今回の鉄コレ第23弾のうち、個人的な究極の大本命として期待していたのは南海1201形! もちろん、東武7820も至高の大本命ではありますが、東武は既に7300系鉄コレでモールドの確実さが明らかですので、今回全く新たに金型が起こされた南海1201の出来具合にとりわけ強く関心を寄せずにはいられないというものです。
というわけで開封してみますと……ぬほっ♪♪初期車1201の武骨な面構えが実に良い♪♪♪ 中期車1210のスカートも絶妙な雰囲気です♪ モールドは本当にリアルですし、塗りも窓パーツにほんの少々欠けがあるのを除けば、鉄コレとしては十分当たりだと思います♪ そしてシークレットは、前パン先頭車の1213!! 1箱しか買わずシクレが出た人々からは「1201は晩年、前パン側=貴志側が先頭だったことからして、これじゃ~編成にならねーよ……」という怨嗟の声が上がりそうですが、複数箱買いした私としては2通りの編成を楽しめますので没問題です。
なお、今回のリリース品は正面貫通扉に車番がありますので、貴志川線時代の最晩年ということになりますが (80年代、中高坊だった頃に貴志川線を訪れた際には、まだ正面車番なし)、原理主義的南海党員の方でしたら、正面車番無しバージョンを激しく待望されていることでしょう。そして、戦中製造の一段窓バージョンや、貴志川線時代のラッシュ時の相棒であった超珍車21201、さらには水間や京福福井など、夢は広がる一方です♪ 鉄コレ界一般では水間と京福福井は人気が無さそうに思えるため、出ないのではないか……という懸念もあるのですが (-_-;)。
それはさておき、南海1201を実際にN化して走らせようとする場合、フツーに貴志川線らしく2連にして走らせるのであれば何も問題はなく、スカートが無い1201を中間に挿入して3連以上を演出する場合も何も問題はありません。しかし、固定スカートの1210と1213を中間にして長編成化するのは、アーノルドカプラーと干渉するため一応不可能なようです。この2両の、ちょこっと飛び出ただけのダミーカプラーは、とくに胴受けがこの2両のためにつくられた新規品のようですし……(?)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます