日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ランチの話題から。

2014-04-24 16:03:11 | 私の雑感あれこれ
お気に入りのイタリアンのお店でランチしながらの雑談アレコレ。
その中で、彼女、最近の商船○○の話題を持ち出した。
このニュースご存知の方も多いと思います。

「イヤ~ね。差押さえまでするなんて、あの国のやることったら…」といった調子。
ワタシも、なんだか交渉下手な日本が難題を抱えそうで、それ以上突っ込んで知りたいな、とも思わずスルーしていたのです。
でも、なんのきっかけだったか、前日の朝食あたりで話題にでました。

その時聞いた内容はこんな流れ。

[強制執行で船が差し押さえられたことを、こんな(また難題を持ちかけられた風に)ニュースにするのは的を得ていないと思うよ。
商船○○は、判決が確定しているのであれば、賠償方法について話し合うべきであり、無視したから差押さえになった、と法律家であれば誰でも考える話だよ。
それをしていないのであれば、中国にある財産は差押さえされることも計算に入れて対応すべき、常識、そんなレベルの話だよ。日本にあるものを差し押さえるには、再度日本の裁判所に申請が必要になるから、ネックになるはずだろうし。
商船○○も当然法律家に相談しているはずなのに、法律家の助言を聞き入れなかったのか、政府が何とか守ってくれると経営判断したのか、そこはわからないけれど。]

というような説明を聞いていた。

そんな、アンチョコ知識(苦笑)もあったことから、
彼女の「だから中国って国は…」の話の展開に、個別事案として説明をすることが出来ました。

マスコミは、情報流しっぱなし。
「やっぱりあの国ってねー」というオバサン育てをしているのでしょうか。苦笑

そして、今日のネットニュースに、商船○○は○十億円の賠償金を支払ったとの見出し目に入りました。
商船○○としては重箱の隅を突かれて、結果、思わぬ被害甚大だったのかも知れません。
強制執行を免れるために出来ることは、、、、今度は経営者も法律家のアドバイスも取り入れたということなのでしょう。

今朝のNHKニュースでは、差押さえ解放金29億円+利息として40億円を供託した、との報道でした。利息がこんなにも加算されるとは、余程長期間放置していたのでしょうか。
マスコミはそこのところを何も伝えません。
なんだか中国=理不尽な国というレッテル貼りに一役買いたいだけのように勘ぐられます。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする