日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

見ようによっては微妙な事態かもしれないのだけれど。

2014-09-20 14:01:50 | 母のことなど
先日、弟夫婦のところで世話になっている母を訪ねた。
駅まで車で出迎えてくれた弟から、弟の奥さんのお父さんが脳梗塞で入院中、という話を初めて聞いた。
脳梗塞で右半身に麻痺が残った母は、介護が必要となり、これまでどおりの長男夫婦との暮らしが困難、ということで多人数部屋の施設に入る手続き中に、事情変更で弟夫婦宅で暮らすことになったという経緯がありました。
弟の奥さんは二人姉妹の長女で、ひとり暮らしのお父さんに何かあると世話をする立場、というのは了解事項でした。
母の退院時のドタバタも落ち着いた頃、
「お父さんも倒れたら、どうなるか、、」ということを弟は口にしました。
二人の高齢者を自宅で介護しろ、とは、社会は言わないと思うし、そうしたら高齢の母(
当時95歳)は、介護施設の入居順位が繰り上がって、入れるのじゃないかしら、そういうやり取りをしていた。
4人や6人部屋ではなく、ひとり部屋が可能であれば、悪くはないというのは、私の思い、なのです。
あー、いよいよ、そういう時が来たのか、と、思いました。

でも、弟夫婦や母の雰囲気は、これまでとはちっとも変わっていません。
母は、今の状況が居心地がいいのでしょう。お父さんが一人暮らしできないようなら、隣の和室に来てもらっても、、、なーんて、言ったりしています。

80代半ばのお父さんの気力はまだまだ元気で、リハビリ後には元の状態に復活できると確信していられるようです。
少しずつ、自分の状況を受け入れていくまでは、周りがなんといっても機嫌が悪くなるだけだから、2ヶ月ほどのリハビリ入院期間で様子を見ていくしかないのです、というのが弟夫婦の路線。

介護がまたまた増える、と大騒ぎもせず、なんと出来た人たちなんだ、と思うばかりです。

母は右半身に麻痺があって、それでもリハビリパンツを履くことを拒否しています。あっぱれ、なのでしょうか。デイサービスにいっても、自分は普通のパンツなんだ、というのが自慢のひとつなのでしょう、と弟の奥さん。自慢したい気力も大事なことだから、と受け入れる、フトコロの深い女性です。
私としては、ありがたい、に尽きます。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「きっと うまくいく」を観る。

2014-09-20 13:38:49 | 映画・テレビドラマ・音楽
初めて見るインド映画「きっと うまくいく

WOWWOWの録画したものを見始めたのだけれど、不手際で途中で録画終わり、になってしまった。翌月にまた放映があり、録画したものの、またまた途中でストップ。
長編で170分の作品。
あとの30分ほどだろうけれど、次のWOWWOW放映を待てなくて、DVDを購入してしまった(
苦笑)。
予約リストに入れたのが、私か夫かも覚えておらず、時間もあるし、見るか、の気持ちで見始めたのです。
インド映画って、ゴテゴテしていて合わないかも、、、とも思っていました。
ところが、ついつい引き込まれていきます。
当然、ゴテゴテのしつこさもあり、なのですが、それを上回る、ココロを鷲掴みにするものがあるのです。喝采です。
ネットサーフィンで、この映画評をみていたら、あのスピルバーグ監督も、3回は見てしまう映画だ、とか、俳優のブラットピットも、心奪われた、とかの記載もあったり。

映画って、いい。国境なんてするりと超える。
主人公は、いわばスーパーマンなのだけれど、なんとかっこいいスーパーマンなんだろう。
なんども涙が頬を伝った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする