親の命日、ふるさとへ向う
都会の墓地と違いとても広い
☆ 寺水や 汲みて温もり 墓参かな
宮内庁勤務の女官が寄贈されたマリヤ像、
皇太子が生まれたとき取り上げた方・・・とか。
梅の古木がとてもきれいだった・・・。
父親の墓石、S・13年没
Y夫とともに花を手向ける
先祖代々の墓石
ふるさとの山々から雪が消えるころが、お袋の命日。
仕事の合間を縫って墓参に出かけた。
父親は私が生まれた翌年に亡くなっているのでまったく記憶がない。
お袋は若きときなくしたので、朝は早くから夜は遅くまで夜なべして苦労した。
百姓の女で一つの子育て(3人)は、いま思うと大変なことだった。
故郷の山は包み込むように温かく迎えてくれた。
参道、石段、石仏・・・何を見ても蘇る幼き日の記憶。
高台にある山寺から一望できるふるさとを眺めた。
どっしりと構えて淀みなかった。
ふるさとはありがたきかな。
(3月5日墓参)