日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

3ヶ月。

2013-05-14 13:31:56 | 家族
早かったのか、遅かったのか。
風は冷たく、雪が舞う季節だったから、3ヶ月前は随分前のことのようです。

生まれてから1ヶ月半の入院だったから、これからようやく、自宅での日々が長くなるってこと。本人ちっともわかっていないでしょうね。

1週間ほど前、娘との電話の向こうから、あ~、とか、う~、などの声がしきりに聞こえました。
誰かと遊んでいるような、楽しくてしょうがない、といった調子の声。

小さなおもちゃを洗濯物の室内干用のロープにぶら下げてみたら、気に入ったらしくて、・・・とのこと。
赤ちゃん用の玩具として、興味を引きそうな色合いの小さなおもちゃがぶら下がったもの(ベビージム?)が販売されているけれど、使用期間が短いし、使い終わっても収納に困る、第一気に入ってくれるかどうかも判らないから、試してみたという。
彼女らしい発想です。

そして、初めての試行したけれど、いたく気に入ったみたい、と。

で、今日の電話でも、また、誰かと遊んでいるような声が・・・。
気に入ってるのだね、というと
イヤ、やはり一旦は飽きたのだけれど、ぶら下げるおもちゃを変えてみたら、また興味を持って喜んでいる、と。
そして、ぶら下げる角度を変えるだけでも、寝ている本人からは違って見えれば、それでいいわけだからね、とも。

まったく、です。

まだまだ、ぬいぐるみのイヌもネコも、ボウルや音のなるラッパも、オモチャというものが世の中にあるということ自体も全く知らないんですからね。

ただ、快適なのだろうという声を発して、それが電話口から聞こえて、
私の「耳からの癒し」です。勿論、目と鼻からの癒しは、お花です。

退院直後は、ヒヤヒヤもので、翌日、大泉門がペコンと凹んで大慌てしたり…。
また、再入院かと、浮き足立ったものです。
退院後はアクシデントもなく無事に3ヶ月目を迎えました。

■追記■
(ママが)帯状疱疹になったとメールが入っていた。
大変だったけれど、身体の方が大変だ!というシグナルも出しようがないほど気持ちを張り詰めていたのだろう。元気そうな赤ちゃんになってくれたから、今度はママの心労をほぐす役割をしてね、と願いたい。
そういえば初めての出産の思わぬ展開で、「重い障害が残ったケースも含めて受け入れる覚悟をしたものだから…」という言い方はしたけれど、私の前では泣いてはいない。甘えるのが下手で、幼い頃から全部自分の中で処理するタイプ。私は帯状疱疹という病気は聞いてはいても未経験。「疲れから」らしい。大きなヤマを越えた印、今度はママの治療です。
コメント (6)
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