日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

思うこと。

2022-11-06 13:31:17 | 私の雑感あれこれ
卓球を始めて2か月ぐらいだろうか。
ようやく勘を取り戻せた感じで、時にはスマッシュが決まったりする(もちろん素人の域ですが)。
お腹の筋肉(腹斜筋)がもっと発達していたら、(そしてお腹の脂肪が邪魔しなかったら。苦笑)と欲も出る。
夢中になりすぎて、太ももの筋肉疲労が翌日きつかったりしたので、昨日はやや早めに切り上げて、15分間のストレッチをしてから帰宅した。
よって、今日は筋肉痛も感じない。
「あ~ぁ、もっと上手くなりたい」とつぶやいたら「上手くなってどうするの❔ 試合にでも出るつもり❔」と。
そんなことは、微塵も考えていないのだけれど、せっかくやり始めたのだから、スピーディーなフットワークも備えたい程度、です。

そして、もう一つ。パスポートの新規作成をしようかと思った。
60代になってからは海外旅行は行っていない。家人は海外旅行に関心がない派、というか、むしろ「海外旅行へ行ってきた」「〇〇に行ってきた」と話題にするタイプを軽蔑するタイプです。
本当にその国のことを知ろうと思ったら、行かなくても歴史にしても文化にしても、書物や映像で十分に知ることができる時代なのだから、海外旅行を趣味にしている人は、言ってきたことをひとに言いふらしたいタイプが殆どじゃないか、と。

だから、ニュース映像でホワイトハウスが映っても、ロンドンの国会議事堂が映っても、パリのノートルダム寺院が映っても、あそこを訪問したときに、こんなシーンがあった、と我が家で話題にすると、即、顰蹙を買ってしまう。
思い出した。ある友人は「海外旅行はテレビに映像が映ったとき『あら、ここ行ったわ』というために行くようなものよ」とあっさり宣った人もいるというのに。
我が家では、キミはクダラナイことを自慢げに言う、とお説教が始まる。苦笑

で、なんでこんなことを綴ろうと思ったかというと、
先日、トヨタ産業技術博物館に立ち寄った。家内工業だった綿から糸を紡いで機織機で布にするまでの工程が、当時の再現とばかりに展示されていて、まったく興味深く見学することができた。「手で回してみてください」の解説で、ハンドルを回しかけた私に解説員の方が声をかけてくださり、これ幸いと、私たちは3人ですが、もしよかったら一連の機械、装置の役割などの説明も受けることができますか、と質問してみた。本当はもっとまとまった人数の方がベターなのだろうけれど、常にメンバーが集まるとも限らないのか、すぐに応じていただけました。
なんと贅沢な社会科見学なのでしょう。楽しい時間でした。
同行の二人もちよっ気になりながら、一緒に頷いてくれていたので、まぁいいのではと。
(後日、仲間に記念館訪問を話題にしたら、「あの時はあなたキラキラとした目していたわよ。わたしより夫の方が関心があると思うから、今度ゆっくりもう一度訪ねる」と)
好き好きだからね~。展示の白黒写真があったけれど、川幅の広い矢作川に水車を付けた船が100隻も浮いて、糸紬ぎをした光景が目に浮かぶ。
バカでしょ。⇒ ワタシ
知ったからと言ってなんの取柄にもならないことでも、知れたことが嬉しいのです。
同じ場所に行っても、興味の度合いは人それぞれです。


こんなタイプなので、機会と体力があれば、国外であっても知りたいこと、その場に立ってみたい気持ちがあります。
ベルサイユ宮殿の入り口にジャンヌダルクの騎馬像があった(ハズ❔)、ベルサイユ宮殿=豪華な部屋、と思うけれど、多くの部屋(使用人の部屋含む)は革命時の破壊のあとの復旧がなされないまま、というらしい、とか。キュリー夫人やボーボワールが通ったというソルボンヌ大学(パリ大学のことらしい(❔)ってどこですか、とパリの街を歩いたり、とか。伝記の登場人物が暮らした街だと思って歩いたものです。

コロナで全面ストップになっていた海外旅行のパンフレットも郵送されるようになってきた。
いつもは、ムリ~、と見ることもないのだけれど、おひとり様限定のコース旅の企画もありました。
これだったら、日程調整も自分だけの予定で決められます。
今後は、こんな需要があるのかもしれません。
おひとり様限定旅で、私と似た状況の方との巡り合いもあるかもしれません。
元気でいられる年月がそうたくさん残っているわけではないのですから。
ということで、パスポートを作成するところから始めようかと思います。







コメント (3)
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