4日ぶりの記事となります。
私の日記を期待してくださっていた方々、申し訳ありませんでした。少々仕事が忙しく、文章にするネタはたくさんあったのですが、文章化する余裕がありませんでした。
忙しいと言いながらも、昨日行われた「学校説明会」と「学級保護者会」のプレゼンはちゃっかり作っているのですから、まだまだすき間の時間はあると自己認識することにしています。あくまでもポジティブに考えましょう!!! 今日も授業が終わって元気いっぱい職員室に戻ってくると、同僚から「どうして井上先生はそんなに元気なの?」と声をかけられました。最高の褒め言葉です!ありがとうございます!
さて、今回の話題は「井上式マインドマップ漢字ドリル」を考えましたので発表させていただきます。
写真を参照してください。
セントラルイメージは「学習する漢字」を書きます。ここに漢字から考えられるイメージを描く方法も考えたのですが、あくまでも漢字ドリルなのでそれはやめました。漢字を覚えることに焦点化したわけです。
次にメインブランチを指定しました。
「読み」「意味」「熟語」「部首」
まずはこの4つで書くように子どもたちには指示をしています。当初、このメインブランチまでこちらで書きこんで印刷するドリルを考えましたが、一歩学習を深めるために、ブランチを印刷するのはやめました。子どもたちが書き慣れてきたところで、さらに発展させるためのブランチを増やすつもりです。「イメージ」とか「使い方」といったブランチが増えていく予定です。
こうして「自由度」が最大の漢字ドリルを子どもたちが使っていくことによって、自ら学ぶ「学び方」を身につけてくれるだろうと期待しているのです。一番良いのは「自分流の学び方」を編み出してくれることが良いのです。
そして、これは漢字ドリルなので、漢字を覚えられなかったら意味がありません。そのため、周りに練習用の枠を6つ用意しました。「学校」「帰宅後」「夜」「朝」「3日後」「1週後」という6回練習すれば十分覚えられるのです。「忘却曲線」という脳科学に基づいた学習方法にしているつもりです。トニー・ブザン氏が提唱している「MMOST=マインドマップ有機的学習法」にも基づいているつもりです。
今回の写真で紹介した「井上式マインドマップ漢字ドリル」は、書いた子が早くも発展型の学習をしてくるというエピソードを生んでくれたので紹介しました。この子はきっと「この漢字ドリルならばたくさん覚えられる!」と腑に落ちたのでしょう。授業で出している4年生の漢字だけでなく、これまでに学習してきた3年生以下の漢字を復習してきたというのです。「自ら学ぶ」という姿勢を育むであろう「井上式マインドマップ漢字ドリル」の導入3日目にして、早くもねらい通りの学ぶ姿勢を見せてくれたわけです。
この漢字ドリルによって、これまでの漢字ドリル指導では、あまり見ることのできなかった「“強い能動的な”学習態度」に美袋っている4年生です。
お隣の組にはこんな子もいるそうです。「井上式」というのに抵抗があるので、もっと良い名前にしてほしい。「井上先生式」というふうに書き変えてほしいと(笑)・・・・・・う~ん、私は神様ではないので、「井上式」と呼び捨てでいいんですよ~(笑)
このドリル、今回が初板です。早くも改善すべき箇所が出てきています。今後1か月かけてより良い状態に作り直しながら、新しい形態の漢字ドリルとして素晴らしいものにしていこうと思います。