日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

介護レベルはこういう風にあがる、ということかと・・・

2013-07-01 12:16:46 | 母のことなど
母が脊椎の圧迫骨折をしたと、土曜日、弟から(@病院)の電話。
3週間の安静。ベットに寝て過ごすということ。

病院は手術も必要なしで、入院ではなく、自宅で安静にしているという見解。
これから介護タクシーを頼んで自宅に帰るとこ、といって電話は切れた。

「食」はともかく、「排泄」が即困る。
勿論、デイケア通院もありえないから、入浴も要検討です。

高齢者が3週間も寝たきりだと、圧迫骨折は治癒しても、元の状態に戻れないのが普通だよ。
病院に1週間も入院していると、認知症になるよ。
自宅で普段通りの交流を続けていける環境が一番大切なんだよ、と。
おばあちゃんはしっかりしているから特別かもしれないけれど、
と息子。

いずれは寝たきり、も想定していなかったわけではないけれど、歩行器につかまっていて、ドスンと尻もちついて「寝たきり」
ふぅ~ん、と電話なものだから、耳に残った音を反芻している。

今日月曜にケアマネージャーさんと今後の打合せ、ということ。


母は、食事をなかな取ろうとしないらしい。
考えているのだろうな、と推測。
祖母は寝込んでから1カ月半ほどでなくなった(94歳。老衰で自宅にて没)のだけれど、
起き上がれなくなって、どうにか食べることを止めるわけにはいかないか、と母に聞いたという。
何度もやり取りを繰り返し、亡くなる前の1週間は水だけにしてほしい、ということだった、と。
会話もできなくなっていた祖母は、しものお世話をしてもらう度に、合掌していた、という話は聞いていた。
最後の1週間は水だけにしていたというのは、母から去年聞いた。

先週、定期通院のお医者さんから「どうしたら、そんな風に長生きできますか」と質問されていたほど、どこも悪いところがなかった母だから、骨格以外は至って健康。

実生活では認知症になったひとは知らない。
今後、どんな風になっていくのか、なにができるのか、流動的だけれど、本人も、弟夫婦も、我が家にもよい形で、合格点の介護ができたらと、そう思っている。
弟嫁さんが言ったという「お母さん家にいたいみたいよ。言葉の端々で感じる」というフレーズ。暖かいなー。でも、弟が自分が母親を自宅においておきたいために、いくぶん脚色しているのかな、と思うほど、私にとっては有りがたい言葉です。


-追加-
定期的に通院している病院に入院したと電話連絡あり。
長くても3週間らしい。入院中もリハビリはしてもらえるそうで、助かりました。
紙オムツは認知症を加速させるから、できるだけ使わない方がいいと、ケアマネさんのアドバイスあり。母のことを考えてくれているのがうれしい。でも夜中に3度もトイレ介護で起きなくてはならないと、介護者が続かないと危惧していた。退院までにどうにか自力でポータブルトイレを使えるようになって欲しいものだ。



コメント (4)
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