そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

辺野古が普天間移転で軍港に変貌する

2013-12-21 | 政治と金

普天間の辺野古移転に向けて、沖縄防衛局が提出した申請書の規模や機能を見ると、これは単なる普天間の代替えではなく、ほとんど軍港の様相をしていることが判った。

船が接岸する護岸の全長は約200メートルから272メーPhotoトルへ伸び、その幅30メートルとされている。オスプレイ12機や海軍エアクッション型揚陸艇(LCAC)が搭載可能な米海軍強襲揚陸艦ボノム・リシャール(全長257メートル、4万500トン)の立ち寄りが可能になる。同揚陸艇の水陸両用訓練が可能となる斜路(しゃろ)の存在も新たに図示された。県内にたびたび寄港する最大規模の艦船で、代替基地はうるま市の海軍ホワイトビーチ並みの運用が可能になる。弾薬搭載区域は約1万6000平方メートル程度から1万8662平方メートルに規模が大きくなった。(琉球新報より)

普天間代替え地を拡大して軍港化にする事実は、普天間基地の県内移転の仲井真知事が容認がカウントダウンに入ることで、明らかになった。それまで明かさなかったのは、特定秘密に扱われていたのであろう。

安倍晋三はやれるときに、ついでに何でもやってしまえというのであろう。これは単なる県内移転ではない。沖縄基地の明らかな拡張なのPhoto_2である。戦力の拡大である。県民負担の軽減に逆行する。

辺野古の海岸は、急速に深くなるためジュゴンが棲息し、浅いところから深いところまでのサンゴの豊かなところで、代替えのきかないところである。埋め立てるだけでもこうした貴重な環境破壊にもなるのである。ましてや非人道的な軍港に変貌する、この移転は到底容認できるものではない。

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