地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急8500系「懐かしの」雪中大爆走

2016-01-19 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 昨日の雪のち雨グシャグシャ天気に伴う首都圏鉄道大混乱は、JRと比べて雪に強いといわれていた私鉄においてゴタゴタ度が極まったという点で歴史的だったように思います。とりわけ東急の場合、一昨年の元住吉衝突事故によって国交省から通達や指導があったためか、それとも雪恐怖症になったためかどうか分かりませんが、大幅な間引き運転って一体何やねん……。しかも、やっとのことで動いたと思ったら、大幅な速度規制のノロノロ運転で、各駅ごとに発車指示待ちの数分停車……。これではもう、途中駅からは乗れずに駅の外に人があふれるのは必然だったと言えましょう。全列車各駅停車で良いので、間隔を詰めすぎない程度になるべく間引かない努力をして頂きたいものです。



 では私の場合はどうだったかと申しますと……昼から出勤で午後1時半から会議に絶対出席ということで、中央林間で10時過ぎに改札を通り、座ることが出来たのは良かったものの、中央林間で発車まで40分近く待たされたうえ、発車後渋谷まで所要2時間 (11時半過ぎから速度が上がり、駅ごとの停車時間も短くなりましたが)。いやはや、会議にはジャストで間に合ったものの、本当に参りました……。「小田急で行ってもどうせ急行は各停よりもトロく超満員だろうから、雪の日は東急の方がマシだろう」と思っていたのですが、小田急の方が何のかの言って健闘していたようですので、今後そういう認識は完全に捨てざるを得なくなったとはトホホです……。
 なお、ネットをつらつら眺めてみますと、駅入場で2~3時間待ちとか、中央林間~渋谷間が3時間半~4時間とか……本当にご愁傷様です m(_ _)m 中央林間で乗ってから大手町で降りるまで3時間ほど、トイレがかなりヤバい気分だったのですが、これでもまだマシだったのだろうと思います。
 というわけで、もう雪の日に田園都市線がバンバン飛ばすことはない……と思うにつけ、にわかに8500系の雪中爆走シーンを貼りたくなりましたので、未アップ画像をレタッチしてみました。1枚目はちょうど10年前、2枚目は8年前の撮影ですが、そういえば8624Fは現在長電8505・8506Fとなっていますので、今後8500系赤帯姿+雪中爆走を楽しもうと思ったら長電へ!という感じでしょうか。そういえば長電もしばらくご無沙汰だなぁ……(汗)。