タイで第二次大戦の直後から一貫して君臨してきたラーマ9世・プミポン国王が逝去されたとのこと。プミポン国王の治世はタイの安定と発展の歴史であり、しばしばタイを見舞った混沌もプミポン国王の絶妙な立ち回りによってその都度緩和され、タイ国民から極めて絶大な尊敬を集めてきたのは否定しようもないところです。異国の鉄ヲタながらも、タイの鉄道と街歩きを楽しんだことがある者として、タイの皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
そしてプミポン国王の時代は、泰緬鉄道C56や戦後製D51タイバージョンなどの日本製のSL、そして大量に製造された日本製客車&日本ノックダウン客車や東急車輌製DCの時代でもありました。電気罐は欧米の席巻するところとなりましたが、プミポン国王の治世=日本的雰囲気の車両が圧倒的に幅を効かせる時代でもあったと言えましょう。この先タイという国がどのような方向に向かうのか、政治社会経済、そして鉄道といった側面において不透明なものがありますが、タイ国民と日泰関係にいっそうの幸多きことを祈りまして、美しい旧塗装罐が牽引する客車列車の画像をアップしておきたく存じます。
そう……過去2~3回のバンコク訪問時に撮影したタイ国鉄画像やバンコク市内バス画像が全然レタッチ出来ておらず、どうしたら良いか途方に暮れた状態です (滝汗)。少しずつレタッチして備忘録的にアップして行かなければ、相当ヤバいことになってしまう……。また来年3月には、ヤンゴンの落花生。様を表敬訪問しつつ、タイ国鉄鈍行日帰り旅を楽しみ、残り時間が短いホアラムポーン駅を愛でたいと思案しているところですので……(まだ航空券は買ってない)。
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