日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

NHKドキュメンタリー番組「老後危機」を見る。

2017-07-06 06:34:30 | 映画・テレビドラマ・音楽
アーカイブスで。2015年に放映されたものです。

見放題パックの契約をしているのだけれど、見られない時間帯があまりにも多くて、最近はとんとご無沙汰していた。
dボタンから操作するのだけれど、一般放送で視聴者参加番組が放映されている時間帯と重なるとダメ見たい。推測です。
だから、朝11ごろまではダメ。午後もお昼過ぎはダメ。夜間もなんだか不調です。…こんな状態なのでNHKに苦情を言うべきなのでしょうね。ずぼらで放置しています。トホホ

その狭い見ることができる夕方時間帯に少し見ました。

三宅アナウンサーが司会進行役の討論番組です。

年金は平均受給額についてメモしました。

現在65歳の人は現役世代の63パーセント受給

10年後の75歳になると52パーセント

さらに10年後の85歳になると44パーセント

になるように更改されたとのことです。

これまでは物価スライドだけだったのだけれど、現役世代の減少からくる負担増を加味して、年金が支給される額そのものを低く抑えていこうという考え方です。

そりゃあそうでしょう。集めたお金で回していくのですから、集まるお金が少なくなることがわかっていれば、給付の約束もそれに対応せざるを得ません。
高齢者民主主義で、とかく人口の多い(選挙に行く)高齢者福祉をアピールする傾向があったことを指摘し、それがアンバランスになっていないかと話は展開、、、。

夫婦二人の年金生活の平均の数字
1か月の年金収入20.7万円 支出26万円余り。よって月額6万余円不足。年約80万円不足を残り人生月かけると、という数字も話題になりました。
一人暮らしの場合は月平均年金収入は11.2万円とのこと。

国民年金だけの人は月6万円余りで、平均を押し下げているのでしょうね。厳しい!!
生活保護のほうが、断然この6万円オンリーで暮らさなければならない人より支給額が多い、というのは矛盾ですよね。
まだまだ、見直すべき課題がいっぱいありそうです。

参加者に意見を聞いてみたい方々(30代の三浦さんなど)いらしたので、興味深かったのですが、
、、、画像、音声が途切れ途切れに、、、不調時間帯になってしまいました。


今朝のバラ
切り花用に。








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5 コメント

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Unknown (kayo)
2017-07-06 09:45:39
年金だけを当てにできないということですね。
親族間(親や子)の支援も何かと相互支援には不都合があったりの時代・・いやはや。
国だけに責任転嫁するのは楽ですが、
年金時代に入った者は自分の生きざまを顧みる必要がありそうです。
今朝もNHKで高齢者の生活保護受給者が如何に多いかを報道していました・・唖然です。

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kayoさんへ (案山子)
2017-07-06 12:28:38
厚生年金のことは知らないのですが、退職後の寿命が長くなったわけで、年金が不足するのは明白。減額より仕方がないですね。国民年金には遺族年金という概念がありません。厚生年金の場合は何割ぐらいの給付になるものなのでしょうか。専業主婦が納付しなくても遺族年金で保障されている制度って、戦死者遺族のケースが発端だったのかしら。ちょっと興味があります。
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Unknown (さなえ)
2017-07-07 11:26:47
問題の1つは、支払ってないのに支払われる人の割合が多すぎることのようです。先月だか、日経新聞でもシリーズで取り組んでいましたが、免除という制度が広く使われていてびっくりするような割合になっていました。国庫が苦しくなるはずです。
私は海外にいた10年分は免除ですが、それ以外の期間はすべて支払いましたが、すべて免除の人も同じような額が支給されているようです。残念ながら新聞も破棄済みなので明確な数字は分からず変わらないと思った印象だけですが。
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さなえさんへ (案山子)
2017-07-07 12:04:16
国民年金については、給付額のうちの税金で負担する部分と、掛け金で負担する部分があるそうで、免除申請が認められると、その期間分はゼロではなく税金対応する額が加算という仕組みらしいです。この免除も誰でもOKではなく、所得がないということを証明しないといけないはずです。以前は所得がゼロの大学生でも免除制度がなくて、世帯主が納付しなくてはならず、免除ではなく、滞納扱いでした。自分たちの年金だけでなく、(大学の学費や生活費以外に)子供の40年後にもらう年金まで、親の負担??!!と思って、役所に抗議の電話をしたものです。でも、役所の担当者が決めたわけではなく、私が怒るだけでおしまいでした。
でもね、その数年後、末っ子が20歳になったときから、収入のない学生は手続きすれば免除が認められる制度に変わりましたよ。まさか、私の苦情が通ったわけではないけれど、やった~♪♪でした。
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さなえさん つけたしも読んでね。 (案山子)
2017-07-07 12:17:47
「支払ってないのに支払われる人の割合が多すぎる」

ってのは、当然です。学生が上記のとおり、手続きさえすれば免除が認められます。それは文句もありません。
問題は、第3号保険者(おもに主婦。千万人単位でいるのでは?)という、年金をそもそも掛けなくても、掛けた扱いにする、という不思議な制度の存在です。
勤労者は保険料を本人と雇い主で同額負担という形で事業所が納付します。その妻は納めなくても基礎年金は自分の年金として受け取れる、というマジックのような仕組みです。
離婚した女性とか、正規雇用に従事してこなかった女性には、この恩恵がありません。だから、年金目当ての再婚がしばしば目につきます。
年金の金庫が悲鳴を上げていたとしても、この3号保険者保護の現状をいじるのは、選挙に響くので、政治家は口にできないのでしょうね。
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