日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

病んでいる友を見舞うということ。

2020-11-27 10:07:24 | 私の雑感あれこれ
彼女は治療に100%の気力で取り組んでいる。
多分、耳がダンボになっていほどだろう。良かれという治療、対策をなんでも試みている。
私の悪性リンパ腫に罹った弟も、手に入る情報(本などからの)を収集して、ちょっとしたお医者さんには劣らないほど詳しくなっている、というほど、私に懇切丁寧に状況を語ってくれていたものです。

何が応援になるのか。

一昨日、たくさん作った豚汁とむかごご飯をおすそ分けに持参。
手間のかかる家事は負担だろうから、でも、普通に自然食材を取ることは大事だから、と。

抗がん剤の副作用が、ますますきつくなった、とのこと。

それでも、体力を落とさないように散歩をしなくっちゃ、と。

かつて、子どもたちが彼女にピアノを習っていたことがある。
で、コンペティション用の練習も終盤になったころ、彼女は、エントリーする息子にこういった。

オリンピックに出場する選手も緊張でいっぱいになる。仕方がない。でもその緊張を少しでも和らげてくれるのは、練習をすること。誰よりもいっぱい練習したんだよ、という気持ちで臨む、それが大事なことなんだから、と。

結果がどうなれ、今は体力を維持するために、歩かないといけない、そう心を決めて彼女は歩いている。

時に差し入れを持参するという形でのサポートしかできない。





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