本当はのんびり夕方に東京に入るつもりだったのですが、山種美術館『速水御舟ー日本画への挑戦ー』の会期が11月29日までということで、これを見るために繰り上げて上京。
以前、山種美術館は日本橋のあたりにあって、ワタシも20数年前に行ったことがあるように記憶していますが、今年の10月から広尾に移転。その “新美術館開館記念特別展” ということで速水御舟の展覧会ということです。
場所は恵比寿駅から徒歩10分程度。地図を見て歩けば1本道なので間違うことはないと思いますが、駒沢通りと明治通りの交差点で必ず歩道橋を使わなければならないのに憤慨(笑)。歩行者よりクルマ優先かよ!!
それはさておき、山種美術館はなかなか立派なビル。
15時過ぎに入ってみると、1階の喫茶店は満員御礼。入場券売り場も列になっていました。平日なのになぜ?? 結構お年を召している方が多かったようですが。入場券を買おうと列に並んでいたら、いいお歳の男性が招待券を「余ったから。」とワタシにくれました。ワタシはお礼をいい有り難くいただきました。これで1,200円トクしてしまいました(笑)。ラッキー!
チケットを切ってもらって会場へ・・・と思ったら、会場は地階。なんか、地階に下がると気分も一緒に下がってしまいます(笑)。そんなことありませんか?
さて、速水御舟は日本画に新しい試みを加えた画家のようですが、ワタシ的に一番良かったのは重要文化財に指定されている『炎舞』という作品。炎を中心に蛾が舞っている作品ですが、これはなかなか素晴らしい。
ただ、ワタシが気に入ったのはほぼこれだけ。あとはあまり面白みのない作品ばかりでした(あくまでワタシの好みですが)。
そんなわけで★2とさせていただきました。
なお、山種美術館には竹内栖凰、横山大観、東山魁夷などの作品も所蔵しているようですが、それらの展示はナシ。通常展(1,000円)では見られるのかなぁ~。でも、来年9月初旬まで特別展が予定されているので、結局それが終わるまでは見られないのかな?