ついに11月末の相鉄・JR直通運転開始まであと100日を切った今日この頃、相鉄12000系が品川に入線したかと思ったら、埼京線E233系も西谷まで入線し、月末にはついに相鉄全線での試運転とかしわ台での留置も始まりました! ネット上でこういった話題を目にするにつけ、なるべく早くE233系7000番台の相州入りを祝いたいものだと思いまして、私も勇躍かしわ台に出掛けて参りました。すると……本当にいたぁぁっ!
線路が繋がり、保安機器も揃えば、どんな車両でも相互乗り入れ可能であることは、これまでの数多の事例から余りにも分かりきったことであり、しかも相鉄には既に完全 (?) JRE準拠のマンケーとマンセンケーが走っていますので、E233系が来ることは不思議でも何でもないはずです。にもかかわらず、何なのでしょう、この言い知れぬ感動は……。それは恐らく、相鉄が本厚木乗り入れをやめて以来、長年貨物や甲種を除けば孤立した状態にあり、車両も独自の進化をとげていたところ、ついに西谷に難工事の末に風穴が空き、埼京線・川越線という遥か彼方の空気をもたらしたという、未だかつてないマジック・仕掛けの為せる技なのかも知れません。そして、かしわ台で隣に並んだのはまさに、相鉄という名のガラパゴス・独自の進化を象徴する7000系をさらにマニアックな風貌にしたモヤ700であるというのも、E233系7000番台のかしわ台入城を最も強烈に印象づけるものと言えましょう。
直通運転開始にあたり、相模大塚あたりでもしかすると撮影会でもあるかも知れませんが、その際にはモヤは並ばないでしょう。また、実際に営業運転が始まりますと、モヤとE233が首尾良く並ぶことは余りないのかも知れません。こういったことを考えるにつけても、この並びはますます強烈で貴重だと思わずにはいられないのでした。モヤ4両を2両2両に分け、10連の先頭と合わせてくれていることもまた、かしわ台の関係者の皆様のご配慮としか思えないのです。
※1枚目の画像は、敷地外から超望遠撮影し、トリミングしています。
※2枚目の画像は、細かい金網越しのため、iPhoneで撮影しています。
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