7年間も音信不通だった夫ユンギョムが自分を見かけてもそのまま立ち去った事にショックを受けながらも、捕まったスンフィを助ける為に彼の元に向かうテヨン。
両班の息子の地位を捨て、彼女との思い出を朗読劇にして各地を回る芸人となったスンフィにとって、テヨンことクドクとの思い出ではなにものにも代えがたい。その大事は小説を盗まれ、更に下世話に改編された事で激怒したスンフィは盗んだ男の舞台に乗り込み逮捕されていたのだ。
盗まれた本が手元になくとも、その本を一言一句替える事なく書き進めた事で、小説を盗まれた事を証明するスンフィ。そして父とは縁を切ったと実父の口添えを拒むスンフィを思い、こっそりと彼の父親に連絡していたテヨン。苦労人のテヨンのこんな気遣いが心にしみるからこそスンフィも彼女を忘れられないのだろう。しかし「何もかも捨てられる」というスンフィの元を黙って立ち去るテヨン。(ここはあっさり立ち去るのか・・展開が早い。決断が速いといっても、ここがドラマの肝。ここの部分はなかなか決断がつかないのは当然か・・・)
******
夫のユンギョムが戻ってこない事を確信しながらも、ユンギョムの弟デギョムの結婚を無事に執り行うテヨンだが、デギョムの妻になったミリョンは、テヨンを逆恨みする母の為、周到に用意してデギョムに近づていたのだ。ペギを殺害する指示を出した事でお家取り潰しになった事でテヨンを逆恨み、娘の将来を棒に振ってまで復讐しようとしていたのだ。テヨンがキチンと弁護すればするほど、彼女の周りに必要以上の波風が吹き荒れ、一つ解決すれば又一つ降って湧いて来るのだ。
改心するものもいれば、益々テヨンを逆恨みする者もおり。寡婦は3年の喪に服さねばならない事から、彼女の活躍を快く思わない輩が似ても似つかないテヨンの夫の死体を準備し、彼女を社会的に亡き者にしようとたくらむのだ。
自分を育ててくれた姉テヨンの為に、清にまで出向き、兄ユギョムを探し出すデギョムだが。。。
******
テヨンの足を引っ張ろうとする輩が、次から次へと登場しすぎだ。彼女が封印した名前であるウジ虫(クドク)のように次々と降りかかる困難。