半鋼製車つながりでもう一発……約2ヶ月前の琴電訪問の続きです (^^;)。
周知の通り琴電では、貴重な産業遺産として4両の半鋼製釣掛式電車を動態保存しており、最近は毎月下旬の日曜日を選んで高松築港と琴電琴平を1往復する保存運転が定着しているほか、「電車まつり」等の特別企画で長尾線を含め一日数往復することもあります。しかし思い出してもみれば……なかなかそのような特別運転日と自分の予定が合わず、旧型が走るシーンを楽しんだのは27+28が引退した2007年の夏以来御無沙汰……(滝汗)。300号が茶色1色になったのも、500号や23号が茶色ツートンになったのも全く撮っていない……という、余りにも遺憾過ぎて自己嫌悪にすら陥りそうな状況でありました (@_@)。そこで今回は、平日の訪問につき旧型車が動かないのは百も承知ながら、旧型車が昼寝 (いや、終日ごろ寝?) しているシーンでも良いので是非眺めて見たいものだと思いまして仏生山へGo!
仏生山を訪れる度に思うのは「地方私鉄としては車庫が相当大規模でスゲー!」ということでしょうか。とくに、朝夕のラッシュアワーに出動するべく相当数の元京急・京王車が控えており (しかも一部は4連を組んだ状態)、本線の両側に建屋や側線が広がっていることから、これはもう下手な (?) 大手私鉄の車庫に匹敵する規模なのではないか……とすら思えます。そんな仏生山と他の車庫の最大の違いは、庫内車としてデカが右往左往し (*^^*)、大正ロマンのかほり漂う半鋼製車がそこかしこに鎮座していることでしょう (^O^)。
しかし問題は……旧型車が留置されている側線が駅から結構遠いこと (汗)。駅前広場のすぐ東側にある「駅前側線」(?) に23号がデンと置かれ、そのまま駅前モニュメント代用となっている (?) というユーモラスな光景は相変わらずですが、駅の北・本線脇の側線は、駅の西側にある細い道をたどって大通りに出て、さらに地元民のみぞ知る細い道へと分け入って行かなければたどり着けません。もっとも、無事踏切に到着できれば、それはもう旧型車を独り占めして撮り放題できる最高のひととき……v(^O^)v というわけで、パンタこそ下がっていますが、とりあえず500号と23号のツートン姿を初めて眼にすることができ満足です♪ 構内西側の側線に置かれていた茶色一色の300号は、残念ながら広告ラッピングの1200形に覆い隠されて全く撮りようがありませんでしたが……。
それにしても印象に残るのは、23号にせよ500+120号にせよ、如何にも無防備な位置に留置されているなぁ……ということ。もしこれが首都圏であれば、何時○ンキーの落書きの餌食になるか……とヒヤヒヤものですが、それが全くないのは讃岐という土地柄の穏和さによるのでしょうか?
※お知らせ……出張撮り鉄やフツーの撮り鉄遠征を含む多忙のため、とりあえず1週間ほど更新を休止いたします。次回更新は早ければ20日以降となります。
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