紫陽花の季節の旧型電車つながりで……そういえば、先月甥っ子と銚子電鉄を訪れた際に撮影したデハ801の画像をアップしそびれていました (そういえば2000系の画像もアップしていませんなぁ~^^;)。
周知の通り、銚子電鉄は奇跡的に (?) 資金を確保して昨年秋に車両置換を実施し、半鋼製釣掛式電車が引退に追い込まれましたが、このうち701と702は解体を前提として (?) 笠上黒生の側線に留置され、最も人気が高いデハ801は保存を視野に入れているためか (?) 外川駅側線の撮りやすい位置に留置されています。
というわけで、今回銚子電鉄を訪れた最大の目的のひとつは、今のところ解体を免れ、かつ離脱後それほど時間が経たず「まぁまぁキレイな」状態を保っている旧型車を記録することでしたが、そんなタイミングに合わせてくれているかのようにホームの脇には瑞々しい色の紫陽花が♪ 駅外側の駐車場に回り込み、一切の表示を外したデハ801の魅惑の表情と紫陽花を組み合わせるという、何ともほのぼのと贅沢なシーンを満喫したのでした……(*^O^*)。
いっぽう外川方・貫通側につきましては、どう頑張ってもバックの木製電柱がビミョ~な位置に写り込んでしまいますので、巨大ヘッドライトでなるべく電柱を隠す要領で撮影~。まぁ、これほど撮りやすい位置に、あたかも現役さながらの状態の良さ (?) で置いてありますので、贅沢は禁物というものでしょう (^^;)。
そんなデハ801の今後ですが……潮風が余りにも強烈に叩きつける外川駅にずっと放置されたままですと、今や笠上黒生の一番奥に押し込まれてしまったユ101 (遊覧車・澪つくし号) と同様に劣化が急速に進んでしまいそうですので、もし本当に保存が実現するのであれば、やはり仲ノ町あたりに移して頂ければ……と思うのですが、そう思うのは私だけでしょうか。そして塗装は……濡れ煎ブームも追い風となった晩年の大注目ですっかり定着した醤油色、銚子入線時のラズベリー+ベージュツートン、そして伊予鉄時代のクリーム+オレンジなど、まさによりどりみどり……(^_^)。もっとも、同じ醤油色でもゴリラーマンHM+金色縁取り帯につきましては、銚電黒歴史を代表する装いにつき無しでしょうね (爆)。
35mmフィルム換算24mmでギリギリ撮影 (汗)。
超広角ズームがあると記録しやすいでしょう……。
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