練習過程が大事です

井上のお隣のクラスでも国語の授業をマインドマップで行っています。
画像は廊下に掲示されている大書きマインドマップです。

さて、運動会の組体操を初めて担当して、構成から指導まで一切を仕切ってきたT.H先生ですが、今日の練習の様子からは、いよいよ指導が実を結んできた感じがしています。

私からは組体操を指導するにあたって絶対にはずせないこととして、
「組体操の見た目の技が成功するかしないかは些細なことで、それに振り回されないようにしてほしい。肝心なことは、この組体操の練習を通して、子ども達がどのように成長しているのか、子ども達の何が変わったのかという点である。」
と指導をしてあります。この点で、本格的に練習を開始した頃に比べて、5年生も6年生も間違いなく練習態度が良くなってきていますし、子ども達同士で注意し合って、ひとつひとつの演技を成功に持っていこうとしている子が毎回増えています。

「自分たちの力で、組体操を成功させたい。」

この思いが伝わってくる練習態度に、T.H先生、本当に泣きそうになっていました。


若手教師育成の点でも、今回の組体操練習は成功したと感じています。
T.H先生は、練習中に何度も何度も、
「こういう演技になるんだけど、イメージできる?」
「この演技をしている時の自分たちの姿を想像してみて下さい。」
「タワーを立てたあの瞬間に大きな拍手が聞こえて、君たちの最高の笑顔が頭に浮かんだよ。」
というイメージ作りをしてきました。思い浮かべたイメージ通りになろうとする、脳の機能を考慮した適切な言葉かけです。
練習を重ねる度に指導の言葉が良くなっていったT.H先生の成長に伴うように、子ども達も成長しているというわけです。

まさに、「教師は最大の教育環境」だということです。

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なんか書けちゃうぞ?! 【マインドマップ作文指導】

黙々と作文を書いている子どもたちの中から、こんなつぶやきが聞こえてきました。

「あれ?なんか書けちゃうぞ?!」

マインドマップ作文指導を象徴するようなつぶやきでした。

小学生にとっては、作文を書くという作業はかなりの労作業で、嫌がる子がほとんどなのではないでしょうか。

ひとつの答えを求めるのではなく、様々な知性を使って文章にしていく作文は、創造的作業です。文章を書かせればその子の学力は分かると言われるくらい、総合的な学力が文章に表れます。


結局、書いた枚数400字詰め12枚を筆頭に、「こんなに書けちゃった。」と本人が納得する作文になりました。

読みたい方は私の教室の廊下まで来ていただくしかありません。


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