黄色顔を先頭に長大編成を組み、朽ち果てつつあります……。
クーラーが最も残っている車両 (車番不詳)。
205号車。ブルーは濃いものの車内は荒廃。
206号車。深いステップは非運転台側限定。
----------------------------------------------
マップ・カバオ駅に放置されている日本中古車両のうち、キハ28・58のタマ数はかなり多いのですが、車体の手前に草がボーボーに生えていたり、柱が立っていたり、あるいは手前側の車両の奥に留置されていたりしますので、キレイに (?) 記録できる車両は実は余り多くありません。もっとも前回アップしました通り、キロ28が3両も残っていることの方がはるかに垂涎モノで、どうしてもキハ28・58の立場が霞んで見えることは否めず、実は今回の訪問もキロ28が最優先だったりしたのでした。何という贅沢な……キハ28・58に申し訳ないような気がします。まぁキハ28でしたら、いすみ鉄道で定期運用中ですので、いずれ人の少ない梅雨時あたりにそちらを見物に行きたいものです。
なおタイのキハ28・58は、非運転台側のデッキのみステップ増設&ドアの延長改造を受けていますが、運転台側はステップを改造すると台車と抵触しますので、このような限定的な改造になってしまったのは致し方のないところでしょう。そして恐らく、事実上デッキが1カ所しかないという使い勝手の悪さが、タイにおけるキハ28・58の短命につながってしまったのだろうと想像しています……。折角他の3等客車より長めで輸送力が大きくとも、乗降に難があれば使いづらいということで……。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます