本来であれば特急券をゲットして、どこか遠くへ行きたい風薫る季節。しかしそんな自由を行使することがままならない悲しい昨今ですので、せめて特急列車の画像をアップしようということで……今回は未アップのまま外付けHDで眠っていた小田急LSE7000形の復活オレンジバーミリオン姿です。地元を走る小田急の車両のうち、個人的な興味は圧倒的に一般通勤車の方に向かっておりまして、特急車は全然撮り貯めていないのですが、理由は簡単……江ノ島線には余り来ないからです (爆)。それでも一応、たまに思い出したときに撮っていました (そしてそのままこのブログにアップせず放置……汗)。
あともう一点、とりわけ7000形や10000形のような連接車に対して個人的に冷たかったのは、総じて観光客が喜べば良いという発想の下、肝心なところで詰めが甘いようにも思われたからです。その端的な点はシートピッチの狭さや小ぶりさですが (座り心地をないがしろにする点は20000・30000形以外のどの車両についても言えることかも。また、展望席の一番前は、大柄な私には激狭)、もう一つ、今のような号車指定が出来ない時代にたまに券売機で特急券を購入すると、禁煙車とは名ばかりの事実上の強制喫煙車である4号車に当たって最悪の気分を味わうことがしばしば……。
というわけで、小田急の連接車をめぐっては、パッと見の流麗さと、実際に乗ってみるとそれほど良くないという認識との間で、個人的な葛藤が長く続きまして、未だにTOMIXやマイクロから出ている模型も持っていないのですが (→30000・60000・JRC371は持っており、20000と70000もいずれ欲しいと思っています。何故20000はモデモからしか出ないの?)、こうしてたまに眺め返してみると、やっぱり端的に言って流麗ですね……。そこで改めて「もっと真面目に撮り貯めれば良かった」という思いと、「いやもっと他に地味でマニアックな車両に時間を割いておいて良かった」という思いが脳内でグルグルし、何ともフクザツな気分ですね (^_^;)。