北小岩・甲和亭(コロナにて閉鎖中)
お茶会や集会など地域のくつろぎの場として
小岩公園内に昭和56年11月3日に開設された数寄屋造りの純日本風建築です。
甲和の名は、奈良東大寺正倉院に保存されてきた戸籍から、
この地に甲和という村があったことに由来します。
入り口です。
亭内の庭の佇まい
いろいろ調べてみると、大正時代に北原白秋は北小岩で暮らしていたそうです。この歌は、北小岩で詠んだ歌です。
白秋の命日(11月2日)には歌碑のそばにある「甲和亭」で朗読会があるそうです。
力石
力だめし,力比べをする石。 一般に卵形の自然石で,日本全国に分布する。
持上げた記念として姓名や重量などをその石に刻んで神社に奉納するならわしがあった。
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付 録
1916年(大正5年)7月、30代前半だった白秋は当時の小岩村大字三谷(現江戸川区北小岩8)で家を借り、1年間を過ごした。
貧しかったが、スズメや愛犬と戯れるなどした日々について、白秋は後に「尊い時間」と振り返っている。
白秋は、「紫烟草舎しえんそうしゃ」 と名付けた住まいで同名の結社を興し、詩歌雑誌「烟草たばこの花」を創刊。
小岩に住んだ期間は短かったが、さらなる活躍を支える原点となった
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