辰巳ジャンプ史上最強チームになる確信を得ました!

ミカサ杯教育大会支部予選が終わりました。全員4年生の辰巳ジャンプは支部第18位になりました。支部順位は以下の通りです。

【東京第3支部順位】
1位 三砂
2位 ひまわり
3位 小岩
4位 三大
5位 大島中央
6位 ブルーライトニング
7位 渚
8位 鹿骨
9位 東雲
10位 中央スポ少
11位 ジュニアファイターズ
12位 みなみ
13位 南葛西
14位 枝川
15位 小松川
16位 東
17位 二砂
18位 辰巳
19位 数矢
20位 葛西
21位 上小岩
22位 松江


4年生段階の過去の成績で最上位だったのは、6年生の時に平均身長160cmになった最強チームが2004年に小学校4年生の時、教育大会支部9位でした。それを大きく下回る支部18位なのに、なぜチーム史上最強チームになる確信を得たのかというと、今の4年生の心根の素直さにあります。試合を見ている人を感動させる魅力が4年生にはあります。この2月に大型新人が入り、9人の部員がいるのですが、誰を試合に出してもチーム力は落ちません。これがすごいところです。9人の力を合わせて目の前にある勝利を取りに行くチーム。絶対エースのような誰かに頼るのではなく、9人全員で攻めていく「全員全力バレー」を実践できるチームになってきました。

【今日の個人成績】
(サーブ成功率)チーム90%・・・合格
1位 4番、8番 100%
3位 2番 97%
4位 3番 92%
5位 1番 89%
6位 6番 88%
7位 7番 83%
8位 5番 79%

(サービスエース率)チーム34%・・・合格
1位 1番 48%
2位 3番 47%
3位 8番 33%
4位 2番 27%
5位 7番 17%
6位 6番 13%
7位 4番、5番 0%

(スパイク成功率)チーム73%・・・マイナス7%
1位 2番 100%
2位 1番  83%
3位 3番  69%
4位 5番   0%

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この支部予選を通じて、子どもたちの技術は一気に向上しました。
(1)セッターのトス向上
 大会当初にはアンダーハンドでしかトスできなかったセッターが、今日の時点ではほとんどオーバーハンドでトスできるようになりました。しかもレシーブが正確にセッターに入った時には、すごく打ちやすいトスをあげられるようになりました。もともとレシーブミスした悪球を拾い上げる天才ですから、チームのレシーブ力が上がってきた時には、見る人を唸らせるトス回しができるようになるでしょう。

(2)ライトバックは天才である
ライトバックのレシーバーについては驚かされることばかりでした。試合をするたびに技術が向上していく。「これはこういうふうにやるんだよ。」と1回見本を見せるだけで、スキルを身につけてしまう。その吸収力に私は何度も何度も「RMKは天才だな!」とつぶやいてしまいました。この子は第2セッターも任せていますが、今日は「ミスしてもいいからオーバーでトスをあげること。」という課題を与えると、その通りにやってしまう。「アンダーを安定させるためには、低いかまえからボールを運ぶようにゆっくりパスすればいいんだよ。」と6年生と一緒に見本を見せると、すぐに試合で実践し、成功している。あきれるほどの吸収力の高さに「天才」という称号を与えたいと思います。

(3)アタッカー2人の強烈なサーブ
4年生のデビュー戦である教育大会を通じて、1番キャプテンはサービスエース率37%。レフトのエースアタッカーは38%と高い成績でした。今はまだサーブのねらい打ちができるレベルにありませんが、今打っているサーブの強さで、ねらい打ちができるようになれば5点ほど得点力がアップします。そうなれば負けない辰巳ジャンプになっていきます。

(4)目の前の勝利に涙できる純粋さ
今日の第2試合、2セット目20-15でマッチポイントを取ったのに、サーブ成功率99%を続けてきたセッターがサーブミスしました。この動揺から20-22と大逆転負け。うちのジタバタ感が続く中、3セット目も10-11で負けていてのチェンジコート。しかしここからが強かった。キャプテンの連続サービスエース。エースアタッカーのスパイクで21-14と逆転勝ち。試合が終わるとほとんど全員が嬉し涙を流している。申し訳ないことですが、私はその姿に笑ってしまいましたが、同時に「この純粋さは素晴らしいことだ。いつでもどんな相手でも全力投球できる子どもたちだ。本当に気持ち良い子どもたちだ。」と思ったわけです。



できるかどうかは別として、辰巳ジャンプはこの4年生チームで全国大会出場を目指します。最高の心根の子どもたちだからこそ目指せる「最高の奇跡」を目標にします。この子どもたちの試合ぶりを見て、ファンにならない大人はいないとも確信しています。
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