日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ココロのなかで線香花火がパチパチ。

2013-08-26 12:28:06 | 絵画・マイギャラリー
日曜日、ランチを何度も訪れる山間のフランス料理のお店にいく。
紅葉の名所なのだけれど、今は一面の緑の木々を割って流れる川の音が和ましてくれる。
お店を入って、カウンター越しの3枚の絵(F0号の小品)に「ハッ」。
ワタシ好みの水彩。
見渡すと、同じ描き手の作品がほかの壁面にもかかっているではないですか。
うれしぃ!
食事メニューの選択よりも絵を見ることに気が言ってしまいました。苦笑
F0号だから、スケッチブックの一番小さい画面です。
その画面に、ヨーロッパの街の風景が納まって、異国情緒を充分に表現しています。
いいな、こんな風に描きたいのに。上手いな。
そんな単純な、描ける人にたいする、惚れ、というか、あこがれ、というか、敬意のような思いが、沸々と湧いてきます。
名画よりも、こんな描きての絵が好きなのです。


作者の自己紹介では、某大企業の執行役員で仕事現役中。
海外勤務時代の作品らしい。
食べ終わって、ぐるりの一帯を散策し、その間感動の尾を引きずっていたワタシ。
もう一度レストランに戻って、お名前をメモしてきました。
店主に尋ねたところ、ご本人から、絵を飾ってもらえますか、と申出があって…、とのことです。
うーーん、もっと沢山の絵を描き込んでいるのだろうな。観たい。見せてもらいたいものだ。
サラリーマンしながら、コツコツと若いころからずっと筆をとっていた同世代の絵描きさん。
振り返って、自分の絵の不足部分がワンサカ湧き上がって、ひとり恐縮。
がんばろう。
素敵な人がいるじゃないですか。
と、ひとり悦にいった日曜日、でした。

描き手にお会いしたわけでもないけれど、好きな絵との出会いだけで、こんなに舞い上がって(ふふふ)、線香花火、程度ですけどね。
エネルギー貰えます。
コメント (4)
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