地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秋の頂き物 (3) ぱれっとさんのバス探訪・高知編

2005-12-21 12:16:55 | 頂き物画像


 名鉄美濃町線から土佐電気鉄道 (以下土電と略) へ奇跡の移籍を果たした590形が、先日堂々デビューしたようです! しかも、塗装は名鉄時代そのまま! 複数のHPやブログで扱われている当日の模様を見ておりますと、実にのんびり和気藹々とした雰囲気の中で新天地での活躍の始まりを祝うという雰囲気が伝わってきまして、改めて未訪問の土電に行きたい!という思いが募ってきました (^^)。
 そんな土電は同時に、路線バス趣味の世界では懐かしいモノコックバスの宝庫としてつとに有名だそうで、普段はせいぜい地方都市で古いバスがやって来れば大喜びしているだけの私 (→詳しいバスの形式名は何も分かりません ^^;) でも、路面電車とともにこれも目当てに訪れてみたいものだと思っておりました。
 しかし、その土電バスもついに激変が迫っているそうで……そんな中、うどん県ご在住でいつもお世話になっているぱれっとさんが急遽ガラガラの特急「しまんと」に乗って高知を訪問され、感激モノのバス画像を頂きましたので、その中からいくつかご紹介してみます~!
 まずは↑こちら。この手の前面スタイルのバスは以前あちこちで当たり前のように目にしたものですが、だいぶ減ってしまいましたね……。特に、窓が小さい折り戸 (中扉も!) の雰囲気がたまりません (^^)。
 こんなバスに乗って小さな港町や、山奥にひっそりとたたずむ隠れ里に行ってみることを想像するだけでワクワクします。が……これらのモノコックバスは、主に高知近郊の朝夕のラッシュアワーに使用されており、昼間や休日は入庫していることが多いようです (-_-)。ただ、その分車庫では大量に目撃できるとのことで、大量出庫と大量入庫のどちらが良いかは微妙な問題ですね (^^;

 大都市での排ガス規制やバリアフリー化の結果玉突きで地方に移ったバスによって、これらモノコックバスの淘汰のスピードは今後ますます加速するのでしょうが (沖縄は東陽バスの馬天営業所を残して壊滅状態だそうですし……)、最後の輝きをこうしてネットを介して目にすることが出来るだけでも本当に貴重なことだと思います。(J●Bから出た昭和30年代バス風景カラー写真の豪華本、是非欲しいのですが、これの昭和40~50年代バージョンなども出てくれれば……^^;)
 というわけで、ご投稿どうもありがとうございました~! m(_ _)m

【おことわり】これらの画像はぱれっとさんが車庫の許可を取って撮影されたものです。これらの画像を見て無断で車庫に立ち入ることはお止め下さい。

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7 コメント

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Unknown (のそ)
2005-12-22 16:24:14
おっとっとさま、お元気そうな様子でなによりです。
様々あって多忙続きで大変ごぶさたし、失礼いたしました。お許しください。
おまけ鉄ブログ、元の方ともいつも拝見しておりまして、各地のホットな話題を追いかけられるパワーに圧倒されております。
土電バスは数年前に乗りに行きましたが、ご紹介のとおりそれはそれは素晴らしい世界でした。また、古い車でもきれいにしていて、その面で乗客に不快感を与えることはないだろうと感じました。外板がさびだらけだったり、新しい車でも洗車せず車内はホコリだらけの会社もあり、ぜひ見習ってほしいものと思います。
中国の記事も大変興味深く、チャンスがあれば訪ねてみたいです。
いつになく寒い日が続きますが、どうぞご健康で。
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Unknown (ギア鳴り太郎)
2005-12-22 16:29:51
 土佐電の旧式バス車両ですか。高知市へ行きたくても遠すぎてどうしようも出来ません(涙)。
なお、バスの形式名云々については、Hama氏のサイトを参照することをお勧めします。氏は、バス方面の専門家でもあります。

Hama氏のサイトのトップアドレス
http://www33.ocn.ne.jp/~hamanan
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Unknown (ぱれっと)
2005-12-23 15:28:27
ブログへの掲載ありがとうございます。
土電に入りました名鉄590型にも是非乗りたいです
し、近いうちにまた高知に出向きたいと思っていま
す。
おっとっとさんは土電未訪とのことで、ぜひぜひ
いらっしゃってください!
オススメはやっぱり鏡川橋~朝倉付近の狭い狭い併
用軌道の区間でしょうか。
公式サイトによると名鉄車は今年中は桟橋線、来年
からは本線に入るということで、この朝倉付近を走
る名鉄車にぜひ乗ってみたいと思っています。

さてバスの方ですが、私もここまでの「モノコック
並びまくりの車庫」を見ましたのは子供の頃以来の
ような気がします。
3枚目に写っているズラリと並ぶ車両は既にナンバ
ーがはずされており、廃車を待つ最後の姿なのかも
しれません。
こうした懐かしい車両が減っていくのは残念です
が、まだ走っている今のうちに足繁く通おうと思い
ます。
返信する
Unknown (おっとっと)
2005-12-23 16:16:24
>のそさま
 おお~っ! 本当にお久しぶりです! こちらこそご無沙汰で
恐れ入ります m(^^;)m 非常にお忙しいながらも拙HP&ブログを
お楽しみ頂いていたとのことでうれしいです (^^)。
 まあ、ホットな話題を追いかける……と申しますか、もとが徹
底的なマイナー志向で、多くの人が注目するようなネタ (特にイベ
ント・新型車ネタや、JRの人気列車・車両ネタなど) では絶対満
足できないもので、結果的に各地の私鉄や濃いぃローカルネタを
出張ついでに追い求めてしまっているというわけでございます
(^^;)。そんなネタでも、ごく一部のハードコアな方にはお楽しみ
頂けるだろうと思いまして……(表HPと全く同じ発想です ^^;)。
 そういえばのそさんも、以前お会いした時に頂いたのが某バス
会社特製のうちわだったりしたこともあり、バス界に造詣が深く
ていらっしゃいましたね~。というわけで、土電もご訪問済みで
すか! 古い車両でもきっちりときれいに整備して使うというの
は、路面電車と全く同じなんですね~。ならば確かに乗客として
も悪い気はしないでしょう (^^
 中国の鉄道、1等座席・寝台車 (軟座・軟臥車) に乗る分には、
専用の豪華な待合室に改札口、それに冷暖房完備のフカフカシー
トと全く申し分ないのですが、それ以外はまず切符がゲットしづ
らく、駅に行って乗るまでが難行苦行、乗ってからも何が起こる
か全く予測できず……と、とんでもない世界です。今回の旅も、
一応まったりローカル線旅だったのですが、まず駅の場所を見つ
けるまでがナゾでしたし (^^;
 というわけで、海外鉄道の旅はまず台湾やタイあたり、そして
ヨーロッパがおすすめです。あくまでのんびり~としていますの
で……(^^)。
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Unknown (おっとっと)
2005-12-23 16:18:49
>ギア鳴り太郎さま
 旧式バスを詳しく紹介しているサイトをご教示頂きありがとう
ございました。でも、バスの車体形式は鉄道車両と相当勝手が違
いそうですので、私はこれからも駅前などで見かけたり乗ったり
たびに「あ、この形」で終わってしまいそうです (^^;
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Unknown (おっとっと)
2005-12-23 16:29:00
>ぱれっとさま
 こちらこそ素晴らしい画像を本当にありがとうございます~
m(^^)m
 590形、桟橋線ではなく本線に入るということは、桟橋線に比
べて遭遇する確率がだいぶ下がってしまいそうですね (^^;)。で
も、土電には他にも楽しそうな電車が多いので、来た電車を楽し
む……という心づもりで訪れたいものだと思っています。
 琴電も、かねがね再訪したい再訪したいと言いつつ、結局未だ
に実現してしまいましたし……先日の電車祭り画像をネット上で
眺めるにつけ「クヤシ~~!」の一言です (今年もこの日は会議が
あり……-_-;)。先日京急で引退した700系も、先頭車6両は全て琴
電に行くそうですので、例の朝限定4連運用に1070形が入るのも
あと僅かでしょうし……。

>ズラリと並ぶ車両は既にナンバーがはずされ
 ああ~っ!! ご指摘をうけて今はじめて気が付きました!!
 う~む、これは確かに急激な廃車という危機真っ直中の姿その
ものなのかも知れません……(ToT)。
 是非是非、590形も合わせた近いうちのレポート、楽しみにし
ております~!
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Unknown (おっとっと)
2005-12-23 17:53:13
>のそさま
 先ほど表ページに関連してメールをお送りしたら、宛先不明で
返ってきてしまいましたので、恐れ入りますが、最新のアドレス
でのメールをよろしくお願いします~m(_ _)m
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