学級の意識を高めるマインドマップ 『団結について』

平成21年度も4月6日の始業式でスタートしてから約1ヶ月が過ぎました。そろそろ学級の子ども達も井上リズムが分かってきたのではないかと思い、ひとつチャレンジをさせました。

「“団結”という言葉についてマインドマップで考えてきなさい。」という宿題を出しました。

ちょっとだけ驚いたことがありました。子ども達のほとんどは『団結』という言葉を知らなかったのです。

「先生、団結ってどういう意味ですか?」
「何を書けばいいんですか?」

こんな質問が教室内にあふれました。そこで井上、簡単には教えません。

「ほぉ~~~、そうなんだ!団結って知らなかったんだね。だったらもっといい!団結って言葉の意味を辞典で調べたり、親に聞いたりして理解してからかいてみよう。」

こんな感じに宿題を出して、集まってきたマインドマップを私が1枚にまとめたのがこの画像です。

課題が難しかったこともあるので、団結の意味をまとめてきた子もいますし、どうしたら団結できるのか自分なりの考えを書いてきた子もいます。様々な意見が出るからこそこれだけのマインドマップにまとめることができるわけで、まさに「答え無き課題に対して答えを出していく活動」です。

マインドマップは潜在意識に働きかけをしてくれるので、この1枚を教室に貼っておくだけでクラスが自然に団結の方向に進むんです。これは昨年度1年間の実践で試してありますから必ずそうなります。


さて、これまでの教育、学校の授業では、決まっているひとつの答えを的確に求めていくタイプの授業が主流を占めていました。授業する教員の頭の中にはすでに答えがあって、それにたどり着くための様々な考えを授業で行うというタイプの授業です。それも不必要とは言いません。授業のねらいによってはそういうタイプの授業もこれからも必要だと思います。
高尾山に登るために、いろいろな方法があるように、その頂き(答え)にたどりつくために様々な方法を使えばよい。

ところがこれからの時代は、高尾山だけに登るのではなく、浅間山にも大雪山にも六甲山脈にも富士山にも登らなくてはならない。または海の底や宇宙にも行かなくてはならないような、幅の広い課題が次々にやってくるでしょう。

その時に必要なことは、これまで着けた知識を再構成して、まったく新しいやり方で課題を解決していけるような「智慧」が必要になるのではないでしょうか。

智慧を湧かせるために、6年生ではマインドマップをツール(道具)として活用しているわけですね。


【お薦めの本】
世界の調律 サウンドスケープとはなにか (平凡社ライブラリー)
R.マリー・シェーファー
平凡社

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皆さんのまわりにはいろいろな音があふれていますよね。
しかし耳を澄まして聞き取ろうとしないと聞こえない音もあります。
音を感じて、感性を磨いていくことも教育には必要な気がします。
井上はたま~に、教室から一切の音を消して、子ども達に学校中、町中の音を聞かせることをしています。音だけに集中していると意外な気づきがあるものです。
この「サウンドスケープ」の授業を11月の江東区小研・情報教育部の研究授業で授業者に井上がプロデュースする予定です!

ちなみに、12月には井上が研究授業を公開しますよ~!!!


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ラダートレーニング

今日も忙しい1日でした。
午前中は「マインドマップ(R)コーチ養成研修」が今日・明日の2日間で行われているので、お手伝いのために飯田橋の「Learning Solutions」に参上しました。何らかのお土産を持っていく必要があると思い、4月から担任する6年生がセルフイメージを一気に高めている話をさせていただきました。今回は「i Mind Map」でプレゼンをすることにチャレンジしてみようと思って用意しておきましたが、話している時に、(これはどうも使い方に慣れていない自分を感じるなぁ。受講者の方々の反応よりも「i MindMap」の操作に集中力を取られている・・・)と反省の気持ちが出てきてしまいました。多くの先生方の心に響く話をするには、まだまだ修行が足りない私です。


午後からは、昼ご飯もままならない中で辰巳ジャンプの練習にかけつけ、午後一杯、子ども達の指導をしました。今日も元気一杯来てくれた子ども達です。この子たちがいてくれるから、私は小学生バレーボールの指導を続けることができます。

子ども達は練習の最後に嬉しそうに報告をしてくれました。11人中6人の子たちが運動会のリレー選手になれたということです。3年生が中心メンバーとなった辰巳ジャンプの練習では、4年生になるまでに調整力を高めておかなくてはならないと目標を設定し、ラダートレーニングや平均台を中心にした運動神経をつなげていくためのトレーニングを続けてきました。その成果がリレーの選手にたくさん選ばれるという結果となって少しは出たのかなと思います。

さらに研究を重ねて、短時間で最大の成果が現れる指導法を開発していきます。



【お薦めの本】
ラダートレーニングを勉強した時に読んだ本です。
人間は10歳までに神経系の動きが90%は作られてしまうということ。そうすると、小学校4年生までに敏捷性や調整力を鍛えていかないと手遅れになってしまうということになりますね。小学校教員や小学生スポーツ指導者など、小学生を指導する人には必見の書です。
スポーツスピード養成SAQトレーニング

大修館書店

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安心して学べることの喜び

かなり生意気なことを書きます。反論しないでくださいね(苦笑)

担任する学年の子ども達は日に日にセルフイメージを向上させています。これまでとはもう別人のような表情で笑ってくれるようになりました。また、1ヶ月前には一人も立候補しなかった「組体操プロジェクトチーム」に、「やります!」というたくさんの手が挙がるようになりました。
“6年生らしさ”というイメージに臨場感を持たせてあげるだけでも小学生の行動は見る見るうちに変わります。そのことを私が子ども達相手に試させてもらい、変わっていく姿に学ばせてもらっています。
今、子ども達は、安心できる空間の中でじっくり学べる喜びを感じているのではないかとも感じています。

私はよく「感化力」という言葉を口にします。昨年、道徳公開講座で学年の取り組みを紹介した際にも、
「教師は子ども達を感化する力を持たなくてはならない。そのために日々の研鑽の積み重ねをしていかなくてはならない。」
と話したところ、来てくださった講師の先生から
「久々に“感化”という言葉を学校で聞いた。まったくその通りだと思う。感化力を持った教師が子ども達にたくさんの刺激を与えていくことこそ、道徳の実践力向上につながる。これは親も同じである。親が感化力を持つように努力しなかったら、子どもは羅針盤を失った船のように、大海をさまようことになってしまう。」
という言葉をいただきました。


先日、マインドマップの懇親会で、フェローの先生からこんな質問を受けました。
「先生の“自信”はどこから来るのですか?」
時間がなくてサラッと答えるしかできず、申し訳ないことをしたなぁと感じています。そこで、このブログで記事にしておこうと思いました。

「ローマは1日にしてならず」という言葉があります。まさにその通りだと私も思います。毎日毎日の積み重ね、試行錯誤の上に、長い時間をかけて「教師力または感化力」というものは身についていくものだと思います。教師はみんな努力しています。私など未熟者だと思わされる、実力のある先生がたくさんいます。そういう先生方の姿をメンター(指導者)としてマネをしてきたのが私です。もっとも刺激的だったのが「斎藤喜博先生」であり「林竹二先生」です。ミーハーなところでは、ドラマ「熱中時代」の北野広大先生や3年B組金八先生」の坂本金八先生なんてところからも刺激を受けました。また、最近では「大人が変わる生活指導」を書かれたカリスマ体育教師「原田隆史先生」の理論も、私の実践を裏付けるものとして活用させていただくことがあります。こうした「スーパー教師」のイメージを思い浮かべながら、それに近づこうではなく、それ以上になることを目指して進んできたつもりです。

「本当にこれで良いのか?」「この仕事は何のためにやっているのか?」と、常に自分自身に問いかけながら活動してきたことも力になっています。「何のため」がしっかりしていないと、目先のことに振り回されたり、判断力がにぶったりします。

教師になったのは何のため?
「子どもが好きだから」・・・そんな軽いものではありません。

私が教師を目指した高校時代、日本の学校は「校内暴力」で本当に大変でした。それに続いて「いじめ」が大問題となりました。
「日本はこのままではダメになる。だから日本の教育を良く変えるために教師になる。自分が人間教育の模範を示す。」
18歳の11月上旬、大学受験を目の前にした蒲田での進学相談会で、けっこう深い決意をしたことを昨日のように記憶しています。

私は何となく教師になったのではありません。使命を自覚して教師になりました。
18歳の私は、
「人間というのは使命を自覚した時に、隠れていた才能の芽が急速に伸びるものだ。」
と教えられました。使命感こそ私の原点であり、自信の源です。


【お薦めの本】
私のメンタルリテラシー教育実践を巻頭で紹介してくださった本です。メンタルリテラシーとは「脳の使い方」という意味です。
この本はマインドマップをかけるようにするための「書き込み式ドリル」の形態を取っていますので、理論はそれほど書かれていませんが、親子で体験する入門書としてはとても優れています。
できる子はノートがちがう!―親子ではじめるマインドマップ

小学館

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生き物はつながりの中に

私は2年連続の6年担任。なので、今年も国語『生き物はつながりの中に』の学習はマインドマップで読解をしていきました。

本物の犬とロボットの犬を対比させながら、どんなところが違うのか、生き物の特徴はなんなのかを考えていく内容です。筆者は中村桂子先生。最後の段落で、
「あなたは、かけがえのない存在なのです。」
「自分を大切にすることと他を大切にすることは同じことだいう気持ちになりませんか」
「あなたが生き物であることは、すてきなことだと思えてきませんか。」
とこの文章を書いた思いを読者に呼びかけています。

説明文教材ですから、授業でよく行われるのは表に書いて分析していくこと。それでも良いのですが、マインドマップに描いていくことと比較すると、やはり面白味に違いがあると思えてなりません。

この授業に関する昨年の記事をリンクしておきます。

【マインドマップ実践例】 6年国語「生き物はつながりの中に」

すごい作文が現れた!

ブランチが段落に

【私の本棚】
学級経営・学校経営で悩んでいる先生、会社経営・営業成績で悩んでいる方にお薦めします。場当たり的な対処方法で問題解決するのではなく、潜在意識にある記憶を消去し、根本的な解決を図る手法です。ハワイの問題解決方法ですが、内容は仏教の「色即是空」にも通じるものです。
豊かに成功するホ・オポノポノ 愛と感謝のパワーがもたらすビジネスの大転換
イハレアカラ・ヒューレン,河合 政実
ソフトバンククリエイティブ

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やっぱり「てんか」は盛り上がる

井上の学級経営改善方法のひとつに体育の時間に行う「てんか」というボールゲームがあります。これについては過去に記事を載せたことがあるので、その記事をリンクしておきます。


半分教師 第29話 「てんか」
体育、算数、総合・・・・・クラスの枠を超えて
「テンカ」は本当に面白いボールゲームです

今日もクラスの全員が「誇り高き学級意識」を育めるように「てんか」をやりました。みんなものすごく盛り上がり、楽しみ切っていました。これを何度もやっていくと、自然に仲良くなるんです。男子も女子も。

こうした「ひきだし」も、所詮は井上学級の卒業生から頂いたものです。

国語で「生き物はつながりの中に」という学習をしていますが、卒業生からずっと続いているこの「てんか」は、まさにつながりの中にあると言って良いでしょう。


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トニー・ブザン氏と2度目の対面

この記事は5月6日に書いたものですが、5月10日を過ぎないと公開するわけにはいかないと思っていたので今日の情報発信となりました。

**********************

5月6日は雨、雨、雨の1日でした。

バレーボールは体育館で練習できるので、辰巳ジャンプは午前午後の1日練習。子ども達はずいぶん上達しました。サーブの安定感がもう少し増せば、試合に出場する日が近くなります。なにしろ3年生が主体のチームですから、点数を取れるとしたらサーブとレシーブで頑張るしかありません。年内はそれだけで勝つつもりで練習を重ねています。
今日の入部で、3年生は7人となりました。次に増えるのは2年生ですね。


さて今日は、1日中球出しを続けた直後に、飯田橋に移動し、マインドマップインストラクター&教育フェローの懇親会に参加してきました。ここに集う方々はただ者ではないんですよ。ビジネス界のマインドマッパー+教育界のマインドマッパーというこれまでの日本にはありえなかったコラボレーションです。日本の歴史上、相容れなかった両者が志を同じくして未来のために挑戦をしているのですから、その可能性は計り知れません。

その上、今日はトニー・ブザン氏本人も参加してくれました。
井上としては昨年の5月にお会いして以来、2度目の対面となります。

今回は、卒業していった中1の子ども達のマインドマップも見てもらい、さらに私自身が描いたものも見てもらいました。その中で、ブザン氏が最も反応をしてくれたのが、「木を植えた男マインドマップ」「土井晩翠・星落秋風五丈原マインドマップ」の2枚。そして、3月末の第3期フェロー研修時に研修生と同苦するために自主的に描いた「井上のフェローミッションマインドマップ」でした。(これはブザン氏にも感じることはできても、理解はできなかったでしょう。何しろ文字をほとんど使っていませんから。)

今日を節目に、また新しい時代を開くチャレンジが始まります。
人類が知らなかった世界を目指して、フロンティアスピリットで頑張ります。

木を植えた男
ジャン ジオノ
あすなろ書房

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ツツジ満開で何か楽しい!

我が家の玄関を飾るツツジですが、これまでその姿もなかった蕾が次々にふくらみ始めています。新しい生命が誕生しています。次々に開花していく様子、成長している姿を見ていると、なんともいえない楽しさを感じます。
気をかけて、手をかけて、声をかけてあげることで、見えていなかったところから新しい花が咲く。

ツツジからも良い子を育てるコツを教わった。そんな気がする今日の井上です。

教育も同じです。教師や親が、子ども達の可能性を信じ、そして10年後、20年後を見すえた長~~~~い目で見ながら接していけば、予想もしなかった形で花を咲かせてくれる。そんな場面にたくさん出くわしてみたくありませんか?そう思う方は、ぜひこのブログをごひいきにしてくださいませ。


井上は今日もまた辰巳ジャンプの練習でした。

バレーボールをするのが楽しくて楽しくて、練習を休まずに来ている子たちは、どんどん上達しています。これは脳科学から考えると、小さな達成感をくり返していることからドーパミンが放出され、「もっとやりたい、もっと上手になりたい」という欲求が生まれている状態です。
この脳科学を応用したバレーボールに「ホールブレイン・バレーボール」と名付けました。

何年か実践を積み上げて、自分なりの理論構築できるようにしようと思っています。

手にとるように哲学がわかる本
甲田 烈
かんき出版

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またまた新入部員! 予言が実現してます!

今日は暑い1日でしたね。

小学生バレーボール界では、8月の全国大会に向けた各都道府県予選がスタートしています。今日、江東区は順位決定戦です。そして明日から支部決勝大会となり、6月末に東京都大会が行われます。

昨年までは辰巳ジャンプも出場していましたが、今年はキャンセルしてチームの再建に全力投球しています。

昨年半ばには部員増加の目処が立たず、「ダメかな…」とあきらめかけた井上自らの潜在意識がまねいたチーム解散の危機。このマイナス方向への動きをコントロールして、プラスに転じていく手法を身につけて実践した結果、「5月には部員が12人まで増える」と宣言した通り、本当に11人までは増えました。

井上のアファメーションでは、「2009年内に40人まで部員が増える。」としましたから、新しい子達か練習しにくる日はまだまだ続くでしょう。

厳しい厳しい江東区予選を横目で見ながら、未来の大きなゴールをしっかり見据えて、今の動きを創っていきます。

「夢にときめけ! 明日にきらめけ!」


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「自分の指は第2の脳みそです」

5連休のゴールデンウイークを終え、眠い顔をしながら子ども達が学校に戻ってきました。というよりも、一番眠そうなのは私自身かもしれません(苦笑)


昨年の6年生にはゴールデンウイークの宿題で「出来事をマインドマップに描いてきなさい」という課題を与えましたが、今年の6年生はまだまだマインドマップ初心者運転中ですから、過度な課題は与えません。いろいろと忙しい人たちですから、漢字ドリルを宿題にしました。

それで、連休明けのほやほや状態で、「ゴールデンウイーク出来事マインドマップ」に取り組みました。画像は私がお手本で描いてみた板書マインドマップです。

マインドマップの作業をしている最中の教師の支援としては、とにかく「手を止めない」ということにつきます。そのために「ブランチを余分に描いていこう」「思考が止まりそうになったら別のブランチに飛ぼう」というような言葉かけをしていきますが、そのうちに自分の口からポンと飛び出た言葉に自画自賛しました。

「自分の指は第2の脳みそです!」

そうです。
人間の脳が刺激を受ける身体部分を人体イラストで表した「ホムンクルス」というイラスト図では、人差し指が異様なほどに大きくなっています。つまり、人間の脳を活性化させるためには指をジャンジャン動かすことが一番なのです。

考えたり、思い出したりするときに、じっと腕を組んで「う~ん」とうなる時代は終わりました。動いて動いて脳の中にあるものを見える化していく人が、これからの時代のリーダーです。


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ツツジの生命力

3月の卒業シーズン以来、自宅の玄関にいつも花を飾るようにしている井上です。元々は花にはまったく関心がなく、知識も無かった私が、意識して飾るようになったことで新しい発見をしています。


今の季節、町中にはツツジの花がたくさん咲いています。そこで、ちょっといけない考えが(笑)、
「こんなにたくさん咲いているんだから、2~3本摘んでも良いだろう。」
長持ちさせるために、蕾がたくさんある枝をポキッといただいてきました。

毎日、水の入れかえをし、「ホ・オポノポノ(自然の潜在意識に働きかけるハワイの手法)」の言葉である「ありがとう」や「感謝します」などの言葉かけをしながら育ててみました。


1週間以上たって、ツツジは摘んできたときには無かった蕾までが次々に姿を顕して、見事に満開状態になりました。最初は7~8ほどの花と、同じくらいの蕾だけだったのに、その倍以上の花を咲かせてくれました。この生命力にかなり驚いている私です。


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教務主任研修会の講話をマインドマップ化

皆さん、こんばんは!
お元気ですか?

5日間、更新をしませんでした。それでもなお150名を超える方々がアクセスしてくださってありがとうございます。

そろそろ記事をアップしないと、病気で倒れているのではないかと思われてしまうので、元気なことをお知らせしておきます。


今日の画像は先月の教務主任研修会で講話してくださった校長先生のお話をメモしていったマインドマップです。講話の冒頭で校長先生は、
「皆さんお疲れでしょうから、眠くなった方は遠慮無く寝てくださって結構ですよ。」
と大変に謙遜しておられましたので、これはマインドマップを描かないと本当に寝てしまうかもしれないと、慌てて描き始めました。ところが、語られた内容は参考になることばかりで、お話が終わったときには「マインドマップで記録しておいて良かった!」と思えました。

講義録を取るときはマインドマップが一番です。なにしろ飽きません。話が上手かどうかもマインドマップを描いていれば一目瞭然です。



さて、ゴールデンウイークですが、渋川にある我が家の墓園に両親を連れて行くことができました。実は私、妹を一人亡くしています。といっても、生まれてすぐに亡くなってしまったので、顔も見ていません。それでもやはり妹は妹です。毎日の追善回向は忘れていません。

追善回向といえば、養護学校に4年間勤務していたこともあるため、すでに教え子に16人も先立たれています。この子たちの追善回向も毎日しています。その中には寿命を伸ばしていくためにはどうしたら良いかを私に教えてくれた子もいます。これまで、この教え子たちがいつも私を支えてくれました。

『命があるなら、それだけで幸せじゃないか。何を悩む必要があるものか。』

だからどんな学級でも再生できるのです。

『命あるもの=可能性あるもの』

小学校の子ども達には全員にものすごく大きな可能性があるわけですから。


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