地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

小田急1700形鉄コレ発売記念・現1000形

2016-01-22 20:11:00 | 大手民鉄 (小田急)


 本日は鉄コレの事業者限定品として小田急1700形 (初代) が発売となりましたが、私は「Trains」の楽天市場店で「ポチッとな」とクレカで購入し、しかも既に発売された鉄コレとの詰め合わせで2割引な「お徳用セット」 (何時になるかは分かりませんが、デニや1900形は茶色塗装をやってみるための種車にします)をゲットしましたので送料無料~。いやはや、最初からこれほど買いやすいと本当に助かりますね……。
 もっとも、通販による事前予約でも、受付開始とともにサーバが重くなって即売り切れ!ということは一切ないということ自体、巷における鉄コレ人気の陰りを意味するのでしょうか。アイテムが増えすぎてワケワカメになったためか、余りにも古い車両過ぎて釣掛を知らないナウなヤング (死語) には全くウケないためか、はたまたチャイナ・クヲリティのくせに高すぎるためか……?



 しかし、小田急の車種はボロくてマイナーな車両ほど萌えるヲッサンヲタの立場からしますと、他にも1700・1900形の3扉・白地青帯バージョンや、2300形・2320形などは是非とも企画して頂かなければなりません。そもそも非冷房釣掛時代の4000形 (初代) にしても、マイクロが3連のお買い物電車を出したものの、本命の標準塗装はまだ出ていないものと記憶していますので (間違っていたらスミマセン)、これこそまさに鉄コレ向きなのではないかと激しく愚考致します。さらに、カマボコ1800形につきましても、茶色や青黄ツートンを製品化して頂きたいものですし……(個人で塗り替えすると、窓のHゴムの色差しが物凄く面倒ですので、二の足を踏まざるを得ません)。
 というわけで、小田急鉄コレの今後につながるためにも、是非ロマンスカー1700形の鉄コレが売れ、他の在庫も何とか捌けて欲しいものだ……と思いつつ、現役の1000形を貼ることに致します (1桁目の数字以外、何の関連もありませんが……^^;)。
 ちなみに、来る3月のダイヤ改正で、土曜休日の日中6連急行片瀬江ノ島行きが消滅することに伴い、これとセットで運行される各停藤沢行きも消滅する (江ノ島行きに変更) ことになります。というわけで、「午後のド順光+ワイドドア+各停藤沢幕」という組み合わせを撮ることが出来るのはあと2ヶ月弱となります……。いっぽう、タマ数が少ない標準ドア6連の単独による各停江ノ島幕も結構レアなものですので (標準ドア6連は4連と組んで優等運用に入ることが多い)、6+4の10両固定編成化が始まったといわれる現在、今のうちに撮っておきたい逸品ですね♪

第七ジャカルタ炎鉄録 (16) 東急8610F

2016-01-20 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 年明けのジャカルタ事情は相変わらず激しく変転しまくり……まずは祝!東急新8007F、KCJ色化されて試運転実施!。
 一方、周知の通り爆弾テロが起こったのは、世界最大のムスリム人口であるインドネシアである以上、いつかは起こると思っておりました。しかし、さすがにサリナデパート (日本の戦後賠償で出来たインドネシア初のデパート。最早古いですが、土産物を買いやすかったりします)の前で起こったとなると、何気にショックです……。ジャカルタの栄華を象徴するトランスジャカルタ1号線(現在MRT建設中)沿線の高層ビル街は、ISISが滅びるまで「不信心な外国の利益の象徴」と目されて何度でも狙われてしまいそうですが、日本企業のオフィスも集中するだけに心配です……。まぁ鉄道沿線は基本的に外国人が寄りつかないところですので (ジャカルタで電車に一度も乗らない日本人駐在員&家族が多数とか)、逆に安全だと思いたいのですが……(詳しい解説は、まさに信頼できる消息筋でおられる落花生。様のブログをご覧下さい)。



 いっぽう、今年に入ってから南武線6連を2本連結した12連の運行が中央~ボゴール線で正式に始まり (一度昨年秋にお試し12連をやったのち、問題点の改良のため再び10連Maxに戻る)、今のところ2運用が設定されているようです。つい最近まで最長8連で、ラッシュアワーだというのに屋根まで人を満載した非冷房エコノミー4連がやって来ることもあるという地獄絵図をも描いていたはずが、今や205系史上最長の12連が実現してしまったとは……。
 とまぁこんな感じで、経済がやや下火になり社会不安が起こる中でも、鉄道は日々輸送力増強に向けて何のかの言って邁進を続ける新年となっているわけですが、今年のジャカルタ界隈の電車シーンにおける最大の話題の一つとして、青帯消滅カウントダウンが目前に迫っていますので、撮りたいという方は今のうちでしょう~。青帯編成は最近、たまに気紛れでブカシ・タンゲラン・スルポン線にも運用されることもあるでしょうが、基本的には環状線~ボゴール線にて、所要4時間少々で1往復する運用に入っています。忍耐力さえあればそこそこ撮り貯めることが出来ますが、その間にも立て続けに205系三昧だったりして、東急目当ての訪問であれば意外とココロが折れるかも知れません。

東急8500系「懐かしの」雪中大爆走

2016-01-19 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 昨日の雪のち雨グシャグシャ天気に伴う首都圏鉄道大混乱は、JRと比べて雪に強いといわれていた私鉄においてゴタゴタ度が極まったという点で歴史的だったように思います。とりわけ東急の場合、一昨年の元住吉衝突事故によって国交省から通達や指導があったためか、それとも雪恐怖症になったためかどうか分かりませんが、大幅な間引き運転って一体何やねん……。しかも、やっとのことで動いたと思ったら、大幅な速度規制のノロノロ運転で、各駅ごとに発車指示待ちの数分停車……。これではもう、途中駅からは乗れずに駅の外に人があふれるのは必然だったと言えましょう。全列車各駅停車で良いので、間隔を詰めすぎない程度になるべく間引かない努力をして頂きたいものです。



 では私の場合はどうだったかと申しますと……昼から出勤で午後1時半から会議に絶対出席ということで、中央林間で10時過ぎに改札を通り、座ることが出来たのは良かったものの、中央林間で発車まで40分近く待たされたうえ、発車後渋谷まで所要2時間 (11時半過ぎから速度が上がり、駅ごとの停車時間も短くなりましたが)。いやはや、会議にはジャストで間に合ったものの、本当に参りました……。「小田急で行ってもどうせ急行は各停よりもトロく超満員だろうから、雪の日は東急の方がマシだろう」と思っていたのですが、小田急の方が何のかの言って健闘していたようですので、今後そういう認識は完全に捨てざるを得なくなったとはトホホです……。
 なお、ネットをつらつら眺めてみますと、駅入場で2~3時間待ちとか、中央林間~渋谷間が3時間半~4時間とか……本当にご愁傷様です m(_ _)m 中央林間で乗ってから大手町で降りるまで3時間ほど、トイレがかなりヤバい気分だったのですが、これでもまだマシだったのだろうと思います。
 というわけで、もう雪の日に田園都市線がバンバン飛ばすことはない……と思うにつけ、にわかに8500系の雪中爆走シーンを貼りたくなりましたので、未アップ画像をレタッチしてみました。1枚目はちょうど10年前、2枚目は8年前の撮影ですが、そういえば8624Fは現在長電8505・8506Fとなっていますので、今後8500系赤帯姿+雪中爆走を楽しもうと思ったら長電へ!という感じでしょうか。そういえば長電もしばらくご無沙汰だなぁ……(汗)。

神奈臨千鳥線・青空とDD5519

2016-01-17 00:00:00 | 貨物列車 (神奈臨)


 新春川崎大師初詣ついで鉄、とりあえず無難に京急大師線のHM姿を撮ったあとは、新年の運命を占うおみくじとして (笑)、神奈臨千鳥線を訪ねてみました。ここで昼過ぎに運行される203レの撮影は、(1) 単機ではなく返空タンクコンテナコキを連結しているかどうか、(2) 罐は一体何で来るか、(3) 奥の化学工場から水蒸気が激しく上がってフォトジェニックになるかどうか、といった点で極めてギャンブル的であり、これらの組み合わせが宜しければ今年一年の運勢もまぁ良かろう、という気がしてくるわけです (笑)。いやはや、今から10年以上前は、それこそ月に数回通うこともあったのに、今や仕事の負担がますます増えて、千鳥線を訪ねるのも川崎大師初詣ついでの年に一回の行事と化してしまった……。



 それはさておき、いざ千鳥町の西群線に着いてみますと、折からの寒さと相俟って、工場の排気筒からは水蒸気がガンガン出まくり♪ 青空と無機質なプラントの組み合わせも、相変わらず千鳥町っぽくて最高だぜ……と思わずニンマリ♪ そこで、あとは203レのお出ましに合わせて変な雲が流れて来ませんように……と祈りつつ待つことしばし。見事203レはコキ3車を連れてきてくれまして (=構内での入換時間が長くなり、美味しいシーンをたくさん激写出来ます ^o^)、牽いている罐は明るめのブルーに塗装変更して間もないDD5519! 勿論、一番の大当たりは復活ラズベリーツートン旧塗装のDD5516ですが (未だに撮ったこと無い……。情けなさ過ぎ。苦笑)、ピッカピカ塗装のDD5519というのも嬉しいじゃないですか!! 
 というわけで、約1年ぶりに訪れた千鳥町で、これだけのシーンを激写できれば、もう新春ムードは最高潮ってもんです (笑)。このあとはすぐに、市営埠頭BSから市バスに乗って観音二丁目に向かい、実に順調に川崎大師に到着~。無事参拝も終え、年末年始つぶれまくりの激務の疲れを癒やす冬晴れ川崎散歩の一日を締めくくったのでした。
 それにしても、KATOからDD13の後期型が出ますね~♪ というわけで、DD13タイプの臨海鉄道罐として、京葉臨海 (持ってない……^^;) だけでなく、是非神奈臨歴代塗装につきましても、新年の祈願として宜しくお願いしたいところです。扇形庫ブランドでも構いませんので……(売れねーか……汗)。

京急大師線・申年新春HM姿を撮る

2016-01-15 20:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急大師線では毎年新春、恒例行事として干支HMを装着して運行しておりますが、初代1000形の引退によって面白みはなくなったとは言え、ついついこちらも恒例として撮ってしまいます。と申しますか……昨年の師走から年末年始一切関係無しで襲いかかってきたハードワークがようやく終わったことから (脳味噌は疲れ果ててボロボロです)、本日は平日休みにしまして、川崎大師初詣のついでに沿線で小一時間ほどパチパチ撮ってみました。



 公募によって決まった今年の図柄は、親子猿と猿達磨の二種。それを掲げて走る車両は相も変わらずの1500形ですので、単にHMが異なるに過ぎないだけの話で、傍目にはもう余り面白くないのかも……。というわけで、折角のドピーカンのド順光であるにも関わらず、他には誰もいないという状況でしたが (700・1000が走っていた頃は、平日でも必ずヲタが複数粘っていたものです)、これがもし、貫通幌が最高にイケてる可能性が高い1800形が入線するなどという事態になれば、再びヲタ殺到となるのでしょうか?! いやその、私も1800形の大師線入線を心待ちにしているのですが……。そもそも、1500形も幌を設置できるように改造すれば、一躍人気車種に躍り出るのではないかという妄想も沸々と浮かぶ今日この頃です (幌枠を設けるスペースが無さそうなのでムリか ^^;;)。