そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

イラン空爆本気モードにイスラエル

2012-03-06 | アフリカ

イスラエルのネタニアフ首相がアメリカを訪問している。オバマとの会談は、2時間を超えるものとなった。表面上は、オバマはPhoto空爆を思い止まるよう説得したふりを見せている。

イランとの国交すらなくしたアメリカには、核開発をを阻止する手立ては経済的圧力しかない。イスラエルは、イランの核開発は国家の存亡にかかわると判断している。自国の核開発は秘匿したままで、近隣諸国の核開発を認めない、極めて身勝手な国家である。

オバマは、戦争大統領のブッシュの後を、担って大統領になった。ブッシュの犯した多くの犯罪行為を、就任直後の脱核兵器を唱えたオマハは払拭してくれるものと期待した。

日本の民主党同様にそれらの期待は、ことごとく瓦解してUs_israel_playacting_with_a_purposeしまった。今回のイランに対する、核開発阻止も最早感情的とすら思える。少なくとも、食い物欲しさで擦り寄ってくる、北朝鮮対応とは明らかに異なる。

イスラエルは、過去少なくとも2度にわたり近隣諸国の核施設と思われる建物を、空爆によって破壊している。イラクとシリアの施設である。主権も何もあったものではない。無法者のやることである。

ブッシュも同様のことをしている。イラクとアフガン攻撃である。今回のイスラエルとアメリカの首脳会談は、国家のメンツだけで語られている。国民の目線がない。

これはイランも同じである。ホルムズ海峡の封鎖と、海外のイスラエル大使館などの攻撃を繰り返している。

本当に平和を望むなら、強者が譲歩するべきである。この場合イスラエルとアメリカである。彼らには平和的に交渉する気はさらさらないのである。

彼らは、真に平和や解決を望んでいない。従属してくれる国家を作りたいだけなのである。

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