 

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クサギ(臭木・常山木)の実・スズメウリ(雀瓜)の実・ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)の花・ハラビロカマキリ・今朝のナミアゲハの蛹・俳句鑑賞

2022-09-18 03:29:21 | 野の花日記と昆虫


クサギの実(臭木)の実
 <クマツヅラ科クサギ属>
落葉小高木。

葉は対生し三角状心形または広卵形。葉柄は長い。
枝や葉には悪臭があるので臭木(クサギ)の名前がある。


果実は直径6~7ミリの球形で、藍色に熟す。


果実をわらの灰汁で煮だした液で布を染めるお浅黄色になる。






スズメウリ(雀瓜)
 <ウリ科スズメウリ属>
水辺のやや湿ったところに生える。
(ときに蔓の先が地面に潜って越冬する。)


果実は瓜に対して小さいので雀瓜(すずめうり)になった。



スズメウリの花



今年の野川はまだ青い実の方が多かった。


▲ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
 <マメ科アズキ属>
ヤブツルアズキより、ウラナミシジミの方が目立っている💛
つる性で、葉は互生し、3出複葉。


葉のわきから淡黄色の花をつける。


ヤブツルアズキより、ウラナミシジミの尾状突起が美しい。

ウラナミシジミ
前回も取り上げたのだが、褐色の地に白い波模様が入る。
後翅の縁にはオレンジ色の模様と、翅から飛び出した尾状突起をもつ。
これは、複眼と触角を模して天敵の目を欺くためだと考えられている。

               休憩

ヒガンバナ(彼岸花)または曼殊沙華(まんじゅしゃげ)が咲きだしました。
   


※昆虫コーナーは、ハラビロカマキリ





※今朝のナミアゲハの蛹

今朝も元気そうだ♪蛹3日目

      俳句秋の季語臭木(くさぎ)
  臭木の花・臭木の実・常山木(くさぎ)臭牡丹樹  
海州常山(かいしゅうじょうざん)・くさぎりなどと使う。

   ぺかぺかと午後の日輪常山木咲く 飯田 蛇笏

 

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オオカモメヅル・白花と紫(大鴎蔓)コバノカモメヅル(小葉鴎蔓)ツルギキョウ(蔓桔梗)シロオビクロナミシャク・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-16 07:54:35 | 野の花と昆虫

オオカモメヅル(大鴎蔓)
 <キョウチクトウ科カモメヅル属>
ごく小さな花なのに・オオカモメヅルと大がつく。
林の縁に絡まってついて咲く。
葉は対生し、長さ(2.5)5~12㎝の三角状広披針形、
先が長く尖り、基部は浅いU字形の心形~切形。
葉柄は長さ(0.5)1~3㎝。上部の葉は小さい。

花序は葉腋につき、花序が基部の葉よりかなり小さい。
萼は5裂し、裂片は三角形。
花冠は直径4~6㎜、暗紫褐色~淡紫褐色、5深裂し、裂片は長さ約2㎜、
三角状惰円形、先が鈍頭、花冠の内面には白色の毛がある。
副花冠は暗紫褐色、やや光沢があって微毛があり、5裂し、
裂片は上から見ると惰円形、星形に開出する。



白のオオカモメヅル(白大鴎蔓)
 <キョウチクトウ科カモメズル属>
オオカモメヅルは葉が大きく、花序が短く、花冠の表面に綿毛があり、
副花冠が大きくて目立つ。

 


シロバナは、副花冠の紫色が目立つ。

 


高尾山にてやっと出会う。花が小さいので見過ごし易い。

 


コバノカモメズル(木葉鴎蔓)
 <キョウチクトウ科カモメズル属>

コバノカモメヅルは花序が短く、
花冠の裂片が長くて花が大きい、葉の基部が普通、切形。


暗紫色花冠裂片が細長い。
(花の裂け方がオオカモメズルより深い。)





ツルギキョウ(蔓桔梗)
 <キキョウ科ツルギキョウ属>
つる性の多年草。
葉は狭卵形で粉つぽい白色を帯びる。

花は葉のわきに一つずつつき、垂れ下がる。
花冠は広い鐘形で、先端は鋭く5裂してその裂片は反り返る。



ツルニンジン(蔓人参)
 <キキョウ科ツルニンジン属>
   残念ながらまだ蕾でした。


(2年前の高尾にて)
ツルニンジン又はジイソブとも言う。

 
             休憩

残念!ツルリンドウはこれからでした!




以前に高尾で撮ったもの。
ツルギキョウの青い花が咲いているものと赤い実が一緒に
なっている写真が撮りたかった。

※昆虫コーナーは高尾山で今回であった
シロホソオビクロシャク🦋

黒地白い帯模様がある。
昼行性で、低山地から山地の湿った林縁に生息している。

従来、北海道産のものは、白帯が太く別亜種(latifasciata)とされていたが、
白帯が細い個体も見つかっており、
逆に本土産でも白帯が太い個体も見つかっていることから、
あくまで地域変異的な傾向であり、亜種は使用しないことが妥当と考えられている。


カシワバハグマシロホソオビクロシャク

 

今朝のあと1匹のナミアゲハの蛹2日目



籠の上部に逆さまになって、たった1本の糸
身体を繋いでいる。
生きるのに・けなげだなぁ‥と思う。

         俳句秋の季語木の実(このみ)

    木の実(きのみ)(木の実落つ・木の実降る
  木の実雨・
木の実独楽(このみごま)などと使う。

   百年は童話の寸時木の実降る 山田 諒子

   私が初めて俳句に出会った時の先生。何もわからない私を
    導いて下さった大好きな先生です。 

      都合により、明日はお休みいたします。

 

 

 

 

 

 

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ミズタマソウ(水玉草)アレチウリ(荒地瓜)コバノカモメズル(小葉鴎蔓)ヒメジャノメ・キタテハの夏型・今朝のナミアゲハは蛹化と蛹の色が変わってきていました!俳句鑑賞

2022-09-15 07:46:07 | 野の花と昆虫

ミズタマソウ(水玉草)
 <アカバナ科ミズタマソウ属>
和名の水玉草(みずたまそう)は、白い毛のある果実を水玉に見立てたもの。
茎には毛が生える。
葉は長さ5~13センチほどで、長い葉柄で茎に対生する。


花弁は2個で白または淡紅色。


果実は卵形でかぎ状の白い毛が密生する。



アレチウリ(荒地瓜)
 <ウリ科アレチウリ属>
河原の土手などに大群生する。
北アメリカ原産で帰化植物で巻きひげで絡みつく。
雌雄同株


葉のわきから花序を出し、雄花と雌花をつける。





秋になると、このイガイガで、星形の刺が生えた実がなる。

             休憩

大好きなコバノカモメヅル(小葉鴎蔓)
   <ガガイモ科カモメヅル属>
野川で出会う花の楽しみの一つです。少し、時期が遅れました。
明日は高尾で出会ったオオカモメズルのシロバナを紹介いたします。 


※昆虫コーナーは、キタテハの夏型?

ヒメジャノメ

※himesijimiさんから、ヒカゲチョウ♀
         と教えて戴きました♪

※今朝のナミアゲハ

昨日から蛹化が始まり、
今朝は立派な蛹になっていました。
(画像には無いけれど脱皮殻が残っていました)


蛹化から(9月6日、午後)9日目
もう、いつ羽化してもおかしくない状態です。

追加!9時過ぎ、羽化致しました!


現在、ウイキョウの枝に留めてやりました!
ちょっと秋めいて・・風が心地よいけれど、羽化したての
ナミちゃんには風が強い感じでフラフラしています。
そのうち、飛んでいくでしょう♪
ばいばい!愉しかったよ。元気でね。(#^.^#)
♀かしら?卵、たくさん産んで💛。🦋 🦋

      俳句季語新涼(しんりょう)
     涼新た(りょうあらた)・秋涼(しゅうりょう)・秋涼し
        などと使う。

         新涼やさらりと乾く足の裏  日野 草城

 

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キバナアキギリ(黄花秋桐)シモバシラ(霜柱)シュロソウ(棕櫚草)これな~に?セスジスズメ・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-14 08:16:38 | 野の花日記と昆虫

キバナアキギリ(黄花秋桐)
 <シソ科アキギリ属>
もう・・哀しいと思いたくないのだが・・
この花の名前が出てこない・・。キバナ?アキノ?ここまで出ていた。
帰りの電車の中であ!キバナアキギリと思いだした。
私の脳はどうなっているのだろうかと思った。
まぁ・・忘れずに思い出しただけ良しとしようと思った。
高尾山にて。

山地の木陰に生える多年草。
茎は四角で、葉は対生し長い柄があり、三角状鉾(ほこ)形で、
長さ5~10センチ、幅4~7センチ、ふちには鋸歯がある。


茎の先に花穂を作り、黄色の唇形の花が段になってつく。


花冠は長さ2,5~3,5センチあり、上唇は立ち上がり、
下唇は3裂して前に突き出る。


萼は唇形で、毛が生えている。


▲シモバシラ(霜柱)
 <シソ科シモバシラ属>
山地の木陰に生える多年草。
枝の上部の葉のわきに、片側だけに花をつけた総状の花序をだし、
白色で小形の唇形花をたくさんつける。


冬になると枯れた茎に霜柱のような氷の結晶ができるので、
この名がある。


シモバシラの霜柱
寒い冬の早朝の風のない雨が降らない早朝に見られる。

             休憩

会いたかった!シュロソウはもう時期を過ぎていた・・・。
(去年の画像より)

※昆虫コーナーはこれな~~に?

ゴミかと思ったら、動いていました!


ご存じの方、ご指導下さい ^^) _旦~~

himesijimiさ~~ん
お手数ですが、宜しくお願い致します(#^.^#)

クサカゲロウの幼虫♪
教えて下さり、ありがとうございます。 ^^) _旦~~

イモムシ、お嫌いな方、要注意!

セスジスズメ



※今朝のナミアゲハ

9月14日早朝、蛹化が始まる。
黄色い体液を出して上蓋に糸を出してぶら下がっている。

蛹化、8日目になる。
まだ、羽化の気配は無い・・と思うのだけれど。

    俳句は秋の季語花野(はなの)
   花野路・花野風・大花野・夕花野などと使う。
  花野ゆく名もなき人になりにゆく 
    先日のNHK俳句で、私が好きだった俳句でしたが、
    作者名は忘れました。ごめんなさい。  

 

 

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マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)モミジバルコウソウ(紅葉縷紅草)ウラナミシジミ・今朝のナミアゲハ

2022-09-13 04:41:53 | 野の花日記と昆虫

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)
 <ヒルガオ科ルコウソウ属>
図鑑では、マルバルコウになっていて、(ソウが無い)
検索するとルコウソウ科ではなくサツマイモ科だったりも”するが、

以前からの呼び名と以前からそうだと思っていることを書かせてもらっている。
東京の道端でもよく見られる。
熱帯アメリカ原産で、江戸末期頃に渡来した。
今はどこでも野生化して見られる。


つる性の1年草で、左巻きに絡みつき3メートルほどになる。

葉は心形で長い柄がある。
葉のわきから長い花柄を出し、星形に開いた花を数個つける。


花冠は朱赤色で径約,1,5センチ。花筒は長さ2センチ。
雄しべと雌しべは花冠の外に突き出ている。


▲モミジバルコウソウ(紅葉縷紅草)
 <ヒルガオ科ルコウソウ属>
図鑑では,こちらの方が、ルコウソウとなっているが、
園芸種っぽく見えるので、普段通用しているモミジバルコウソウにした。
葉は羽状に深く裂け、糸状になる。
これは殆ど糸状だ。


此方は、以前に撮ったシロバナの方です。

※昆虫コーナーは出会って嬉しかったウラナミシジミ🦋

何と言っても尾状突起がお洒落です♪

ウラナミシジミ
<チョウ目 シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科>

日本 では 秋 に各地で見られる。
成虫 の前翅長は15mm-20mmほど。
翅 の裏には薄い褐色と白のしま模様があり、 和名 はここに由来する。
翅の表は 光沢 のある青色に黒褐色の縁取りがあるが、
オスが青色部分が広いのに対し、メスは青色部が少なく、
黒褐色が大部分を占める。
また、後翅の後端には黒い斑点が2つあり、
2つの斑点の間には細い 尾状突起 が突き出ている。

おまけ🦋先日のツバメシジミ

これも尾状突起が愛らしい🦋

※今朝のナミアゲハ

やっぱり、愛くるしいナミちゃんは、得してると思う。
それでも、虫嫌いの人はいるけれど。
大分成長して3センチ5ミリ~4センチになった。

※蛹のナミちゃんは相変わらずです。

            本日は忙しいので、ここまで💛

 

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イヌゴマ(犬胡麻)キバラヘリカメムシと幼虫と卵・今朝のナミアゲハの幼虫

2022-09-12 04:54:57 | 野の花日記と昆虫

イヌゴマ(犬胡麻)
 <シソ科イヌゴマ属>
野川では、この時期はこの花に会いたくなる。
いつもだと、奇麗な時期なのだが、今年は早くて雄性期から雌性期に
なっていた。
この花に似つかわしくなくイヌがつくのは、
小さな果実が胡麻に似ているが、利用できない事からきている。
細長い地下茎を伸ばして繁殖する多年草。

茎は四角く直立し、30~70センチになる。
普通は枝分かれせず、茎の枝に下向きの刺がありざらざらする。
葉は対生し、ごく短い柄があり、披針形で、表面にしわがある。


茎の先に花穂をつけ、淡紅色の長さ,1,2~1,5センチの唇形花を輪生状につける。


和名は果実の形が胡麻に似ていることに寄る。

                休憩

      

        野川ではツルボが群生している場所もあった。



   ※昆虫コーナーキベリハラカメムシ🐝成虫から~卵迄


マユミの木にいました。
腹部が黄色いヘリカメムシ科の仲間。
上から見ると黒い体色だが、腹部周辺のはみ出した部分が黄色と黒の縞模様
となって見える。

 


幼虫は前翅が短いため、黄色い腹部がむき出しとなり、黄色が目立つが
普段はマユミの実に乗っているので目立たない。




キバラヘリカメムシの卵

ニシキギ科のマユミやニシキギの実などに集まり、
多数の本種が実や葉上に成虫・幼虫共に多数集まっていることが多い。

今朝のナミアゲハ

はい♪
元気で青虫らしく成長中です。
青虫6日目


蛹になって動きません。特に変わったことも無く、
1週間目です。

     俳句は秋の季語秋草(あきくさ)
     秋の草・色草・千草・八千草などと使う。 
   
    秋の草まったく濡れぬ山の雨  飯田 蛇笏

 

 

 

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ナンバンギセル(南蛮煙管)ジンジャー(花縮砂)シマケンモン・アオバハゴロモ・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-11 03:46:23 | 野の花日記と昆虫

ナンバンギセル(南蛮煙管)
 <ハマウツボ科ナンバンギセル属>
図鑑には1年生の寄生植物とあるが、私は毎年同じ場所で見ます。
ススキ・ミョウガ・サトウキビなどの根に寄生する。


全体が無毛で、茎は殆ど地上に出ず、赤褐色の花柄を直立し、
その先に、淡紫色の大形の花を横向きにつける。


今年は、見に行く時期が少し遅れてもう花の盛りは過ぎたようだった。
萼は先が尖る。
花冠は筒状。


南蛮煙管(なんばんきせる)の名は、花の形からきている。

     万葉集の「おもいぐさ」は本種の事です。

   霜結ぶ 尾花がもとの思草 きえなむ後や 色に出づべき 
             藤原定家 (拾遺愚草)


ホワイトジンジャー(花縮砂)
 <ショウガ科シュクシャ属>
漢名の「縮砂」(しゅくしゃ)は南アジアに分布する生姜
のことで、その種を漢方では縮砂と言うので「花縮砂」(はなしゅくしゃ)
と言う。ショウガ科の多年草で、秋のはじめにミョウガに似た花大きな葉の
間からまっ白な蝶のような花を夕方開花させる。

芳香がある。
葉も花も根茎もそれぞれ、生姜やミョウガに似ている。

花からは、香水が採取され、花びらは花香油にしたり、酢の物にしたり、
汁の実にしたりするらしい。

これも色違いのジンジャー。

              休憩
 
昨日は十五夜でまんまるお月さんが見えました。

※昆虫コーナーは以前撮ったイボタガと、アオバハゴロモ

イボタガ
残念ながらピンボケですが・・
翅を広げたらかっこよかったのに。目玉みたいに模様が見えます。

ヘムリンさん・himesijimiさんより、
       シマケンモンと教えて戴きました。

      謹んで、有難うございました。(#^.^#)


アオバハゴロモ

※ 今朝のナミアゲハ

相変わらず、まだ蛹のままで6日目
静かで触れても動きません。


青虫8日目
若い柔らかい夏ミカンの葉をやったら、フンの色が白いです♪


       俳句は秋の季語思草(おもいぐさ)
   おもいぐさ・おもひぐさ・南蛮煙管(なんばんぎせる)・きせる草
   などと使う。
     刈る萱に紅ひとかけら思ひ草  小田 芙美子

 

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チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)エンゼルトランペット(木立朝鮮朝顔)マメアサガオ(豆朝顔)ニホンミツバチ・イチモンジセセリ・今朝のナミアゲハ・俳句鑑賞

2022-09-10 08:47:31 | 野の花と昆虫

チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)
 <ナス科チョウセンアサガオ属>
空き地に生えていたものなのだが、普通は真っ白の花が多いが、
まん中の紫色が綺麗だと思って画像にしておいた。
インド原産で江戸時代に薬用として栽培された。
茎は直立し、枝分かれする。
葉は互生するがしばしば対生状になり、長い柄を持ち卵形から広卵形で

先は尖り、深い切れ込みがある。

葉のわきに短い花柄を持つた大きな白い花を咲かす。
学は長い筒型で先は5裂し、花冠はロート状で5本の雄しべと1本の雌しべを持つ。


葉も種子も、有毒成分が有るので要注意。

▲エンゼルトランペット(木立朝鮮朝顔)
<ナス科キダチチョウセンアサガオ属>
園芸品でダチュラの名も使われる。
下向きに垂れ下がった10~15センチほどの白色・ピンク・赤・黄色
の花をつける。

こちらも植物全体に毒性があるので口にしないように気を付けて下さい。


マメアサガオ(豆朝顔)
 <ヒルガオ科サツマイモ属>
北アメリカ原産の1年草。
道端にややふつうに見られる小さな白い朝顔。


他物によく巻き付き、葉は先のとがつた長卵形で長い葉柄があり、
互生する。


 

               休憩

お散歩モーニング「私にも頂戴♪」

 

※昆虫コーナーは、ニホンミツバチと、セセリチョウ🐝

ニホンミツバチ会議中?


セセリチョウ

※今日のナミアゲハ

しっかり蛹中5日目


やっぱり、やわらかい葉が好き♪
青虫まだ3センチほど。

          俳句秋の季語残暑
    秋暑(しゅうしょ)・秋暑し・秋の暑さ(残暑見舞い)
     などと使う。
      一言で足る今日のこと秋暑し  長橋 寿美枝

 

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