日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

女たちの25年 という見出しで

2011-03-10 07:22:40 | 私の雑感あれこれ
今日の朝日新聞のオピニオンという1面を使った特集コーナーで、「女たちの25年」という見出しが目に飛び込んできた。
ちょうど、私の仕事してきた期間と重なる。
末娘が入学するその4月だった。
明日から仕事、思っていた矢先の、中耳炎。
近くに頼るところもなしで、誰にも頼めず、アイスノンで冷やして、なだめなだめての出勤だった。(勿論お医者さんには前日通院して)
母親としては、気もそぞろ。仕事は、誰かに変わってもらえるものでもなし。
ああ今、30代半ばの自分を眺めている。
自分から電話を架けたこともなかった娘との約束。
電話がリーン、リーン、リーンと3回で止まって、またリーンと鳴ったらお母さんからの電話だからね、と合図を決めた。
玄関に、メモ帳を置いて、娘が遊びに行く行き先を書くことにした。
そっか、入学当初は、幼稚園仲間のお母さんに一緒にお迎えを頼んだのだった。
すぐ近所の方に、1年生の下校後を頼んでいたのだけれど、間際に転勤で引越しとなって、学童保育を見学に行ったら、本人に拒否する態度をするので、いろいろめまぐるしく、ハラハラ綱渡りだった。
お迎えを頼んだ、そのお宅の中学生の長男の週1回の家庭教師も、夜には自宅に来てもらって、していた、のです。
若かった!
ヘタクソだけど、休日にはテニスもしていたし、ね。
そうなると、中国残留孤児の帰国者への日本語のボランティアをしていたのは、仕事を始めて2年目ぐらいだろうか。
30代は元気だったんだね、と自分へ。
39歳の不動産バブル絶頂期に、土地を購入、自宅を建てて現住所へ。
土地はどこまでも値上がりするから、という風潮を肌で記憶しているけれど、その後急降下。アッハハです。経済的にはこんな洗礼も受けてきました。
それでも、健康に恵まれて、今があります。
30代の元気ではありませんが、60代の元気を長持ちさせなくてはなりません。
25年働いてきて、良かっただろ、と連れ合い。
「うん」と、私。
ここに、25年を経てきた、自分がいます。
未だに試行錯誤する部分も多々あり、ではありますが、既に始まっている60代を、自分なりのセーリングで行きますね、と自分へ。







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現代だからの至福

2011-03-08 16:54:24 | 映画・テレビドラマ・音楽
今朝、FMを聞きながら、パソコンの前に座っていた。
流れてくるピアノ曲の素敵なこと!
「あっ、こんな曲があるのだ!」
――― ゾクゾクとする感動 ―――
出会えたことが嬉しくって、曲名を知りたくて、終わったときの案内を待つ。
なかなか終わらない。
どうしよう。
とりあえず、現在の時間7時25分APを書きとめて・・・と。

facebookで、現在FM聞いていて答えてくれる人がいたら、とメッセージを入れる。

曲はまだまだ続く。
ええっい、と
NHKのFMの番組表でこの時間帯を検索。
便利ですね~
シューベルトの4つの即興曲でした。
なんと27分にわたる大曲だとのこと。

で、CDを手にいれたくなって、早速アマゾンで検索。
購入のボタンをクリックして、
きっと明日には届くでしょう。

すっごい世の中。
なんと、こんなことも可能なんて、至福の時代です。

音楽には疎い方で、シューベルトは音楽室の写真ぐらいしか知りませんが、
すごいですね~
音階で、人をこんな風に感動させることができる、というか
味わう楽しみをもっていられることは恵まれているのだな、と思います。
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前原外相、あっさり辞任。

2011-03-08 07:10:30 | 社会問題
年5万円ずつ、合計25万円受取っていたから辞任、だと。
辞任するのは、これ以外にも追及されそうなことがあるから、傷が深くならないために、早めに辞任した、とか、いろいろ憶測もされている。
でも、前原氏がご自分でやめる理由として説明なさったのは、この在日外国人からの寄付金を受取っていた、ということのみ。

なーんだか、です。
税金を使って、内閣の閣僚としての仕事に携わって、蓄積もなさってこられたであろうに、「25万円の原因で、白紙」になるなんて、税金を払っているほうとしては、コスト割れです。
国会議員は歳費というのでしょうか、規定の金額を支給される立場の人って、わからないのでしょうね。
自分は年間○○万円の値打ちの仕事をしているか、と問うてみてもらいたい気分です。
この立場を獲得するために、今はどう振舞ったほうが得か、そちらにウエイトがありすぎるように思います。
選挙で選ばれる民主主義のコストなのでしょうね~。
菅内閣の支持率がまた下がった、とマスコミは伝えています。

今の政治家の支持率も同時に下がるのではないですか。菅政権を倒そうとしている他党に取って代わって欲しい代案も見当たらないし…。

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新聞報道は、何を伝えようとしているのか?

2011-03-06 07:35:58 | 社会問題
政治は細かいことの突きあいで、日本という国の舵取りはどうなっているのか、と思っていたところに、またまた、前原外相の献金問題が話題に。
朝日新聞も1面、2面に大きく取り上げています。前原氏が政治家になるずっと以前の中学時代に知り合った在日の女性で、前原氏の生い立ちもご存知で、応援している方だとか。
さて、不思議。チラッと昨日のニュースだかで、その金額が少額だったようなので、確かめたくて、紙面に、献金の実態が書かれていないか探しました。
見当たりません。
コレだけの紙面を割いているのに、その対象がぼけているように思えます。
影に吼えているように思えます。
その法律は、国益を損なうことに繋がらないように作られた法律だとは思います。だけど、長らく一市民として暮らしてきた長い付き合いの個人からの少額献金をたてに、外務大臣の辞任問題にまで発展させるのは、いかがでしょうか。
ともかく、どれだけの寄付が成されていたか、の報道も成しに、足の引っ張り合いには、うんざりです。

そういえば、オバマさんの大統領選挙のとき、知人がアメリカに滞在していました。
彼は、滞在日記を時々送信してきていました。
その中に、オバマ陣営は、カンパしてくれた人に似顔絵をプリンとしたTシャツを配っている、というのがあって、早速、カンパしてTシャツを手に入れました!というメールもありました。
移民の国アメリカとは、外国人からの寄付を制限するという発想の土台がそもそも違うのでしょう。

何十年も日本で暮らしている在日一般人の心は踏みにじっても可、なのでしょうか。
金額制限するとか、法の中身も要改正かもしれません。

そして、何よりも、政局での右往左往を脱却して、課題難題の解決に取り組んでいってもらいたいものです。

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リビアがなかなか大変です。

2011-03-03 11:54:12 | 社会問題
かつてと違って、今はソ連もなく、アメリカは派兵してイラクの二の舞にはなりたくないのでしょう。
カダフィー大佐は他国からの内政干渉があると、血の海になるといっているとか。

リビアという国は、第2次世界大戦後の51年にイタリアから独立した国。その王制国家に、60年代にカダフィー大佐がクーデターを起こし政権を奪還したのだという。
今、カダフィー大佐が失脚したら、憲法も議会もないリビアの700万人の民はどうなるのだろう。王制に戻ることを求めているのでもなく、植民地を望むわけでもなく、新たな国造りをすることになるのだろう。
植民地で宗主国が支配していた以前のかの地はどうだったのだろうか。
国という概念はなくて、いくつかの部族があって、自分の勢力がいきわたる範囲を制圧していた、というものではなかったろうか。
部族と部族間は、生死を賭けた諍いをすることもあったでしょう。
でも、その「諍い」といっても、武器は弓矢や斧程度のもの、お互い傷つくといっても、今とは程度が違います。
鉄でできた武器が入ってきてから、そう日本に西洋の鉄砲が入ってきたのは16世紀だから、ヨーロッパに近いリビアあたりは、もっと早くから武器に馴染んだのかもしれません。
部族同士の争いにも、富の差により武器の調達に差ができ、力の大小の差が大きくなる。
工業が進んだ西ヨーロッパは、どんどん武器を輸出して富を得ていたのだろう。そうあのヨーロッパの立派な建物群が造られていった、ということにつながるのだろうな、と勝手に想像してしまう。

カダフィー側は治安部隊や傭兵に武器と日当を渡して、包囲網を築いている。
その武器、武器を売った業者はいるのです。リビア製ではないでしょうから。

カダフィー一族の資産を凍結した、という報道も聞かれる。
武器購入の資金源にならないように、と。
武器商人って、こんな時に富を築くのだろうなー、古来から。

血の海にはなってほしくない。そう願って見守っているだろう、多くの人の中の一人です。
コメント (2)
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