地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ中央東線クハ76を茶坊主化する

2011-06-22 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 飯田線や大糸線の旧型国電をGM板キットからシコシコと製作を続けている私の脳裏では旧国ブームが吹き荒れ状態 (笑)。先日も、いつもお世話になっている模型屋にて入荷したばかりの中古品を眺めていたところ、ふと鉄コレ中央東線70系4連 (しかもN化パーツ取り付け済) が売っているのを発見しまして、「さて部品取りにするか……それともテキトーに塗り替えて遊ぶか……」という出来心が生じてお買い上げと相成ったのでした。
 そこでとりあえず、Hゴム顔のクハ76をバラして車体をシンナー池にドボン! かつて京阪神緩行線の主力として独特の存在感を放ちまくりであったといわれる「茶坊主」葡萄色2号塗装を施してみました (^^;;)。また、中央東線対応として低屋根となっているモハ72850につきましては、昭和30年代半ばまでは葡萄色2号だったとのことで、他にも複数の路線で葡萄色2号を纏い使用されたことから、様々な路線の編成を楽しむために丁度良い塗装として、これまた葡萄色2号に (汗)。



 ただ、鉄コレの旧型車両のうち、窓の表現が車体側ではなくガラスパーツ側となっている車両を塗装変更する場合、窓ガラスパーツの色の付いている部分にマスキングを施さなければなりませんので、この最高にちまちまとしたマスキング作業にヘロヘロ……(@_@)。とはいえ、近いうちに飯田線・大糸線のクモハ43・クハ68 (クロハ59改) がリリースされ、さらに今後続々と鉄コレで旧国が展開されて行くだろうと予想するにつけ、車両を自分で塗装変更して遊ぶにあたり、窓ガラスパーツの塗装変更テクニックに慣れておくことは欠かせませんので、まぁ我慢我慢 (^^;;)。どれほど注意深くマスキングしても、何のかの言って元の色が残っていることが少なくなく、かといって余り上から塗る塗装の面積を増やしても不自然に窓枠が太く見えてしまうことにもなりかねませんので、どのようにバランスをとれば良いのか難しいですね……。
 ともあれ、こうして葡萄色2号を施した2両ですが、GM板キットから製作した73系と併結しても車体の大きさが異なりすぎ混結はためらい……。一方、連結相手として丁度良さそうな (?) 手持ちのTOMIX73系ハイグレード車は、残念ながらモーター無しの付属編成であるだけでなく、全車ボディマウント式TNカプラー装備ですので、かりにモハ72850に鉄コレ動力を仕込んでもTNカプラー装着化改造を施さない限り混結できず……。というわけで、とりあえずは鉄コレのクモニ13に引かせ、庫内入換or小運転での回送という雰囲気としております (^^;;;)。

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2 コメント

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Unknown (きえふにいさん)
2011-06-22 13:09:46
おっとっとさま、こんにちは!
茶坊主かっこいいー。これ、実物を見たら相当度肝を抜かれそうですね。湘南顔の単色ってどうしてこう坊主っぽくなるのか。湘南顔=ヌリワケとセットになってインプットされているからなのでしょうね。大糸線のクモユニ81水色も少年の頃本で見てなんだかビビりました。あー、書いていて改めて「もっと早く生まれていれば」な気持ちが。湘南色になって摩訶不思議な185系や117系も茶色くしたら相当不気味でしょうなあ。

そういえば……引退の早かった70系どころか80系も私は実車を見ていないのですが、西武池袋線石神井公園駅すぐの某病院に有名なクハ86実物大レプリカがあったことを思い出しました。隣の院長宅には西武351系運転台部分も置かれていましたが、どうも代替わりしてどちらもなくなってしまったようで。写真に撮っておかなかったことをちょっと後悔しています。
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Unknown (おっとっと)
2011-06-22 22:27:31
>きえふにいさんさま
 こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
 湘南顔の単色は、窓が2枚であることとオデコがテカテカであることからして自動的に坊主決定だと思うのですが (笑)、とくに70系の茶坊主がしばしばハズレとして語られているのは、やはり70系や80系が塗り分けとセットな存在と当時思われていたからなのでしょう。個人的には結構イケてると思うのですが……。大糸線のクモユニ81は、個人的にはほとんど違和感ありませんでした。東急の青ガエルを見慣れていましたので、カラー蛙顔の一形態という程度で受け取ったと申しますか……。
 117系は真っ黄色な存在が西の方で大増殖中ですので、ことによると茶色化も有り得ないことではなさそうですが (^^;)、さすがに185系にそれはないでしょう (笑)。
 実車や実物大レプリカを置いた病院といえば、今や某眼科が有名ですが、後継者が鉄でなければ呆気なく消えてしまいそうですね……。保守費用もそれなりにかかることでしょうから……。クハ86の「だいたい実物大・なんちゃってレプリカ」といえば藤沢駅のキヲスクが圧倒的な存在感を放っていますが、何はさておき珍しいものにビビッと来たら、フィルム代を考えなくて良いデジタル時代だけに、何はさておき気軽に写し止めておくことが大事なのでしょう。
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