来月の東武ダイヤ改正では、20400系改造の進展に伴い、南栗橋〜東武宇都宮間の30分間隔直通運転が謳われていますが、これはすなわち日中の南栗橋〜新栃木間における6050系の1時間間隔運転が終了することを意味するわけで、今後6050系が南栗橋まで顔を出すのは、朝夕の急行運用が専らになるのでしょうか。そして最近は、新栃木以北や鬼怒川線における20400系の訓練運転も行われているそうで、実は新栃木以北においてもダイヤ改正以後相当6050系の運用が減ってしまうのかも知れません。これも時代の流れというものでしょう。
というわけで、南栗橋以北における主力の座を完全に手にすることになった20400系……もともと20000系列が24本あり、その大部分の先頭車は離脱後も解体されないまま20400系へと改造されつつあるわけで、日光・宇都宮・鬼怒川線の運用を悉く置き換えるのは所要数という点でいとも簡単ということなのでしょう。そして、新型肺炎問題以前においても最近は、GWなど余程のことがない限り6050系の4連でも十分間に合っていたわけで、20400系化で多少着席定員が減るきらいはあるとはいえ、十分快適な20000系の車内インテリアがあれば、節約路線な普通・急行利用者にとっても、20400系は必要十分な車両といえそうです。トイレはないため、南栗橋で乗り換える際、または日光などで乗る際には、必ず用を足す時間を確保した方が良さそうですが……(笑)。
何はともあれ20400系は、インパクトのあるカラーリングと、ローカル線撮りで一番撮りやすい (?) 4連という適度なボリュームで、今後の日光線系統を快走することでしょう。
ちなみに、20400系の鉄コレを買ったものの、まだN化していないのを思い出しました……(こればっか ^^;)。