今年から株式にかかる利益への課税割合が、20%になっている。
譲渡益もさることながら、配当金にも20%源泉されて80%が入る。
20%は税収です。
因みに、これまでは10%の軽減税率が適用されていました。
金融資産を預貯金で保管していると、年率で0.2%程度の利率でしょうか。その0.2%の1割が税収となるので、僅少の税収しか見込めません。
だから、国は考えたのですね。
金融資産を預貯金で保有しているだけでなく、株式市場にも参加してほしい、と。
でも、慎重派は、そうやすやすと腰をあげません。
で、NISAなる仕組みを立ち上げました。
年間100万円にかぎり、前述の20%をなしにします。配当金も譲渡益からも税金はいただきませんよ。
どうぞ、みなさん、投資市場にご参加されてはいかがですか、と。
で、ね。
100万円をきっかけに、投資の敷居をまたぐと、預貯金で眠っていた金融資産が動き出して、市場が活発になり、100万円超えの部分の20%分もおいしい税収になる、、、という魂胆なのでしょう。
ウィン、ウィン、と。(後記の例を参照)
最近は、この100万円の枠を広げよう、とか、5年限りを延長しよう、とかの声も聞こえてきたり、です。
お金って、何なのだろう、と思います。
働いて受取るもの、という原始的なイメージで、その労賃に課税して、税収としていると、判りやすーーく、理解していましたが、なんだか、そうではないところでも、税収は産み出されるのですね。
労働賃金からは、社会保険料などが重ーく差引かれるので、税金は肩身狭い存在です。
で、国は、預貯金口座でゆっくり休んでいる金融資産に、出ておいで~、お得だよ~、と声をかけて、、、20%の納税者を増やそうという魂胆。
そんなものなのですね。税金って。
例えば
1000万円を年利0.2%の銀行定期預金にしておくと。
金利は2万円で、10%の2000円は税金で本人は18000円得られます。
1000万円を株式で運用し、配当金3%得られるとすると。
内100万円はNISAだから、3万円は無税でゲット。
残り900万円については、27万円の配当で、5.4万円が税金で、本人は21.6万円が得られます。
税収は5.4万円(27倍)、投資家本人の手元には24.6万円(13.6倍)になります。←ウィンウィンということ、かな。
18000円より、24.6万円の方が良いのでは、という考え方、、、なんでしょうね。
但し、これは果実の比較であり、
株式にした場合はも元の1000万円が、1年後にも1000万円かどうかの保証はありません。
投資した会社が倒産したら、紙くずにもなります。
シンプルに数字を並べましたが、株式の場合は取引に手数料がかかりますので、正しくは少し減りますね。
それに比べ、銀行預金は1000万円までは、例え銀行が倒産しても保証が付いています。
眠っている資金を市場で働かせて、税収もアップしたい所轄官庁の錬金術です。
ほぉ~、そんな仕組みか、と眺めています。
譲渡益もさることながら、配当金にも20%源泉されて80%が入る。
20%は税収です。
因みに、これまでは10%の軽減税率が適用されていました。
金融資産を預貯金で保管していると、年率で0.2%程度の利率でしょうか。その0.2%の1割が税収となるので、僅少の税収しか見込めません。
だから、国は考えたのですね。
金融資産を預貯金で保有しているだけでなく、株式市場にも参加してほしい、と。
でも、慎重派は、そうやすやすと腰をあげません。
で、NISAなる仕組みを立ち上げました。
年間100万円にかぎり、前述の20%をなしにします。配当金も譲渡益からも税金はいただきませんよ。
どうぞ、みなさん、投資市場にご参加されてはいかがですか、と。
で、ね。
100万円をきっかけに、投資の敷居をまたぐと、預貯金で眠っていた金融資産が動き出して、市場が活発になり、100万円超えの部分の20%分もおいしい税収になる、、、という魂胆なのでしょう。
ウィン、ウィン、と。(後記の例を参照)
最近は、この100万円の枠を広げよう、とか、5年限りを延長しよう、とかの声も聞こえてきたり、です。
お金って、何なのだろう、と思います。
働いて受取るもの、という原始的なイメージで、その労賃に課税して、税収としていると、判りやすーーく、理解していましたが、なんだか、そうではないところでも、税収は産み出されるのですね。
労働賃金からは、社会保険料などが重ーく差引かれるので、税金は肩身狭い存在です。
で、国は、預貯金口座でゆっくり休んでいる金融資産に、出ておいで~、お得だよ~、と声をかけて、、、20%の納税者を増やそうという魂胆。
そんなものなのですね。税金って。
例えば
1000万円を年利0.2%の銀行定期預金にしておくと。
金利は2万円で、10%の2000円は税金で本人は18000円得られます。
1000万円を株式で運用し、配当金3%得られるとすると。
内100万円はNISAだから、3万円は無税でゲット。
残り900万円については、27万円の配当で、5.4万円が税金で、本人は21.6万円が得られます。
税収は5.4万円(27倍)、投資家本人の手元には24.6万円(13.6倍)になります。←ウィンウィンということ、かな。
18000円より、24.6万円の方が良いのでは、という考え方、、、なんでしょうね。
但し、これは果実の比較であり、
株式にした場合はも元の1000万円が、1年後にも1000万円かどうかの保証はありません。
投資した会社が倒産したら、紙くずにもなります。
シンプルに数字を並べましたが、株式の場合は取引に手数料がかかりますので、正しくは少し減りますね。
それに比べ、銀行預金は1000万円までは、例え銀行が倒産しても保証が付いています。
眠っている資金を市場で働かせて、税収もアップしたい所轄官庁の錬金術です。
ほぉ~、そんな仕組みか、と眺めています。