ジャカルタの鉄道事情は、ほんの僅かの間にも目まぐるしく変化しています。切符(とゆーか1回限りのICカード)の自動販売機兼自動チャージ機の登場とか、ブカシ線での12両運行とか(つい最近まで、3~4両分しか対応しないホームの駅もあったというのに……)、スルポン=バンテン線パルンパンジャンまでの10両運行とか、南武帯の朝令暮改的な廃止(KCJ標準色化)とか、タンジュンプリオク線の朝夕増発・計6往復化とか……。ホント、KAI所属車の全車KCJ色化と合わせて、次回訪れたときには全くの別世界に変わっており、激しく浦島気分を満喫できるのでしょう……。そんな中で辛うじて変わらないものを求めて、東急車を熱く追い求めることになりそうです。
もっとも、そこで東急車を追っかけようにも、往復4時間以上の環状~ボゴール線に数編成が走るのみでは、捕まるものもなかなか捕まりません。実際、これまでアップしてきた昨年8月撮影の東急車は、結局1~2回しか顔を出さなかった編成も少なくありません。最早、巡り会うかどうかすら、かなり厳しいギャンブルの世界となっているのです……。
しかし、そんな東急の影の薄さを少しでも挽回して、環状~ボゴール線に東急の華やぎを添えるべく、新8007Fが昨日あたりから運用に復帰したようで、現地のネット上では「JALITA正式復活!」ということで騒然としているようです (笑)。やっぱりJALITAあってのジャカルタ電車シーンだよなぁ……と私も思います。というわけで、そんな新8007Fの正式復活を祝い、8500系も今後続々とJALITAとなって行くことを楽しみにしつつ、8612Fの画像をアップしておきます~。